旅日記 第三章『 カンボジア・ベトナム編 』

その8


バンテアイスレイへは、雨上がりのゴトゴト道を進まないといけません


バンテアイスレイへ

<<< 第4日 (2000.04.22) >>>

昨夜は爆睡 !!!
気付けば 6:00 朝でした。
外は雨が降っています。
サスガ南国、雨の勢いは日本の大雨級、結構強い雨降りです。
外に出ることが出来ないので仕方なく日記と
日本への手紙を書くことにします。
この日は幸運なことに8:00頃雨がやんでくれました。

早速、朝食を兼ねた散歩、マーケットに行きます。
この日の朝食は汁メンと焼きうどん。
更に帰りがけにワッフル(路肩で少女が焼いていたのでつられて)
を食べました。
道路は舗装が不十分で、雨のためにぬかるんでいます。
水たまりも多く、気をつけないと車から水を浴びせられます。

この日も 9:00ちょうどにドライバーがやってきました。

まず郵便局へ行き、朝書いたエアメールを出します。
ちなみに料金は1通あたり2200リエル(65円)でした。

さて、見学開始です。
この日のメインは 『バンテアイスレイ』 です。
バンテアイスレイは街から約45キロ離れた山の中にあります。
少し前までは治安の悪さから観光禁止になっていたところですが
ドライバーが 「現在は大丈夫だよ」 と言ってくれたので
行くことにしました。(サスガに遠いので、この日のチャーター料は
6ドルに遠距離割増10ドルプラスの16ドルです。)

アンコールワット周辺は観光地としての整備が進んでいて、
大体の通路は舗装されています
しかし、バンテアイスレイは違いました。
かなり郊外に出るので道が赤土のゴトゴト道です。
スクーターの2人乗りで現地まで1時間強。
その間、雨上がりのゴトゴト道が続きました。
これはカナリつらかったです。

このようにバンテアイスレイはかなり奥地ですが
ここでも日本人の団体観光客に出会いました。
さすが恐るべし日本のツアー・・・

私もそれに混じり一時間ほど見学です。
バンテアイスレイには『東洋のモナリザ』と
呼ばれる女神像(デバダー像)もあります。
ここまで苦労して来た甲斐のある見ごたえのある遺跡でした。


バンテアイスレイは赤い色の遺跡です