旅日記 第四章 『ペルー編(2003)』

その5



アルマス広場に面したカテドラルの外観です


クスコの街

イキナリ高山病になってしまった私。

今回、万が一のために日本から持って来た頭痛薬が
初日から役にたちました。
ホテルに戻って、この頭痛薬を飲んで昼寝します。

約1時間半ほど昼寝をしたら少し良くなりました
この日は安静にする方がいいのでしょうが、
やはり時間がもったいない・・・
暗くなるまで街歩きを再開することにします。

まずはアルマス広場に面したカテドラルから観光開始

カテドラル − インカ博物館 − 宗教芸術博物館 
− 12角の石 − サンブラス教会 − アルマス広場

地図を見ながら歩いていき、街のスケールを掴みます
やがて夕方5時を過ぎ、街が暗くなり始めました。
南半球のペルーの季節は日本と反対になります。
12月というと初夏の頃なのですが、気温は
結構低いです。長袖ジャンパーが必要なくらいです。
クスコの高地の気候がこうさせているのでしょう。

昼寝をして調子が良くなりゴキゲンで歩き始めましたが
やはり、歩いていると 『これが高山病か』 というような
独特の頭痛や独特のダルさに襲われます。
初日から高山病、なかなか厄介なことになりました・・・

とにかく、暗くなったのでこの日の観光の行程は終了。
スーパーマーケットに入り、翌日の食材を購入します。

その後、レストランでご馳走といきたいところですが
高山病のせいか、全く食欲がありません。
しかし、何も食べないのも体に悪そうなので
適当なレストランに入ってスープだけ頼んで
夕食にしました。

夕食後ホテルに戻ったら夜8:00
再び頭痛薬を飲んで早めに寝ることにします。
しかし、夜中に何度も目が覚めてしまいます。
日本では、一度寝たら朝まで一度も起きない私、
やはりこれも高山病の症状なのでした。


インカの石積みが続いている通りです。
複雑に組み上げられた石壁は全く隙間がありません。
有名な 『12角の石』 もここにあります。