1997年8月7日(第5日目) 朝起きて下りていくと、この家のファミリーでもある犬のルーイとローズが駆け回っていた。 猫のプッシィもいるけど、彼女はもうおばあさん猫なのでいつも静かに座っている。 犬は大好き!猫はちょっと苦手な私なので、やんちゃな二匹の犬がとっても可愛い♪ でも、大人しいプッシィはあまり寄って来たりしないので、私でも平気だった。 さて、今日の朝食は…、昨日と同じレーズン食パン、コーンフレイクスにオレンジジュース。 今日は午後からの授業で、午前中はなんとビーコンズ・フィールドでアイスクリーム作り! Lさんに車で送ってもらったけど、家をでたのが早かったから、一緒に連れてきたルーイ& ローズとビクトリア・パークを散歩することにした。 ビクトリア・パークはとてもきれいなところ。 30分くらい歩いたけど、海沿いの道なんかが特に気持ち良かった。 早くから散歩をしている人もチラホラいて、知らない人でも「Good Morning!」と声を 掛けてくれた。 アイスクリーム作りはとても簡単だった。 ビーコンズ・フィールドのスタッフTさんが先生になって教えてくれた。 まず、砂糖・ミルク・塩・卵などを入れて混ぜ、しばらく冷凍庫に寝かせる。 その間、建物の中をTさんに案内してもらった。英語なので半分くらいしかわからなかった…。 ビーコンズ・フィールドは黄色い可愛らしい建物で、海を一望できるように建っている。 屋根の上のガラス張りの小部屋にも上がらせてもらって、写真を撮ってきたのに上手く 写っていなかったが残念。 11時くらいにアイスクリーム作りに戻って、アイスクリームを冷やすための氷をみんなで 順番に割った。なかなか割れなかったけど、ストレス解消になるかも!? そして、アイスクリーム作り用の樽に素を入れて、その周りに割った氷を入れる。 それをグルグル、グルグル回すだけ。 といっても、結構力がいるし、交代しながらみんなで30分くらい掛かってできた。 でも疲れた分、自分で作ったアイスはとても美味しかった♪ めちゃめちゃ冷たかったけど…。 Alexが迎えに来てくれて、少し時間があったので、空に向かって伸びる二つの尖塔のある 聖ダンスタン教会へ連れて行ってもらう。 外壁(?)の部分を修理中だったけど、中には入れたので少しだけ覗いてきて、写真を 撮って教室に帰った。 午後の授業はYさんが帰ってしまったため、最初はRちゃんと2人だけの授業となった。 硬貨・紙幣について、カナダの国旗について…etc。 3時からは新しくYさんが加わって、3人で授業を受けた。 今日の夕食はステーキ! Cさんが裏庭のウッドデッキにある、バーベキューコンロで分厚い肉を焼いてくれて、 外のテーブルでディナーをいただく。 この辺りはどこの家も裏に広い芝生の庭があり、ウッドデッキからその庭に下りるように なっている。 ルーイとローズも夕食ができるまで、その芝生の庭ではしゃぎ回っていた。 肉が大好きな私は、美味しそうなステーキを思いっきりほお張った。 でも、やっぱり日本の肉の方が美味しい。パサパサして噛むのに疲れてしまった。 「おかわりは?」と聞かれても、もうアゴの力がなくなってしまって食べられない…。 夕食後、Lさんに送ってもらってコンサートに出掛けた。 コンサートが行われるコンフェデレーション・センターの小さなホールの前までLさんに 付いてきてもらって、そこで彼女とは別れてMiriamを待つ。 早く着いたので、まだRさんもRちゃんも着ていなかった。 たくさんの人が並んでいて、チケットをもらっていた私は入場が始まると、みんなに流されて 先に入ってしまった。 あっという間に満席になって、Miriam達とは離れた席に一人ポツンと座らなければならず、 ちょっと寂しかった。 そうこうしているうちに、『BARACHOIS』によるプリンスエドワード島伝統の音楽&ダンスの コンサートが始まった。 バグパイプの演奏あり、スコットランドの歌ありのすごく面白いコンサートだったけど、 とても疲れていた私は睡魔に襲われ、みんな立ち上がって楽しんでいる中、一人椅子に 腰をおろして眠ってしまった…。 コンサートが終わって、起こしてもらうまで熟睡していた私でした。 でも、よくあんなうるさい所で寝られたものだ。 明日はCooking。何を作るのかな? |