1997年8月24日(第22日目)

 

朝8時に起きて身支度を済ませ、朝食が8時半からと聞いていたので、少し前に部屋から

出てみたけど、まだ誰もいないようだった。

もう少し待って、40分くらいにダイニングルームに行ってみた。それでも、誰も来ていない。

オーナーのEさんが私に気付いて、「Good morning!」と声を掛けて下さったので、一番に

朝食をいただくことにした。

トースト、ケーキ(?)、ポテトの料理と卵&チーズなどのオムレツみたいなもの、オレンジ

ジュースをサーブしてくださった。何種類かのコーンフレークが別のテーブルに並べられ、

自分の好きなだけ食べられるようになっていた。

これが昨日、Eさんが言っていたBig Breakfastだ。確かに朝食にしては凄いボリューム!

味も美味しいし、私はペロリと全部食べてしまった。動けないくらい、お腹いっぱいに。

 

今日はどうしようかと思ったけど、Green Gablesで Color Contestというイベントがあるのを

思い出して、腹ごなしに歩いて行ってみることにした。

入り口のところで、ホームスティ中のアン・ツアーでお世話になった、Avonlea Toursの

みしぇーるさんと思いがけず再会!2週間振りくらいなのに、なんだか懐かしくて嬉しかった♪

お仕事中だったので、話も余りできないまま、別れてしまったけど・・・。

2度目のGreen Gablesは、以前の混み具合が嘘のように、待ち時間もなく、ゆったりと見て

周ることができた。

一通り見てから外に出ると、アンとダイアナの姿が!二人はどこかへ走っていってしまった。

コンテストはGreen Gables横の広場(?)で、子供達がぬりえに参加して、その出来栄えを

競うと言うものだった。

そこは“Avonlea Schoolとなっていて、先生はフィリップス先生!プリシーもいるし、さっき

見たアンとダイアナもやって来た。ギルバートも座っていたけど、太っちょのおじさんが

扮していたのでわからなかった(笑)。

そして、あの有名なシーン。ギルバートがアンの髪を引っ張って「Carrot!」と言うと、アンが

石盤でギルバートの頭を殴った。アハハ、まさかこんな目の前で見られるなんて!

そこで、福岡から一人で来ていたYさんに会った。彼女もアンやモンゴメリが大好きだと

いうことで、意気投合。それから、ずっと一緒に行動することにした。

 

12時半にGreen Gablesを出て、ツーリストマートの向かい側にあるChez-Yvonne

(シェ・イヴォンヌ)で昼食をとることにした。

私は3 Peace Fried Chichen Dinner(お肉大好き!)、Yさんはフィッシュバーガー。私のには

ライスかポテトがついていたので、ライスを頼んでみた。チキンがとっても美味しかった〜♪

その下にあるクラフトショップを覗いてから、Innの方へ向かう。

途中、「秘密の赤い道」を通ってビーチへ。ずっと砂浜を歩いて赤い岩の方へ行ってみた。

お昼頃まで曇っていた空も明るくなって、暑くなってきた。海へ入ったら、気持ち良さそう…。

ビジターズセンターの前を通って、Innに戻る。YさんはKindred Spirits Innに泊っているので、

帰る方向も同じなのが嬉しい。

Willow Cottage Innの庭にあるベンチに座って、Yさんと2時間半くらいお喋りをした。時間を

忘れてしまうほど、楽しい時間をゆっくり過ごすことができた。

 

夕方近くになって、Tammyがやって来て、二人で夕飯を一緒に食べに行くことになった。

誘われたのは嬉しかったけど、言葉が通じるかな〜と不安に思っていたら、途中で大阪から

来ているAちゃんとTちゃんに会って、4人で行くことになったのでちょっとホッとした。

彼女達は私と違って積極的にTammyに話し掛けていた。私は3人が話をしているのを

時々相槌を打ちながら聞いている感じで、なんだか情けなかった・・・。

レインボーバレー遊園地を過ぎたところにある、マシュウズマーケットでホットドッグと

フレンチフライを頼み、Tammyはプッヂィン(綴りはわからないけど、発音はこんな感じ)

というポテトにチーズがのったピザのようなものを頼んでいた。

4人で涼みながら外のテーブルで食べた。Aちゃんたちはお金がないからと言って

オニオンリングだけを買って食べていた(笑)。

Tammyが“プッヂィン”をみんなにちょっとずつ分けてくれた。初めて食べる味だったけど、

これがまためちゃめちゃ美味しい!!!

その後、Tammyがタトゥーをしてもらったその日の夜に、火事で焼けてしまったというお店の

跡を見に行った(クランベリービレッジの中にあるお店)。ひぇ〜〜、ホント見事に真っ黒い

焼け跡だけが残っている!

その近くのTim Hortonsで、Tammyにホットチョコレートとドーナッツを奢ってもらった

帰り道ではAちゃんたちがTammyに日本語を教えてあげて、彼女は一生懸命覚えようとしていた。「こんにちは」「ありがとう」「愛してる」「おっと」「バカ」「カバ」「元気?」などなど・・・。(笑)

Innに着くまで、何度も何度も口に出して言っていたけど、明日になっても覚えているかな?

 

Innのゲストルームで、Rさんと彼女の妹(?)のJさんが「アンの愛情」のビデオを見ていた

ので、私とTammyは一緒になって見入ってしまった。もちろん字幕なしだけど

ビデオは途中までだったけど、11時頃にお開き。みんなに「Good night」を言って、自分の

部屋に戻った。

今日も良く歩いたから、ぐっすり眠れそう・・・。