旅日記 第三章『 カンボジア・ベトナム編 』

その9


バンテアイサムレは独特な形の遺跡


泥だらけ

バンテアイスレイの見学を終えて
来た道を戻ります

戻り始めて約15分後にアクシデント・・・

ぬかるみの道で軍用車(装甲車のようなクルマ)と
すれ違ったのですが、ちょうど軍用車が水溜りに突っ込みました
そして、その時はねとばした大きな泥が我々を直撃しました。
タイミングはドンピシャ!!! よける間もナシでした。

それは全くマンガのような光景でした

我々はスクーターごと泥まみれになりました。
おもいっきり腹が立ちましたが、相手はカンボジア軍です。
銃も持っていることだし。たてついても仕方が無い。
だいたいもう行ってしまった。  と、いうわけで
怒りを通り越してドライバーと笑うしかありませんでした。
近くの農家で井戸を借りて、とりあえずバイクと顔を洗いました

服についた泥というものは、
水で落としてもキレイにならないものです。
本格的に洗濯するのは後にして、
私はとりあえず長袖のシャツを脱いでTシャツになりました。
ズボンはまだ泥だらけですが、泥だらけのまま見学を続けます。

気を取り直して
バンテアイサムレ −−− プラサットクラバン を見学です
バンテアイサムレはガイドブックにも出ていないほどの
マイナーな遺跡ですが、保存の程度も良く見ごたえがありました。
その後レストランで遅めの昼食を取りました。
この時、タクシーのドライバーはレストランで服を借りていました。


昼食後、まずシェムリアップで一番大きい
郊外のマーケットに向かいます。
ここで私は短パンを購入です(7ドルのものを選びました)
スグに泥だらけのズボンを脱いで短パンをはきました。

泥を浴びてしまったので立ち寄ったマーケットでしたが
庶民の為の施設を見ることが出来てなかなか有意義でした。

そして、再び泥道を通り、ロリュオス地区へ。
ロリュオス地区は市街地から13キロ離れたところにあり、
ここにはアンコール遺跡の初期のものが集まっています

ロレイ −−− プリア・コー −−− バコン と見学です
いつの間にか夕方になってしまい、この日はここで見学終了です。


ホテルに戻り、シャワーを浴びます。
泥を浴びたこともあり、とても汚れていたのでした。

さっぱりしたところで夕食へ出かけます。
市場の閉店際を眺めながら夕食の場所探し。
結局初日の食堂の3件隣の食堂に決定。
外国人は自分だけ。ビールを飲んでいるのも自分だけ。
この日は全部で11500リエル(330円)でした。
これがカンボジア最後の夕食です。
明日はベトナムなのだ・・・

この日もビールを買ってホテルに戻りましたが
サスガにドンドン疲れが蓄積してきています。
ビールを全部飲む前に眠ってしまいました。


郊外のマーケットの様子。 ここで短パンを買う。