1997年8月10日(第8日目)

 

今日も7時に起きた。

でも、まだ二人とも起きていないみたいなので、もう少ししてから下に下りることにした。

Lさんが下りて行ったのが9時半。日曜日は土曜日より遅いみたい。

胡瓜のサンドイッチとWater melonの軽い朝食を食べて(この日はいつもの朝食と

違っていた)、三人でシャーロットタウン・モールへ出掛けた。

日曜日なのでお店自体はお休みだったけど、中ではフリーマーケットをしていて、沢山の

人達がいろんなものを並べてお店を出していた。

昨日と同様に、家にあるいらないものを売っているような店が多く、特に欲しいものは

なかったけど何かは買っておこうと思って、かわいい季節外れのクリスマスクラフトを買った。

手作りの毛糸で作られたオーナメントで、PEIのポストや衛兵のマスコット、雪の結晶など。

日本人らしき人もお店を出していて、ちょっとビックリ!

 

その後、二人はヴィクトリアへ少し寄ってから、サマーサイドに連れて行ってくれた。

どちらも後に一人旅で滞在する所。

ヴィクトリアは本当に小さい港町で、2時間くらいで歩いて回れそうなくらい。

港のお土産屋さんで、かわいい灯台の置物を見付けたので買ってしまった。

サマーサイドは結構人で賑わっていた。

港に大きくて豪華な船が停まっていたので、船が大好きなCさんは興味津々。

みんなで船に乗り、一緒に何枚か写真を撮ってもらった。

Cさんは嬉しそうに、船の中の方まで覗き込んでいた。まるで子供のよう…。

そして、観光案内所にもなっている灯台に上ってみた。

そんなに高くはないけど、サマーサイドの町と港を一望することができた。

港にはお店も幾つか並んでいて、それを全部見て回った頃、その前の広場で6人の

人達がタップダンスを始めた。

タータンチェックの服を着て、スコットランドの音楽と共に。

余り人は集まってこなかったけど、とても陽気に踊っていて、こっちも結構楽しめた。

でも、ちょうどその頃からとても日差しがきつくなってきて、日射病にでも

なりそうなほどだった。帽子を持って行けば良かった…。

30分ほどそのダンスを見ていて、それからシャーロットタウンへ向かって帰った。

とても広大で素晴らしい景色が広がっていて、道はアップダウンしながら

真っ直ぐに伸びている。

とてもきれいだとしか言えないので、困った。

 

夕食は外食。家の近くのウエスタンレストランで食べる。

メキシコフードなので、何が出てくるか不安だったけど、結構美味しかった。

チップの払い方が少しわかった。

チェックをしてもらって、その人にお金を払うと、お釣りもその場でくれる。

チップはそのお金のちょうど10%でいいみたい。

少しまごまごしてしまったけど、レストランに連れて来てもらって良かった。

食後はまた、ハーバーの方にルーイとローズを連れて夜の散歩。

着いたのは、もう9時半だった。

暗い夜のハーバーは初めてで、とてもきれいだった。

ルーイとローズはやっぱり今日も人気者!