旅日記 第四章 『ペルー編(2003)』

その19



アレキパのバスターミナルです
長いカウンターがバス会社ごとにブースで分けされています。


アレキパのバスターミナル

<<< 第8日 (2003.12.9)>>>

夜行バスはどうやら何度か停車していたようです。
たぶんトイレ休憩でしょう。

疲れていたこともあり
午前3時頃までの約6時間、ほとんど熟睡。
その後はあまり寝られなかったけれど
夜行バスなので仕方がありません。

月明かりで結構外が明るかったこともあり
目が覚めてから外の景色を見ていました。

遠くの山々の輪郭もよく見えます。
バスはカナリのスピードで走っており、
更にアスファルトの路面が悪いので揺れも大きいです。

やがて4時前にアレキパの街の灯りが見えてきました
アレキパはペルーの首都リマに続くペルー第2の都市。
人口約90万人の大きな街です。
バスは4:30頃バスターミナルに到着しました。

バスターミナルの中は早朝にもかかわらず
百数十人のバスの乗客がいます。
各バス会社の社員が行き先を大きな声で告げながら
呼び込みをしています。

私もバス会社のブースをまわりながら
この日、昼発のナスカまでのバスを予約することにします。
(この日の夜、ナスカの街に着くように予定を立てました)
そして、出発の時間がちょうど良かったこともあり
バス会社は『CRUS DER SUR』に決めました

さて予約です
予約はコンピュータの画面を私に見せながらやってくれます。
まだ数人の予約しか入っていないこともあり
席はガラガラです。やはりTVが見やすい位置が人気です。
私もやや前のそんな席を予約することにしました。

バスはペルー庶民の主要な移動手段なので安いです
ちなみにアレキパからナスカまで約500キロ(所要9時間)
バス代金は30ソル(960円)でした。

そして、予約したバス会社に荷物を預けておいて
バスの出発までアレキパの街の半日観光をすることにします。

アレキパは『白い街』といわれる美しい街です。


アレキパ中心のアルマス広場の様子です。
アレキパの建物はみな近郊で採れる白い火山岩から
造られているので別名 『白い街』 とよばれているのです。