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*月*日
  『***』を観ました。 ←お喋りしている日が 鑑賞日とは限りません。
 ネタバレしていることが多いので、お気をつけください。


12月31日
今年はどれくらい映画を観たのかな〜と思ってココ↓↓に書いたタイトルの数を数えてみたら55作品でした。劇場鑑賞はこのサイト始まって以来変わらずに限られた作品だけですが、以前と違ってきたのは レンタルではなくほとんどがTV録画で観るようになったことです。どんな作品がいつから?内容は?とチェックしてこれが観たいあれが観たいと選んでレンタル屋さんに出かけて行ってたのに、内容やキャストのチェックもほとんどせずに番組表を眺めてなんとなく録画したのを観るってパターンになってます。
なんだかね〜〜〜 
ここで今年UKIUKIのモットーになった”ポジティブ・シンキングや!”(笑)
レンタル屋さんでは手を伸ばすことはないな〜って作品も観るようになって、やっぱり苦手や〜というのもあるし 観終わって感激の高揚感に浸ることも正直以前ほど無いけど、でも意外に楽しめたのもある!ってこと。 現実での自分のテリトリーにない世界を覗くのが映画のひとつの魅力だと思うので、無防備にあやふやにいろんな世界を覗いてみるのも まぁいっか〜。。。
年間55作品って以前よりは少なくなったかと思いますけど、でもココに書いた以上に何度もリピートしたお気に入り映画『アンダルシア 女神の報復』や ココには書かなかったけど久しぶりにリピートした過去作もけっこうあって、今のUKIUKIとしては自分なりに楽しんでたのかな。
まぁこれは以前からずぅ〜っとこのサイトったら〜 きっとね・・
人さまに読んでよかったと思っていただけるようなCommentも書けてないのに、
覗きにいらしてくださった皆さま この一年間どうも有り難うございました。

12月27日
突然PCが起動しなくなり、修理に出してたのがやっと戻ってきました。 だいぶ前になるけど その間に観てたのは・・・
『ケープ・フィアー』('91)自分の弁護をちゃんとしなかった弁護士への復讐に執念の火を燃やすマックス(デ・ニーロ)怖ろしや〜!

『奇跡のシンフォニー』('07) とってもよかったけど、ラストが・・えっ、そこまでですか〜!

『ラスト・アサシン』('11)フランス映画といったらUKIUKIは「レオン」からでした。これもそんなジャンルですね〜。

『ヤギと男と男と壁』('09) 米軍極秘部隊だったという超能力特殊部隊の実態を描くブラック・コメディでした。ジョージ・クルーニーはじめ豪華キャストです。ユアン・マクレガーも・・ あら〜ジェダイですか〜アハハ!

12月3日
なんとなく録画しちゃった『やさしい嘘と贈り物』('08)を観ました。
孤独な老人ロバート(マーティン・ランドー)とお向いに越してきたメアリー(エレン・バースティン)は出逢った瞬間に心惹かれて・・・、熟年二人の初々しいまでの恋が描かれていくけど、ロバートの意識が混濁しているような様子だったり、メアリーの様子などもどこか変だったり・・・。
運命の人だったんですね。永遠の愛、素敵な家族愛の物語でした。

11月22日
『ノルウェイの森』('10)つい観てしまいました。UKIUKIには何が足りないんでしょう。。。小説を読んだときもそうだったけど、いいとか悪いとか 好きとか嫌いとかじゃなく、この作品が何を伝えよう?としてるのか、何を心に受けとめればいいのか、分からないんです。。。

11月21日
久しぶりにTV録画して、映画観てました。

『十三人の刺客』('10)江戸時代末期、目に余る蛮行を繰り返す将軍 家慶の弟 明石藩主の松平斉韶(稲垣吾郎)が近く老中になると決まって、そうなっては幕府の危機と老中 土井利位(平幹二朗)は御目付 島田新左衛門(役所広司)に斉韶暗殺の密命を下す。新左衛門が彼の下に集まった者たちと共に総勢十三人で、300人を超える明石軍勢を相手に壮絶な戦いに臨む姿を描いてます。
三池崇史監督らしい戦いシーンだと思いました。豪華キャスト陣が宣伝されてたと思うけど、それぞれがそんなに魅力を発揮されていたのかどうか、そんなことより とにかくできる限り生き残り相手を倒すという殺陣の型にこだわらないような ある意味リアルなのかと思われる なりふり構わぬ戦いシーンがこれでもかこれでもかと続いていたことの方に印象が残りました。そしてそれでも呆気なく かなり剣術の腕前ありそうな者も 強そうな者も 身のこなし良い者も次々と死んでいくんですよね。
それにしても狂気に満ちた変人に見事にハマっていた稲垣吾郎の憎たらしい斉韶と、たとえどんな君主でも逆らわずに仕えて守り抜くのが武士の道と揺るがなかった鬼頭半兵衛(市村正親)は存在感ありました。
最後に生き残ったのは・・そしてラストへ・・あぁ〜着地はそこだったんですね。血生臭く悲惨な内容とのギャップで、心地よくなのか? ホッとさせられた一瞬に戸惑ってます。

『食べて、祈って、恋をして』('10)NYでジャーナリストしてたリズ・ギルバート(ジュリア・ロバーツ)は、夫と離婚し 新たな恋人とも上手くいかず、心機一転イタリア、インド、インドネシア・バリ島を巡るひとり旅に出ます。
ちょっとした価値観の違い? なんとなく人生めざす方向の違いを感じた? 夫の愛情も人格も今まで築いてきた生活も特に問題はなさそうで、”どこか満たされない・・”なんてそんなんで離婚するならUKIUKIとっくに離婚してなくちゃ・・って、それにそんな一人旅に出るんなら 経済的に困るわけでもなさそうなんだから 夫の願いを応援してあげてもよかったのに・・とかって気がしつつ観ていたので、なんとな〜くリズの旅先での気分に一緒に浸れず、でもまぁ映画だからね〜と距離感もって眺めてたわ〜。。。

『乱暴と待機』('10)これ昨年の作品なんですね、公開されてるの知りませんでした。
古びた集合住宅で四人の男女が繰広げるブラックなユーモアが散在する奇妙なラブストーリー。緒川奈々瀬(美波)は山根英則(浅野忠信)を 兄弟でもないのに”お兄ちゃん”と呼び一緒に暮らしていた。ある日近所に番上貴男(山田孝之)と妊娠中の妻あずさ(小池栄子)が越してきたことで、微妙なバランスが崩されていく。
世の中いろんな人いるよね〜ってリアルに感じることもたまにあるから、 こんな風変わりな生き方してる人たちの映画も ふぅ〜んって眺めて、まぁこれって彼らの本心が見所なんでしょうね〜と思いつつ、でも観ていてあんまりおもしろくもないね。あずさの奈々瀬へのイラつく気分は 分かるな〜。男って感覚違うんよね〜。

『ベスト・キッド』('10)ちょっとあんまり好みじゃないかな〜なんて思ってたんですけど、わぁ〜〜〜良かった!! そしてカンフー凄い!! ドレ・パーカー(ジェイデン・スミス)のカンフー上達&成長していくところも、師匠役のジャッキー・チェンの佇まいも。悪役少年のカンフー&憎たらしさも上手かったわけで、でもそんな悪役にも救いのあるラストが出来過ぎ感はあるけどいいんさ〜! とっても気持ちよくって、エンドロールには微笑ましいオマケもあったしね、スッキリ観終えました。

『SPACE BATTLESHIP ヤマト』('10)今どきのCG使うとこんな映像になるんや〜と まぁそれはよかったけど、思うところあれこれで、いちいち言い出してもキリがないかな・・もういいや〜って気分。。。

『雷桜』('10)映画のチェックが本当に恥ずかしながら疎かで、これも昨年公開されてるの知らずにいました。なので番組表眺めててなんとなく雰囲気で、内容もキャストさんたちも知らずに録画しました。
でも観始めたら おもしろくて、江戸時代の孤独な若殿様 清水斉道(岡田将生)と、さらわれて山の中で育てられた雷=庄屋の娘 遊(蒼井優)に芽生えた身分を越えた純愛物語なんだけど、それぞれにとっての人生の物語でもあって、斉道の愛に見放された生い立ちから今の彼に残る心の痛みが堪らなく切なくて、雷の生い立ちも衝撃的で 家に戻った彼女が遊としてどう生きていけるのか 彼女にとっての幸せがどこにあるのか、心を揺さぶられることあれこれで これいいな〜って思えて、この先どうなるんかな〜って見入ってました。遊の兄で、次男なのでお城に奉公に上がったのか あることがきっかけになり斉道の家臣にまでなった瀬田助次郎(小出恵介)が とってもいい存在感でした。
終盤ちょっと展開の無理やり感?があったかな〜。あんなに斉道や遊に頑張らせなくてよかった気がしました。切なさが かえってしぼんでいっちゃった。ラストはそのうちに読めちゃった通りだったね。まっいいんやけどね。この映画、UKIUKIは楽しめました!

11月10日
わっ・・過去最長かも・・・2ヶ月ぶり〜!
ドラマのダビングしながら 始まった映画を何気に観始めました。『イントゥー・ザ・ブルー2』('09)えっ!ホノルルやん。見覚えある景色と海。ダイビングしてる〜。カメたちも〜。この前一緒に泳いだカメさんかも?なんてね。でも内容は、そんな長閑なもんじゃなく、ヤバ〜イ。 財宝ねらいで沈船発見を夢見るダイバーたちが、海中に投棄され不法に持ち込まれようとしている核爆弾の引き揚げに巻き込まれるのでした。
お国柄の違いはあるけど、「彼女が水着にきがえたら」をつい思い出してしまうようなところも・・・。UKIUKIったらね〜(笑)
ちなみに”1”は、カリブを舞台に違うキャストでよく似た?お話みたい。

9月8日
『悪人』('10)を観ました。ずいぶん前だったんですけど、ほとんど感情を揺らすことなくただ見てしまい、何て書けばいいのかな〜って思いながら今になってしまいました。別にどこが嫌とか もちろん批判をする気もありませんけど、気持ちが近づけなかったです。
登場人物がリアルにその人に観えたのは、石橋佳乃(満島ひかり)と増尾圭吾(岡田将生)で、見事にほんとムカつく人物でした。なんか他の登場人物って、プロモーションとかで俳優さんが役に成りきったお話されてたの聞いたり、いろんな賞を受賞されたりしてて、逆に役を演じているって目で見ちゃって、UKIUKIは作品の世界に入れず自爆しちゃったのかな。
そんなだからか、ず〜っと以前洋画ばっかり観てて、理屈もなんにも無いんだけど邦画はシーンの切り替わりに違和感があるな〜なんて勝手に思っていた頃のあの感じもありました。

8月26日
『白夜行』('10) 原作もドラマも宣伝映像も見てなくて、いきなりこの映画を観ました。その真相は衝撃的やったわ。重い・・ていうか酷い、でもあの秘密の延長線上にあったのは二人にとって何だったのか。。。心の疼きが残るラストは東野圭吾らしいと思いました。

8月3日
『バイオハザードIV アフターライフ』('10)これもちょっと前に観てたっけ。。。まぁ何も考えずに観ちゃうに限るっていう映画だと思ってます。斬新さや感動は正直あんまりないけど、一度は観ておきたかったから単純にただ観てOKで〜す。スクリーンでは3Dで楽しめたのね。まぁそんなシーンがあちこちに・・、でも気にしないでTVでいいやって思いました。ミラ・ジョヴォヴィッチのアクションは安心して観ていられるって感じ。

7月28日
『ソルト』('10)ちょっと前に観ました。なんかこれ、家族が何やら他作品と勘違いして録画したらしく、UKIUKIもこんなサイト続けておきながらほとんどの映画ノーチェックの日々でジャンルも内容もキャストも全く知らないまま、消去する前に ちょこっと好奇心で初めだけでも覗いてみようかと・・・。そしたらラストまで一気に観ちゃいました〜!
スパイのお話はUKIUKIのツボなんですよね〜! しかも二重スパイ・・なんだけど、それだけじゃなく捻りが出てきます。それで益々おもしろかった〜!!!
CIA分析官でありながらロシアとの二重スパイの容疑をかけられてからのイヴリン・ソルト(アンジェリナ・ジョリー)の行動やその行動をとっていく選択は、よくよく考えてみたらスパイの能力だけに頼ったものではなく鋭い状況判断と感情もそこにあったわけで、作品としては綿密に練られた展開だったと思いました。そして観ているぶんには、カーアクションやら銃撃、爆破、もちろんアンジーってことで生身のアクションも超人的っていうのではなく違和感無く観えて凄い! 見応えある映像満載でした。

7月20日
『インセプション』('10)観ました。
他人の夢の中に潜入してアイデアを盗み出す企業スパイのコブ(レオナルド・ディカプリオ)は、サイトー(渡辺謙)って男からいつもと違ってターゲットの潜在意識にアイデアを植え付ける“インセプション”の依頼を受けた!というSFクライムアクション。コブは仲間とスペシャリスト集団を作って、ターゲット ロバートの夢の中に潜入するが・・・。なんだかUKIUKIの好きなジャンルっぽい。でもね〜・・・
今居るところが夢か現実か分からなくなる・・って要素はあるけど、それでうやむやに話が進んでいくっていうよりは、そもそも夢への出入りが人為的に行われ、夢が三層構造になっていたり、その出入りや時間の進み方などに法則があったりと、すごく考えて作られた感のある作品でした。それでも観ているUKIUKIは、正直消化不良だったかも。
そしてあれあれ?途中から、あっもしかして最初っからか・・コブの個人的な家族のドラマが中心になってるみたいになって、ちょっとガッカリ。そんなのは ほどほどにしといて、例えば他にも同じターゲットを狙ってるグループがあるとか、ターゲットが一筋縄ではいかなくて反撃してくるとか、それでもこのロバートへの”インセプション”ミッションをやってのけるプロの仕事をタップリ観せてくれるような内容がよかったな〜。それにはサイトーの依頼内容とかターゲットとしてのロバートの価値を、もっと上げといてほしかったけど・・・。そうなったら別モノになっちゃうかしら。。。

7月18日
『大奥』('10)観ました。おもしろかった〜!!
男女逆転の設定にオープニングから無理なく入れました。そして分かりやすい物語。変になりそうなのに変じゃなく、キモチワル〜イかな?って男達も嫌な感じじゃなく、キャストさんたちが登場人物それぞれに見事にハマってました。
ニノは かっこよかったよ。水野祐之進(二宮和也)と 叶わぬ恋の相手 幼なじみのお信(堀北真希)が出てくると、涙がぽろぽろ出ちゃった。UKIUKIの乙女心が刺激されちゃうのね(爆)

6月30日
待ちに待っていた『アンダルシア 女神の報復』('11) 公開初日(25日)に2回観て、昨日3回目を観ました。スペインの景色の中で、アクションありサスペンスありの人間ドラマが繰広げられています。微妙なニュアンスや伏線など、見る度に楽しめる要素がいろいろあります。UKIUKIのお気に入りはもちろん・・インターポール捜査官 神足誠(伊藤英明)で〜す! また観た〜〜〜い!!
(→My Comment、UPしてます)

6月17日
『笑う警官』('09)ちょっと前に観て、あれっなんとなくの印象しか残ってないみたい。。。「警官の血」を読んでドラマを観てどちらもすごくおもしろかったので、佐々木譲さんの他の作品を読みたくて「笑う警官」を読みました。そしたらこれも映画になる?なってる?と知っていつか観たいと思ってました。
ついついあらすじを思い出しよく分かるっていうのもあるし、また あれぇ〜こんなだったかな〜とか思いながら観てました。ちょっとキャスティングがイメージと違ってる方がいらしたりですし、でもまぁ映画は映画で楽しみたいんですけど、なんていうか原作を読んでたときの あのドキドキとした緊迫感が映画にはなかったような気がするんですよね〜。

6月4日
『ロストクライム -閃光-』('10)三億円強奪事件が30年余りの時を経て新展開! 事件をベースに、その真実は警察組織の闇に潜んでいた!という物語になってました。昭和の匂いがする刑事モノやったわ〜。UKIUKIは子供のときから刑事モノ好きなんです(笑)

5月29日
『アリス・イン・ワンダーランド』('10)も録画発見! それで観てみよっかなと。なんとなくUKIUKIにはあんまりかな〜と思っていた映画です。やっぱりなんていうか・・楽しみどころがあんまり分からなかったよぉ。。。

5月24日
先日お友達にメールを頂きました。今やUKIUKI(たち?)にとっては伊藤英明さんのちょこっと出演作な位置づけとなっている『秘密』のハリウッドリメイク版・・しかもお父さん(小林薫)役はXファイルのDavid Duchovny(←ここ重要! 笑)・・がレンタルされてるのを見つけてくださったんです〜!!
タイトルはまんま『秘密 The Secret』('06)・・その『The Secret』すごく観たかったんです。いつの間に出てたんや〜?! ってことで、感謝感激!! ありがとうございました〜っっっ♪

さて、UKIUKIが『秘密』を観たのは実は邦画にほとんど興味も無かった頃だったと思うし、伊藤さんのファンになるよりも前でした。DDがリメイク版でお父さん役をするという情報があって、じゃあ観とかないとね!ってことで小林薫さんのお父さんに注目して観たんです。その後 伊藤さんの過去作に『秘密』があると知ったとき、え〜っどこに出てたん?どんな役??と全く記憶に無くて、若っき伊藤さんを見つけるために観直したもんです。ところが、DDの『The Secret』は待てど暮らせど音沙汰なく、まぁUKIUKIのアンテナでは いつ公開されてたのやら いつ日本に届くのやらって情報が見つけられなかったということなんですけど、いつの頃からかもう諦めちゃってたんです。またこれに限らず もうずっとDD関連のチェックはあんまりしなくなり、最近では洋画やレンタルのチェックもほとんどしてなく、それどころかレンテル屋さんにもう何ヶ月も足を踏み入れてなかったような気がする。。。

それでやっと観たんです。あらぁ〜〜〜 いいやん♪ すごくいい♪
(→My Comment、UPしてます)

5月23日
『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』('10)の録画発見! 自分では番組チェックできてなかったな〜。いつか観たいと思ってたので よかったわ。
あのバタバタと大いなる勘違いと、和久さんの存在感!!って印象でした。シリーズ10年以上のお馴染みさんたち総出演かな。またニューフェイスも加わって、変わらない可笑しさっていうか、あの何かにつけてプスッ、プスッと空気を抜くような・・・事件は違っても おんなじや〜と思いながら楽しみました。

5月13日
もう観て何日も経つのに、↓↓↓書きそびれてるんですよね〜。。。
『ヤング ブラック・ジャック』('11)、「ブラック・ジャック」ってタイトルは知ってました、闇医者でしょ!ってだけで これ観ました。彼 間時生(岡田将生)がそうなった経緯を少年からに逆のぼって描いていました。なんていうか、ふつうにヒューマンドラマでした〜!!

『事件』('78)、いつの間にか・・たぶん間違って?録画されてて観ちゃった。気づけば法廷映画なんだけど、ある刺殺事件を紐解いていくと、幼なじみの3人・・一人の青年(永島敏行)を愛してしまった二人姉妹(松坂慶子と大竹しのぶ)の恋模様が見えてきました。それにしても、青年おとなしそうだけどズルイんじゃない?! ろくでなしな男(渡瀬恒彦)もズルイけど、裏表はないよね。

『てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜』('10)は、実話を元にした映画です。別話ですが実話を元にしたドラマも始まってますね。どちらも前例が無いことを成し遂げていくって物語。そういうことって、実際問題大変や〜! 特に専門家って人たちが後押してくれるんじゃなく障害に・・いえ好意的に考えれば転ばぬ先の杖ってことで憂慮なさるんですよね。それでも夢を諦めずに自分がこれをやらなければ!ってことに真っ直ぐな気持ちが、時に迷い立ち止まり後ろを向きそうになりながらも周りに支えられてまた前を向き進んでいく・・・。観ていて引き込まれます。
この映画は、沖縄で珊瑚の再生のために、世界で初めて養殖サンゴを移植して産卵させるまで成し遂げた金城浩二さんの実話をモデルに、 金城健司(岡村隆史)が妻の由莉(松雪泰子)や仲間たちに支えられて夢を実現していく物語になっています。海を愛する健司の気持ちに幼い時から共感していた由莉が一貫して彼と夢を共有していたので、安心して観ていける物語でした。いろんな思惑を持った人物も現れ、行きつ戻りつしながらも、友人や周囲の人たちが健司の真っ直ぐな思いにだんだん寄り添っていって応援していくようになっていったからよかったです。映画としては、UKIUKIには嫌だな〜と思う部分もありました。でもまぁ いいや! 海中の景色も楽しめたしね。

4月27日
『シャッター アイランド』('09)誰かが録画してた〜。タイトルはちょこちょこ目にしてたし、ディカプリオが出てるらしい。ってことで内容チェックせずに便乗しました。
どう転ぶかわからないような危なっかしい空気に満ちた展開にドキドキしながら、ラストに導かれました。何気に支離滅裂な感じがしてたのも、巧妙な伏線になってたのか・・。ラストには何気にショックと悲しみで、ちょっと複雑な心境になってしまいました。
彼・・なんて呼ぼう?テディかな(レオナルド・ディカプリオ)は、映像に映っていた最後まで実は正気だったと思えてなりません。自分自身の恐ろしさと耐えがたい悲しみから逃れる選択を自ら下したのではないでしょうか。あの瞬間・・そのことにチャック(マーク・ラファロ)は気づいたけど、テディの思いを尊重して見送ったような気がしました。振り返れば あの恐ろしげな島の施設でずっと疑心暗鬼に眺めてきた人物たちにも、何ていうか ある意味人間愛や良心があったのか・・とも思えて、不思議な気分が残りました。リピートしたいような・・、でもまた観るのはしんどいな。

4月22日
だい〜ぶ前になるけど、以前と違って新作映画どころかUKIUKIとしてはターゲットだったレンタル映画のチェックもほとんどしなくなっちゃってるので、今どんな映画あるんかな?って話してたとき『マイレージ、マイライフ』('09)観たよ!おもしろかった!って聞いてました。でもね〜レンタル屋さんにも行ってないし、今頃またTV録画で観ちゃった。
人間関係も含めて煩わしいことを背負わないっていうのをモットーにして人生を送ってきたライアン・ビンガム(ジョージ・クルーニー)が、人との繋がりの大切さに気づいていく!!っていうお話でした。
企業の依頼でリストラ対象者への解雇通告を請け負う会社で リストラ宣告人の仕事をしています。ありゃ〜そんなのが本当にあるの?! 一年のほとんどが出張でホテル暮らしという、そんなライアンの移動っぷりや 仕事っぷりには見入ってしまいます。そして出張先で出会った女性とは後腐れなく関係を楽しむはずだったし、家族とも音信不通ではないけど距離を置いてました。とりあえずマイレージを1000万マイル貯めることを人生目標にして、これもなんの煩わしさも伴わない。そんな彼が、出張を廃止してネットでの解雇通告を提案してきた新入社員の教育係になってしまいます。
ライアンって相当割り切っているふうでいて、血も涙もないって人物ではないんですよね。リストラ宣告をマニュアルだけでこなしてるというのでもないっていうのが、何気にわかってくるんです。っていうか、けっこう面白さが滲み出てるキャラだったりしますし。ライアンって人物像の描き方が絶妙だと思いました。全く結婚願望もないはずの彼が、妹との結婚式ドタキャンの新郎への説得のくだりには 思わず笑ってしまいました。”副操縦士”だったかの表現は興ざめ、もっとロマンチックにしてほしかったわ〜。その前がいいね、でもそれって自分の内なる心境ちゃうん?!(笑)と・・まぁそれで上手く展開していきましたねぇ。

4月15日
タイトルの印象と、TVスポットだったか映画誌をパラパラとしたときの一瞬だったか阿部サダヲさんなのねっていうの以外 内容などほとんど知らなかったんさ〜『なくもんか』('09)、今まで阿部さんのノリが何気にちょっと苦手に感じるときもあり どうしよっかな〜と思いつつ、でもなんとなくどんなかな〜と気になってた作品だったので、TV録画で観ました。
”これは泣ける喜劇か!? 笑える悲劇か!? ”がキャッチコピー?! 放送では本編前に ”笑って泣ける家族の物語”と。うん、そういう映画でした。阿部さんのノリや笑顔が内容と上手く絡んで、UKIUKI感覚としてもこの作品では苦手じゃなかったし、登場人物それぞれにいい味が出てるし、ほんといっぱい泣いちゃいました。エンドロール見てたら、監督はUKIUKIとしては「252」の水田伸生さんで 脚本が宮藤官九郎さん、あっ「ぼくの魔法使い」も思い出しちゃうわ(笑) それより「舞妓 Haaaan!!!」でしょうか。
それはともかく、134分の作品なのにCM入って115分になってる地上波番組。ストーリーは追えるけど、あそこいいのよね〜ってシーンもバッサバッサとカットしちゃういつもの見事さ???(汗;) ラストの大介お兄ちゃんほったらかしには、えぇ〜〜〜って思ったけど、きっとカットされた?のかな〜。。。これでこの作品を観たことにしちゃうのは いかがなものか・・と思うけど、まっいっか〜 エヘヘ。

同じくTV録画鑑賞で『交渉人 THE MOVIE タイムリミット 高度10,000mの頭脳戦』('10)、TVドラマはちょこっと観たことあったかな、なので登場人物とか雰囲気は何気に知ってました。何かにつけて都合よく・・ツッコミどころ満載なんですけど、まっUKIUKIはあんまり気にしないタイプですから、でもね〜終盤ありゃ〜それはないんじゃない!?と突っ込まずにはいられないことだらけ。事件そのものは もうちょい深く掘り下げてもいいかなって おもしろい物語を さらっと描いといて、主人公の活躍を観せる!という展開。そんなこんなもひっくるめてエンターテイメントだもんね、って気分で楽しみました。

4月4日
どうってことない話なんですけど、UKIUKIにはちょっとした驚きとインパクト!で、恥ずかしながら、知らなかった〜。。。
それは ”イスファハン”・・初めて耳にした時から印象に残る響きで、その後何度もリピートしましたからしっかり記憶に残ってました。でも架空のテロ組織の名称としか思ってませんでした。(「THE X-FILES」SEASON 1 File No.05影SHADOWS )また今頃そんな古い話題なんて・・アハハ♪ そしたら昨夜 何気なくつけたTVで、これまたすごい印象的な街の映像が映っていてナレーションを聞いていると、えっ!イスファハン・・なんとその実在する街の名前でした!!(架空であっても失礼な〜って思ってしまいましたが・・)
イスファハンは16世紀末に砂漠のオアシスに作られたイランの都市。当時「イスファハンは世界の半分」と言われていたそうで、何もかもが揃った街で繁栄していたそうです。街全体もですし、ユネスコにより世界遺産に登録されているというイマーム広場やイマーム・モスクも、なんていうか人工的な美しさが凄〜いです!

3月31日
震災前に観てそのままになってました。Commentはパスで・・・
『GANTZ』('11)娘のおつき合いで観に行きました。キャストさん引力ですね。UKIUKIもちょっと観てみたいキャストさんたちではありましたが、まさか劇場鑑賞するとは・・。また佐藤信介監督っていうので、どんなかな〜って。「修羅雪姫」('01 監督/脚本)、「LOVE SONG」('01 監督/脚本 ?)ですもんね。他 UKIUKIが観たのは 「いぬのえいが」 ('04 監督/脚本 ?) 、「春の雪」('05 脚本 ?)、 「県庁の星」 ('06脚本)もでした。

『人間失格』('10)こういうお話だったのか〜と眺めていた感じで、UKIUKIの感情は動かなかったような・・。

3月20日
東日本大震災の被災者の皆様、その被害の辛さはもとより今なお大変なご苦労の渦中でいらっしゃいますことに 心よりお見舞い申し上げます。また、この災害によりお亡くなりになりました方々のご冥福を 心よりお祈り申し上げます。

被災地区及び周辺地域や全国各地で 被災者の皆様への支援や被災地の復旧・復興に向けて活動されてる皆様、福島原発で危機回避のために戦っておられる皆様、ありがとうございます。どうか充分にお気をつけて、よろしくお願い致します。
私は被災地に対して直接はなかなか何もできないけれど、自分の日常をしっかりやっていくなかで 自分に出来ることを少しずつやっていこうと思っています。今は節電に心がけ、ガソリンをなるべく使わないようにして、急がない個人的な品物の発送を控えて、機会があれば出来る範囲で寄付をさせてもらったりしています。この辺りはスーパーでの買い占めもなく(ペットボトルの水だけは入荷がないようでしたが・・)、ガソリンも値段は上がってますがいつものように入れられます。

3月5日
『ハート・ロッカー』('08)を観ました。
一瞬先に何が起こるか分からない状況・・・敵と味方に分かれての戦闘とはまた違って、爆弾処理そのものの危険だけでなく市街地での爆弾処理は見物人の中にもテロリストがいるかもわからない、爆弾のスイッチが押されることもある。テロの脅威にさらされているイラクのバグダッド、アメリカ軍爆発物処理班の男たちの物語。殉職者に代わってやってきた新リーダーのワンマンぶりで、チームに動揺が生まれ一気に危うさが高まります。もの凄い緊張感とストレス!!
突然現れた人のお腹に巻かれた時限爆弾を解除しようとして間に合わず、何度も何度もsoryを繰り返してその場を離れる隊員がすごく印象に残りました。
観ていて心身共にすごく疲れてしまって、なんだかそれから胃がシクシクしています。

3月4日
『イングロリアス・バスターズ』('09)を観ました。
第二次大戦末期のフランスを舞台にした、ナチスへの復讐劇。それはヒトラーほかナチス高官が一同に集結するというチャンスを得て、虐殺の生き残り女性による復讐と、ユダヤ系アメリカ人で組織されたナチス虐殺の特殊部隊による作戦が、同時に合体したかたちで繰り広げられることになります。
初めから終わりまで ずーっと緊張感があって見入ってしまいました。なんていうか、映画を観てる〜!!って感覚がすごくしました。構成や映像にメリハリがあって、物語の展開が分かりやすいし退屈しません。目を背けたくなるシーンがあちこちにあるのはまあクエンティン・タランティーノ監督ですから。さて、凄まじい復讐劇の裏側で、あら〜取引きが成立しちゃった。ラストの瞬間は後味よくないんですけど、この物語はどんなふうに結末を迎えても後味はよくならないだろうとも思います。

3月2日
『しあわせの隠れ場所』('09)を観ました。
父は去り母とは引き離されて劣悪な境遇で育った黒人少年マイケル(クィントン・アーロン)が、ある凍てつく真冬の夜にTシャツ半パン姿でひとり歩いているのを、裕福な白人家庭の夫人リー・アン・テューイ(サンドラ・ブロック)は見過ごせなかった。
なんか、とってもよかった〜。。。出来過ぎじゃん!って思うような物語だけど、実話だというのですからいいです。もちろん映画的な演出されてるでしょうし、斜めに眺めれば偽善やら何やら見え方が違ってくるのでしょうけど、UKIUKIはすっかりそんなこと思いつかずに単純にいい気持ちになって観てました〜。

2月18日
なんとな〜く・・なイメージは、だいたいそんな感じだったのふたつ↓↓
『噂のモーガン夫妻』('09)
敏腕弁護士のポール・モーガン(ヒュー・グラント)と 不動産会社社長のメリル・モーガン(サラ・ジェシカ・パーカー)夫妻は、NYマンハッタンで成功してる理想のカップルだった。なのにポールの浮気が原因で別居中、離婚の危機を迎えています。ある日ポールは関係修復を願ってメリルと会いますが、メリルはどうしても許せません。ところがその帰り道、二人は偶然殺人事件に遭遇、犯人と顔を合わせてしまったことから、証人保護プログラムを受けさせられることになります。マンハッタンの生活や人間関係を全て置き去りにして、連れて行かれた先はワイオミングの片田舎。住民達と触れ合いながら、二人はお互い向き合う時間を持つことになります。
証人保護プログラム、おもしろいね〜。って、本当は命の危険があるわけでドキドキでピリピリした緊張感があるはずなんでしょうけど、この二人は自分たちの問題と勝手の違う田舎でのカルチャーショックとでそれどころじゃないの。可笑しいわ〜! っで、んっ?ロマコメお決まりな展開だったりする! こういう映画は心の要領を良くも悪くも占領されることなく、感情はちょこっと刺激されるけど気軽に観られます。なので単純に楽しめました〜。

『サヨナライツカ』('09)
航空会社で将来を期待されてるエリート東垣内豊(西島秀俊)は、婚約者の尋末光子(石田ゆり子)を日本に残してバンコクに赴任してきた。そこで高級ホテルのスイートルームに暮らす謎めかしい女性 真中沓子(中山美穂)に出会う。
前半は大人の遊びなのかと思って、言葉悪くて申し訳ないけど なんともバカバカしいって印象でした。映画なんだから建前やら理性やらをとっぱらった精神の解放を描きたいのか、そういう芸術性をUKIUKIは理解できてないんだろうと思うけど、人の都合や感情を無視した自分勝手な言動で何かと欲求を通そうとする人は実際いますし、それをビジュアル良さそうに描いてても あんまり観たい気がしないな〜。終盤はこれが本物の愛?!だとしても、UKIUKIは豊にも沓子にもどこにそんなに魅せられるのか?と思って(俳優さんにではなく、あくまでも役の人物たちにですけど・・)、だいたい人様の愛ってそんなものでしょうけど、とにかく共感できません。光子けっこうやるじゃん!な存在が救いの映画って気がしました。サヨナライツカの詩は、まぁそうよね〜って思えました。そして、あ〜これは別れのときを観るための映画なのでしょうと、この作品のどこに心を重ねればいいのか分からなかった自分の気持ちに けりを付けちゃいました。

2月16日
10年以上ぶりに『ザ・エージェント』('96)を観ました。何故って、分かる人には分かると思います(笑) このサイト作るより前に観たけど、ラストやシーンいくつかの印象は残ってましたよ。でもほとんど忘れてたな〜。今回ちょうどTV録画できましたので。
人生上手くいかないこともあるけど、自分に恥じない仕事とか信頼とか・・スポーツ・エージェントのジェリー(トム・クルーズ)は、大切なことを忘れないで生きようとするんです。クビになって独立するも、共感してついてきてくれたのはシングルマザーの会計係ドロシー(レニー・ゼルウィガー)だけ、結局残ったクライアントは落ち目なアメリカン・フットボール選手ロッド(キューバ・グッディング・Jr)だけ。自信を無くしかけたりもするし けっしてかっこいい男でもないけど、信頼感や誠実さから生まれた友情とか恋愛が育まれていって、そこには家族愛もあって、ちょこっと見苦しい部分もありましたけど、あったか〜い気持ちになれます。そしてサクセスストーリーなラストを迎えるのでした。元気な気分になれますね。

『第9地区』('09)これ観たいな〜と思ってたので、やっとです!! 今チラッと基本データ見にいったところでは、評価もまあまあだったようで、わっ!そうなんや〜。UKIUKIとしましては、その設定とかおもしろい要素はいろいろあるんですけど、なんか・・何かにつけて中途半端に展開していくっていうか、ん〜〜〜って感じやったなぁ。。。まっいいや。

2月15日
確か鍵師のお話よね!どんなかな〜?と『猿ロック THE MOVIE』('10)を観てみました。鍵師 猿丸耶太郎(通称サル:市原隼人)は、美女の依頼で金庫の鍵を開けたのだけど・・・。原作コミックもドラマも知らなかったので、こんな感じなんだ〜って思いながら、こういうノリはUKIUKIとしては流し観になっちゃいます。お話は何やかやまぁそれはそれで ど真ん中に着地、終わりよければまっいっか〜!!ってことにします。

2月10日
ちょこっとぶり〜! PCの前に長く居るのがなんとな〜く億劫で・・アリャ〜。。。なので、まとめてになっちゃいました。結局今長いしな〜。。。

いつか観てみたいな〜って思ってた『影武者』('80)、だって好奇心くすぐられるタイトルですもん。なんかダメ出しの感想をネットでチラッと見ましたけど、UKIUKIは、単純におもしろかったです!!(→My Comment、UPしてます)

『HOME 空から見た地球』('09)というのを観ました。日本未公開のドキュメンタリー映画です。(追記:2009年6月5日世界環境デーに、インターネットにアップ,WOWOWで放映,特定の劇場で上映されたそうです。)”HOME”というタイトルに引かれました。E.T.でインプットされた”故郷の星”って意味だと思ったんです。製作にリュック・ベッソンの名がありますね。
いくつもの奇跡が重なって生命満ち溢れる星になった地球は、全体がひとつの生命体として成り立っていて、それは自然界のバランスに支えられてこそ寿命を全うできるということは、今までにも「アース・オデッセイ」(2008)や「プラネット・ブルー」(2006)といったTVドキュメンタリーを観て 楽しんだり感動したりするなかから理解し感じてきました。
この映画も同様のテーマを扱っていますが、はっきりと環境問題への意識改革を目的にした啓発映画という感じで、娯楽映画ではないと思います。自然への目の向け方も、人の営みについても、タイムリミットは近い!!と危機的な状況や問題点を見せつけられます。いえそういう事実が現実にあるのですから、ちゃんと見て知らなければいけない!というのはわかります。楽しむ映画ではないということです。

『プラトーン』('86)これタイトルは何度となく目にしてきましたので、番組表で見つけて じゃあ観てみようかと録画しました。アカデミー作品・監督賞受賞作だったんですね。
ベトナム戦争の映画です。かなりリアルな戦場シーンなんだそうで、観ていて辛いです。でも戦争映画にありがちな軍隊精神でがんじがらめな派手な戦闘シーンを見せつけるだけのような惨さだったり、空しさや切なさだけが充満してるというのではなかったような気がします。もちろん極限下の異常さはありますし、許しがたい虐殺があったりもしますけど、登場人物それぞれに平凡な人としての心境が感じられるような、人と人の関わりも良し悪し様々ですけどなんていうか違和感のあまり無いような、だから何とか最後まで観ていられました。しかし戦争なんて、本当に無意味ですね。。。

1月25日
『沈まぬ太陽』('09)も観てたな〜。
凄い映画なんだろうと思うけど(実際 第33回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞!ってことで、凄い映画と評価されたのでしょう)、さてどこが凄いのか・・こういう内容で、俳優さんたちがあんなふうに演技したら、凄い映画ってことにはなるよね。ってことで、見応えはありましたけど・・・

2倍3倍濃くて凄いんじゃなくて、2倍3倍たくさん入ってて凄いという印象です。いえ別に文句を言ってるわけではなく、映画は2時間くらいでと思っているわけでもないので、例えば大好きな俳優さんが出てたり、大好きな内容だったりしたら、少しでも長い映画を作って欲しいくらいなんですけど、UKIUKIにとってはこの作品は長すぎ〜、3時間22分は観ているのがしんどかったです。

それに、この映画は楽しむ映画じゃないと言われているような映画、真面目に感想書きなさいと言われているような映画で、それもしんどいから感想はちゃんと書かずに逃げちゃいます。なぜなら日航ジャンボ機123便の墜落事故のことでしょ!としか思えない内容(あっ映画では国民航空なんですけど・・)ですもん。でもね〜実は映画としては 事故に絡めたそれ以外の部分が凄いんだとも思うんです。

組合活動で目を付けられて左遷に次ぐ左遷で人生を翻弄させられていく恩地元(渡辺謙)は、どんな事に対しても誠実で正しいと思うことに信念を曲げない人物です。そんな恩地が、事故の遺族お世話係をすることになります。
共に組合活動してた仲間は、八木和夫(香川照之)とか何人かはやはり信念を曲げずに閑職に甘んじている者やら、行天四郎(三浦友和)のように会社に寝返って昇進していく者やら、そんな社内事情や人間ドラマが展開していきます。

乗客の生命を預かる航空会社のお話だからこその内容という部分もあって、原作の小説としては墜落事故と人間ドラマの絡ませ具合が見事なんでしょうけど、それを通常の2本分もの長時間で映画にして、大作だろ!凄いだろ!って観せつけられてる感がちょっとしてしまいました。
あくまでもフィクションだというのに、小説ではどんな印象なのかわかりませんけど、映像で観てしまうと日航ジャンボ機123便の事故としか思えなくて、どうしたって遺族の人たちのシーンには、涙、涙になっちゃいますし、墜落の状況を全く別の設定(奥深い山中にではなくとか・・)にもできたでしょうに、なんか・・ずるいな〜って思ってしまいました。
でもこれって、実際の遺族や関係者の方々のお気持ちはどんなでしょう。しかも、恩地は誠実な人物だけど、会社にとってはどうでもいい人材を遺族係にしたわけですし・・・。

まぁそんなこんなで、恩地はもちろん事故に関わった登場人物たちの人生を思うと、救われないような気分が残ったラストでしたけど、そんなラストだってことを観届けてよかったです。

1月24日
いつだったか・・ちょっと前に観て そのままになってたのがありました。
『サブウェイ123 激突』('09)
ニューヨークの地下鉄が乗っ取られ、乗客を人質に身代金が要求されます。犯人主犯格のライダーにジョン・トラヴォルタ、交渉役のガーバーにデンゼル・ワシントンというクライム・サスペンス。ひと昔前にあったような印象の、いかにもな感じのエンタメハリウッド映画です。あっ邦画でもありましたね、真下さんでスピンオフ。こちら銃をぶっ放しますけど、それはともかく 駆け引きを楽しみました。さ〜てどんなラストが待ち受けているのか?!・・・え〜〜っ、それだけ?って思いました。

『サドン・デス』('95)
ホッケーのスタジアムをテロリストが乗っ取った! 爆弾をあちこちに仕掛け、副大統領はじめ観客も人質にして 大統領に多額の身代金を要求する。元ファイアー・マンでスタジアム防火責任者のダレン(ジャン=クロード・ヴァン・ダム)は、この日幼い息子と娘を試合に連れて来ていて、偶然試合の裏で進行している事件を知ると、試合終了がタイムリミットの爆弾を解除しようとするのでした。
ムチャクチャな犯人側の用意周到?な計画は、着々と実行されていきます。残酷なシーン多いですが、いったいどうなっていくんだ!?と思って観ていました。でもまぁなんたってアクションを観せたい映画、特に終盤のアクションが見所なんでしょう!!

1月23日
『アマルフィ 女神の報酬』('09)なんですけど、フジテレビ開局50周年記念作品は海外を舞台にした観光映画を織田裕二を主演にして作る!ということでスタートしたそうです。ほとんどオールイタリアロケ(1カットのみ日本ロケなんですね)で撮った作品。つい最近まで興味なかったんですけど、続編の連ドラ「外交官・黒田康作」が今月スタートしていたんですね。夏にはドラマの続編映画『アンダルシア』公開が予定されているそうです。
それで先日何気なくブルーレイの録画リストを眺めていたら、「アマルフィ」を録画してある! 旅行で行った場所の映像があるからと、このお正月に娘が録画したようです。家族でなんやかや録画してるので、目に入ってなかったです。ってことで観ちゃいました。ほんと、とっても素敵な景色がいろいろ観られて楽しいです。流石”観光映画”なんですもんね〜!!
テロ予告のあったイタリアに敏腕外交官の黒田康作(織田裕二)が派遣される。そしたらローマで日本人少女誘拐事件が発生して、黒田は少女の母 矢上紗江子(天海祐希)にかかってきた犯人からの電話に出たことから事件に巻き込まれていきます。
内容としては、あれこれ思うところはありますけど まぁいいや。ただ、主人公の黒田があんまり活躍したように思えなかったです。また、彼の人となりだったり立場だったりも、もう少し深く描いてほしかったし、登場人物全体に心情的な部分はそれほど深くなかったように思いました。な〜んてつい欲が出てしまうだけで、見ている間は楽しめたかな。
ドラマ初回SPは存在も知らずにスルーしてましたが、第2話を観てみました。舞台は東京、映像的にもふつうにドラマですけど、映画よりは黒田の存在感もあるし内容もおもしろそうかな〜って印象です。

1月17日
『シャーロック・ホームズ』('09)なんですけど、なんとな〜く観てしまいました。
シャーロック・ホームズがロバート・ダウニー・Jr、ジョン・ワトソンがジュード・ロウでした。彼らの魅力が出てたのか・・・UKIUKIには あんまりわかんなかったです。シャーロック・ホームズの魅力が描けていたのかも・・・。シャーロック・ホームズってマッチョなキャラやったん!? アクション映画な印象で、勝手に何気にイメージしてたのと違ってました。ワトソンの存在感も、もっと欲しかったな〜!

1月15日
『アトランティス』('91) を観ました。
海の中の生物を撮った映像を集めてる、リュック・ベッソン監督のドキュメンタリー映画でした。この映像を撮影した人(チーム?)は凄いなぁと思います。いろんな魚の大群やイルカ、カモノハシ、サメやタコや蛇みたいに長細いのもいたし、いろんな生物の活発に動き回る姿を 彼らの仲間に加わったようなカメラワークで観せます。
ただね〜、UKIUKIとしては上下逆転は逆さま向いて泳いでる目線でおもしろいな〜と思えたけど、グルグル回転とか たぶん早送りしてるかなっていうのとか なんか作った感の過ぎる映像や オペラ会場の拍手まで入ったBGMとかは、好きじゃないな〜と思いました。

1月12日
『ダイアナの選択』('08) を観ました。
観終わった瞬間、えっ!???しばし呆然としてしまいました。 なんとなくTV録画してあったのを観たので、予備知識は”銃乱射事件に遭遇したダイアナって女性が、犯人に(救われる?or殺される?のは)自分の命か親友の命かという選択を迫られる”ってだけ!でした。
(→My Comment、UPしてます)

1月10日
『きみがぼくを見つけた日』('09) を観ました。
製作総指揮がブラッド・ピットですって。タイムトラベラーのお話です。いえ、原題通りの視点だと、タイムトラベラーの妻になった女性のお話です。なるほどです!! 彼女クレア(レイチェル・マクアダムス)が とっても素敵でした。
(→My Comment、UPしてます)

1月8日
『あなたは私の婿になる』('09) を観ました。ハリウッド定番のロマンチック(かな?)コメディって感じ。気軽に観られて、おもしろか〜った!
NYで鬼の編集長として部下たちに恐れられているカナダ人キャリアウーマンのマーガレット(サンドラ・ブロック)は、ビザ申請に違反が発覚し、国外退去処分を逃れるためにアシスタントのアンドリュー(ライアン・レイノルズ)に偽装結婚を強要します。さて、婚約者を演じて、アンドリューのおばあちゃんの誕生日に 家族への結婚報告もするのだと、彼の故郷アラスカの片田舎に二人で出かけるのですが・・・。
都会での職場事情にしても、田舎での家族事情にしても、なんともステレオタイプなアメリカってふうで、面白おかしく眺めちゃう。その偽装結婚、無理でしょう!って二人が、家族の温かさに包まれて・・・と予想通りの展開ですけど、二人の思いが いかにもというふうでもなく変わっていく、自分でも気づかないうちに変わっていっていた、というのがよかったです。

1月7日
『アバター』('09) TV録画してたのを観ました。やっぱり映像は楽しめました。特に前半 森の中のシーンが好きです。パンドラの森は神秘的で、動植物の動きなんかがおもしろいな〜って見とれちゃいました。それから動きも大きく ダイナミックな場面も多くなっていったりして、劇場の3Dで観たら そりゃ〜凄かったでしょうね。アバターやナヴィ族の容姿は、わりと違和感なく観ることができました。UKIUKIとしましては 物語はこれってどうなんだろうって思うこともあり、なんだか強引に展開していく印象だったり、でもやっぱりそうなんでしょうって結末に向かっているふうだったりで、まぁあまり考えたりせずに さらっと追っかけながら、映像を楽しもうって気分でした。終盤の戦闘シーンは 何ていうか かえって退屈だったりして、これを3Dで観るのは しんどそうとも思ってしまったわ。


1月1日
新年を迎えて
気持ちも新たに またこちら なんとか続けていこうかな〜と思っています。
今年もまた マイペースに映画を楽しめればいいな〜って気分です。
相変わらず更新も Commentの内容も ボチボチになると思いますが、
気が向いたときに、チラッとでも覗いていただければ嬉しいです。



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