旅日記 第四章 『ペルー編(2003)』

その11



アグアスカリエンテスの土産物屋の前を通って
鉄道駅に向かいます。


日本人に遭遇(その2)

鉄道駅にはチョット早めに着きました

すると、駅には1本早い15:30発のDOMEタイプ(高額の方)
の乗客がたくさんいました。そのなかにいた日本人の
新婚旅行カップルの奥さんから声をかけられました。

彼女 『お疲れさまでーす』

私  『こんにちはー』

彼女 『南米はもう終わっているんですか?』

私  『いえいえトンデモナイ。日本を12月2日に出たばかりで
    南米はまだ数日です』

彼女 『そうでしたか。なんだか旅慣れているように見えたので・・・
    高山病は大丈夫でしたか?』

私  『いやあ、クスコで大変でした。
    マチュピチュに来てから治りましたが・・・』

彼女 『そうでしたか。ウチの旦那もクスコで大変でした。
    酸素ボンベを吸ったりしていたんですよ。』

その奥さんの後ろで、ダンナさんが頭をかいて笑っていました
なんとなく奥さんに引っ張られて新婚旅行で南米に来たという
カップルのようです。
奥さんはトテモ旅なれていて、旦那さんを無理矢理連れてきた
という感じでした。 そのあたりまで話したところ、
そのツアー(JTB)のガイドさんがやってきて
私から引き離すようにカップルを列車に誘導していきました。

さて、一人取り残された私、彼女の言った
『南米はもう終わっているんですか?』
というコトバが妙に頭に残っているのでした
これって旅なれた旅行者が使う言い回しなのかなあ・・・
今度誰かに使ってみようかなあ・・・

そんなことを考えているうちに、16:20 定刻で
私の乗る列車(バックパッカー)もクスコに向けて出発しました

そして心配していたことが現実に・・・
高度が上がるにつれて高山病が復活してきました。
やっぱり思考能力も落ちていくのでした。
クスコの駅に着いてタクシーに乗り込み
初日と同じホテル『スエシア・ウノ』へ(一泊6ドル)
おー戻ってきたか・・・とばかりに歓迎されて
チェックインしたのはいいのですが、高山病で弱っています
倒れるように寝てしまうのでした。
しかし、頭が痛くて夜中に何度も目が覚めるのでした。


これがアグアスカリエンテスにあるマチュピチュの鉄道駅
ここで日本人の新婚旅行カップルと話をしました。