1997年8月11日（第9日目）

今日は月曜日。ＰＥＩに着て、もう1週間も経ってしまった。

土曜日までずっと続いたレーズン食パン、コーンフレイクス、オレンジジュースの

朝食にまた戻った。

授業はJ先生と二人だけなので、ちょっと寂しい。

午後はフリーだったので、Lさんに昨日教えてもらったとおりに過ごした。

まず腹ごしらえに、LさんオススメのPeace of Cakeというお店に入った。

場所はコンフェデレーション・センターの近くで、２階に上がった所に可愛いお店があった。

一人で外で食事をするのは初めてのことで、大緊張！！

でも、お店の人がゆっくり話し掛けてくれたお陰で、何とか注文を済ませることができた。

名前は忘れてしまったけど、クレープみたいなものでチキン・マッシュルーム・ブロッコリーを

包んだものに、クリームソースがかかっているものを食べた。デリ〜シャス！

とっても美味しかったので、ゆっくりと味わいたかったけれど、バス・ツアーに

参加するために急いで食べた。

ギリギリ、Abegweitのシャーロットタウン内を１周するバスに間に合った。

ロンドンバスと同じ赤い２階建てのバスで、見晴らしのいい２階に乗りたかったけれど、

遅かったからか一人だからか乗せてもらえず、しかたなく１階の席へ。

ガイドさんの案内はもちろん英語のみ。

殆どわからず、とりあえず“Left” “Right”の言葉に反応して、左を見たり右を見たりしていた。

バスは少しゆっくりした速度で、交差点の度に曲がる感じでダウンタウンを走り、住宅街を

抜けてプリンスエドワード島大学までやって来た。

そこからまたダウンタウンの方へ戻って行くと、今度はシャーロットタウンの

高級住宅街通り（？）へ。

そこへ行く途中だったかに（記憶が定かではありません…）、何やらPEIには似合わない

大砲が海に向かって置いてあった。

ガイドさんの説明があったけど、サッパリわからず呆気に取られているうちに、バスはそこを

通り過ぎたのでした。

そして、ヴィクトリア・パークを抜け、１時間ほどでコンフェデレーション・センター前まで

戻って来た（コースを回る順番が道順的におかしいかもしれません。ご了承くださいませ）。

３時からはＦｒｅｅのウォーキング・ツアーに参加するために、プロヴィンス・ハウスに向かう。

今日は本当にいいお天気で、暑かった。

これで焼けるぞ！（当時はなぜか焼けたかった私…）

参加したのは４人の家族、２組のカップルと私。１組のカップルはオーストラリアから

やって来たと言っていた。

ガイドさんは昔の服を着たちょっとアン似（？）の女の人で、とても可愛かったけど、喋る

スピードがものすごく速い！

説明も良くわからないまま、セント・ポールズ・チャーチだけ何とかカメラに収め、１時間

ちょっとのウォーキング・ツアーは終わってしまった。

でも、今まで歩いたことのない道を案内してもらって、表通りとは違う古い町並みを

見ることができた。

４時過ぎにプロヴィンス・ハウスに戻ると、カナダ連邦設立会議の模様を再現するショーが

始まったので終わるまで見ていた。

５時にＬさんが迎えに来てくれることになっていたので、ピークス・ワーフに向かう。

のどが渇いたので、初めて自動販売機でジュースを買う。

再利用するため、瓶入りで売られていた。Ｃ＄1.15、日本と同じくらいだ。

５時過ぎにＬさんが迎えに来てくれて、家に帰る。

夕食はビッグハンバーガー！！またＣさんが作ってくれた。

美味しかったのと、半日動き回っていたのでお腹がすいたこともあって、２つも

食べてしまった。うぅ、お腹がいっぱい…。

８時半からのミュージカルのチケットをＬさんが取ってくれたので、３人で出掛ける。

ミュージカルはダウンタウンにあるカーク・オブ・セント・ジェームズという教会で。

ええ？？教会でミュージカル？

この辺では、教会は日曜日にお祈りに来て、その他の平日はミュージカルなどの舞台や

シアターレストラン、クラブに使ったりするのだとＬさんが教えてくれた。

「ＧＯＤＳＰＥＬＬ」というミュージカルで、これまた何を言っているのかわからなかったけど、

なんとなくしぐさとかで笑えた。

11時に帰宅。今日は何て忙しい１日。

明日は私が夕食に肉じゃがを作ることになっている。上手く作れるが心配だ〜。