旅日記 第四章 『ペルー編(2003)』

その21



写真一番右のバスが今回乗ったバスです
外観はまずまずですが、中身はボロボロでした。


ナスカへ


バスターミナルで預けていた荷物を受け取り
バスに乗り込みます
今回の『CRUS DER SUR』というバス会社
会社はしっかりしているということですが
バスがボロボロ・・・
まあ安いから仕方ないか・・・

少し遅れて12:00過ぎに出発したバスは
アレキパの街の郊外の数箇所に停まり
徐々に人を乗せながら走ります

途中、キャンディー売りとアイス売り、そして怪しげな薬売り
さらに怪しげな歯ブラシ売りが乗り込んできて
バスの通路で演説販売をしていました。
こういいった販売の慣習は、ペルーでは日常のようです。

バスはドンドン進みます。たいていは荒野の中を
そして時々緑地の中を走ります。
昨夜走ったプーノからアレキパまでの道よりは
道路の状態はずいぶん良く、揺れも少ないです。

16:00頃、トイレ休憩で海岸沿いのレストランに到着。
乗客の半数ぐらいはそこで食事
私を含めてその他は外でウロウロ・・・
約45分の休憩の後、バスは再び出発しました。

バスはその後もイロイロな人を乗せたり降ろしたり
一時は乗車率120パーセントになりました。

やがて日が暮れました。
そして(予想通りというか)バスは遅れました・・・

21:30にナスカに着くはずのバスがなかなか着く気配がない。
結局一時間遅れでナスカに到着。

あたりは当然真っ暗・・・
気持ちがブルーでバスを降りたとたん
ホテルの客引きに囲まれてしまいました。

しかし、冷静にあたりを見回すと泊まろうと思っていた
『ホテルアレグリア』 の看板が見えました。
ラッキーでした。客引きを振りはらい
『ホテルアレグリア』 に向かって歩きました。

さて 『ホテルアレグリア』 は中庭にプールもある
なかなかのホテルでした。ホテルの料金は
シャワー共同 15sol (480円)
シャワー付き 35sol (1120円)でしたが
今回は疲れていたので(リッチに)シャワー付きにしました。

さてこのホテルは旅行会社も併設していて
ナスカの地上絵のフライトの予約もすることができます。
荷物を降ろして落ち着いてから、
翌日のフライトの予約を済ませ、気がついたら23:00

3軒隣のチキンの店が開いていたのでそこで夕食
チキンの丸焼き1/4とビール合計9.5sol (約300円)の夕食です。

バスが遅れてどうなることかと思いましたが
なんとかなってよかった一日でした。


荒野の中を舗装された一本道が延々と続きます