1997年8月8日(第6日目) 今朝もやっぱりレーズン食パン、コーンフレークスにオレンジジュースの朝食。 Lさんは私がきっとレーズン食パンが大好きだと思ってる。 さすがに3日も毎朝レーズン食パンだと、普通の白い食パンが食べたくなってきた。 でも、声に出しては言えない…。 今日でRさんとRちゃんとはお別れ。 Rちゃんはカナダ本土のケローナというところへ明日向かうと言っていた。 今度はファームスティをするみたい。 Rさんはあと3日ほどここにいるけど、多分もう会えないと思う。 せっかく友達になれた人がいなくなってしまうなんて、すごく寂しい。 授業の後に二人の卒業式が行われた。 その後、私はMiriamのお母さんの家へ。 今日のCookingの先生は、彼女のお母さんのDさんだった。 Miriamが車で連れて行ってくれて、自己紹介が済むと彼女は帰って行った。 もちろんDさんは日本語が全くしゃべれない。なので、つたない英語と身振り手振りで 意思の疎通をするしかなかった。 まず、Miriamが置いていってくれた私の名前入りの、今日作る料理のレシピを元に 彼女と雑談(?)した後、早速お料理開始! メニューはIsland Blue Steamed Mussels(ムール貝のバター蒸し)、Deviled
Eggs (ゆで卵のマヨネーズ和え)+Potato Salad(ポテトサラダ)とBlueberry
Lemon Cake (ブルーベリーのケーキ)といったもの。 試食の時には、それにフランスパンと紅茶が付いた。 PEIにはガスというものはないのか、日本より進歩しているのか、彼女の家も ホームスティ先もコンロは電気のものだった。 でも、電熱式のなので、その部分が赤くなってとても熱くなるのでちょっと危険! ムール貝のバター蒸しもゆで卵のマヨネーズ和えも、そんなに難しいものでは なかったけど、ケーキを作るのは初めてのことで、殆どDさんに任せっきりだった。 3時半の遅いランチ。 ムール貝は特に美味しくて、たくさん作ったので、おかわりをして食べた。 ゆで卵のはHoney入りで、甘い卵焼きの苦手な私の口にはどうも合わなかった。 ケーキはまあまあのできかな。ちょっぴり甘すぎたけど…。 さて、もうこれですっかりお腹がいっぱいになってしまった。 Dさんはほんわりと包んでくれるような優しい方で、英語があまり通じない私にとても 丁寧に教えてくださった。 たった半日だけだったけど、彼女ととても楽しい時間を過ごせて良かった。 Miriamがまた迎えに来てくれて、家に帰る。 Lさん達は二人とも出掛けていて、預かっていた鍵で中に入って、しばらくの間 一人でお留守番。 ルーイとローズはガレージに繋がれているし、しばらくの間プッシィと一緒に居間の ソファで寛いでいた。 二人が帰ってきてから、スーパーへ三人で夕食の買い出しに出掛けた。 今日の夕食はハンバーガーのようだ。 ハンバーガー用のパン、挟むお肉、ピクルスなどなどを買う。 そんなに沢山買ったわけではないのに、支払いはカードで(この頃の日本ではとても 考えられなかたので、PEIは進んでると思った一つです)。 スーパーには日本より大きいサイズの、ジュースから洗剤まで沢山並んでいる コーナーがあった。 どうやらみんなまとめ買いをするようだ。 お肉をCさんがコンロで焼いてくれて、今日もウッドデッキで夕食をとる。 パンにお肉・ピクルス・レタスなど野菜を挟んで、トマトソース(?)とマスタードをたっぷりと。 私はお腹がいっぱいだったので、1つしか食べられなかった。 デザートに今日私が作ったケーキを二人に食べてもらう。 二人とも美味しいと言って、沢山食べてくれて嬉しかった。 夕食後、ルーイとローズを車に乗せ、ダウンタウンに散歩に出掛けた。 とりあえず、ピークス・ワーフ近くの駐車場に車を停めて、海沿いを歩く。 結構人が沢山いて、犬が好きな人が多いようで、みんなルーイとローズに「Oh,
cute!」 と声を掛けていく。 私もルーイとローズと一緒にいることが嬉しくて、ちょっと得意になって歩いていた。 PEIは夜遅くまで明るく、10時近くになってようやく夕焼け空になってきた。 海の近くなので特に空がきれいだった。 家に帰ると、私はとても疲れて二人と話すことなく、居間のソファで眠ってしまった。 10時半に自分の部屋に入ったけど、手紙を書いていたら11時半になっていた。 結局二人よりも遅く寝たみたい。 明日は土曜日で授業がない。全くのフリー。 何をしよう…? |