ヤッホ〜♪♪ みんなで楽しく山に登ろう!! 私の顔をご覧ください。実に楽しそうでしょう。楽しくなければ山行じゃない!! でも、楽しい山歩きのためには最低限のマナーを守ることが大切です。 今回のマナー講座は、平成14年4月24日の総会でお話しした内容を熊2号がまとめてくれました。 楽しい山行のため是非ご一読ください。
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1 楽しい登山のために | |||
@ ゴミは持ち帰る | |||
山道を歩いていて、キャンディーの袋やティッシュペーパーが落ちていて不快な気持になったことはありませんか? あなたが綺麗な山に会いたいと思っているのと同じように、後から来る人たちも綺麗な山に会いたいと登ってくるのです。 自分のゴミは必ず自分で持ち帰ることに注意しましょう。 特に最近の包装類はプラスチックスやアルミ箔が多用されており、何時まで経っても分解されません。 また、ティッシュペーパーも分解されにくい繊維で作られています。 みかんの皮や野菜の屑も、本来は自然の浄化作用で土に戻っていくのですが、短期的には腐敗して異臭を放ったり、野生動物がそれを目当てに出没し、場合によっては生態系に異常を来たすこともあります。 大切な自然を何時までも保つため、ゴミは必ず持ち帰るようにいたしましょう。 |
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A 山の木、草は採らない | |||
自然はデリケートです。 本来、人が踏み入れることがなかったため残されている希少な植生もあります。 自分一人だけならと思ってしまいがちですが、あなたと同じことを考える人が何百人、何千人といるのです。 山の木、草は写真に撮るだけに止めましょう。 |
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B 他人に迷惑をかけない | |||
団体行動で身勝手な行動をすることは、厳に慎まねばなりません。 少し疲れたからと勝手に休憩をとったり、綺麗な花があったからと何時までも写真を撮っていたりすれば、同行者に多大な迷惑をかけることとなります。 あなたにとっては一瞬であっても、みんなが勝手に一瞬を楽しめば、統率が取れなくなってしまいます。 団体行動では必ずリーダーの指示に従いましょう。 疲れてどうしようもないときはリーダーに申し出れば、適切な休憩指示を出してもらうことが出来ます。 |
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C タバコは、携帯灰皿を使い、場所を選んで | |||
一休みした時のタバコはなんとも美味い。それまでの疲れがスーッととれていくような気がする。 しかし、たった一本のタバコが大きな山火事の原因になることは、春先のニュースでいつも報じられるところである。 また、たとえ間違いなく消火されていたとしても、ニコチンが土中に染み込んでいくことは決して自然に優しいとはいえないであろう。 愛煙家の皆さんは、必ず携帯灰皿を携行し、場所を選んで一服することに注意したい。 |
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D アルコールは控えめに | |||
ピークを極めた昼食にビールやウィスキーを味わうことは、それまでの疲れが一瞬にして癒され、まさに至福の一瞬といえよう。 しかしまだ帰りの下山があります。下りは登りにも況して危険がつきもの、アルコールは無事帰宅してからのお楽しみにとっておいて、程々に切り上げましょう。 |
2 安全な登山のために | ||
@ 登り優先 | ||
狭い山道ですれ違うには、落石の危険や谷側への滑落の危険も伴う。 山道のすれ違いは原則として、登り優先である。 理由は、下る人が先にルートに入ると、岩や石を落とす危険性があること、登りの方が簡単であるから先にサッサと行ってもらおうということ、登りの人は俯いて登って来るので、下りのほうが先に発見しやすいことなど様々であるが、これもケースバイケース、多人数の団体が登ってきたときなど下りが先にパスしたほうが合理的な場合もある。 こんな場合は、登りのグループは落石の危険がない場所で待つことが大切である。 先頭を行くサブリーダーが的確な判断を下さなければならない。 どちらが先に行くにせよ「お先に!」と声をかけて、気持ちよくすれ違うようにしよう。 |
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A むやみにコースを外れない | ||
綺麗な花が咲いていたり、ショートカットできそうなルートが見えていたりすると、ついコースを外れたくなることがある。 しかし、むやみにルートを外れることは大変危険である。 夏場であれば茂った叢の下は崖っぷちであったり、雪山であれば雪庇を踏み抜くこととなったり、また、滑落や落石の危険性もある。 貴重な植物が生息する山では、大切な植生を破壊する危険性もある。 ルートを守り、慎重に足を運ぶことに注意したい。 |
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B 石を落とさないようにする | ||
山の足場は、必ずしも整備されたところばかりとは限らない。 特に、自然の豊かな山ほどガレ場や、悪路も多くなってくる。 こんなところでは、石や岩を落とさないよう細心の注意を払おう。 たとえ小さな石を落としただけでも、これが引き金となって岩雪崩を誘発することもある。 万一落としてしまった場合は、大きな声で「ラク〜!!」又は「ラクセキ〜!!」と下に向って叫ぶようにしよう。 もし上から声がかかったら、むやみにしゃがみ込んだり、伏せたりせず、目を見開いて落石の状況を見定め、回避行動に努めるように注意したい。 |
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C お花摘みにはついて行かない | ||
女性が「お花摘み」に行って来ますと言ったとき、「僕も!!」などとついて行ってはいけない。 お花摘みは、別名「キジうち」ともいうので覚えておこう。 |
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