旅日記 第四章 『ペルー編(2003)』

その4



これがホテル 『スエシアウノ』 の外観です


高山病発生!

さて、ペルーは主にスペイン語が話されます。
スペイン語圏ではたいていそうなのですが、
英語が(とても)通じにくい・・・
これが今回の旅の難点です。
しかし、このホテル『スエシア・ウノ』のフロントのオバさんは
片言の英語を話してくれたので助かりました

イロイロ話すなかで、明日マチュピチュに行きたいことを話すと
今日の午前中のうちに鉄道駅で切符を買っておく方がいい
ということがわかりました。
ということで本日、最初にすることが決まりました。
とりあえず切符を買いに鉄道駅へ歩きます。

鉄道駅まではホテルから約2キロ。少し迷いながら到着。
いざ駅に行ってみると列車は2種類ありました

 DOMEタイプ      往復$89.5 AM6:00発
 バックパッカータイプ  往復$54.5 AM6:35発

所要時間はほとんど変わらないので
安いバックパッカータイプの方にしました。
(ちなみに日本発のパック旅行はほとんどDOMEタイプです)
とにかくこれで翌日のマチュピチュ行きを確保。
その後、帰り道を歩きながらイヨイヨ観光開始です

さて、この国の95%はキリスト教(カトリック)です
すなわち、観光名所の多くは教会になります。
教会はその昔、スペイン軍の進行と共に建てられたもので
クスコの教会は、インカの遺跡の上に建てられていたりします
クスコはそんな歴史の蓄積が明瞭に見えて興味深いのです。

見るもの見るもの、それぞれに珍しいこともあり、
ついつい興奮して歩いたのがいけませんでした。
歩いているうちに頭が痛くなってきました・・・
ちょっと普通とは違った感じの頭痛です。
『これってもしかして高山病???』 そうです
それは、やっぱり高山病でした。
自分はまさかならないだろう・・・と思っていたのですが
飛行機でイキナリ降りたこのクスコの標高は3360メートル、
そんな初体験の高地に付いて約5時間後、
早くも高山病になってしまったのでした。

時刻はちょうど正午すぎ。
とりあえずアルマス広場近くのレストランに入りランチを注文。
昼食を取って少し落ち着きましたが、なんとなく具合が悪いので
ホテルに戻って昼寝することにしました。


アルマス広場近くのレストラン 『プカラ』 では
写真のランチを食べました。
7ソル(約220円)と、かなりお得なランチでした。