1997年8月23日(第21日目) いつものように朝食を済ませ、10時過ぎにPrince Edward ToursのJさんが迎えに来てくれて、 やっとというかとうとうスーリを離れ、次の滞在先キャベンディッシュへと向かった。 ホームスティ中に一度だけ行ったけど、一人旅の一番の目的地なので、もう胸はワクワク♪ 風景を楽しみつつ、胸を躍らせた。 どの道を通ってきたのかわからないけど、キャベンディッシュにやって来た! ここでの宿はGreen Gablesに程近い、Willow Cottage Inn。ずっと泊りたい!と思っていた Kindred Spirits Inn の斜め向かいにある可愛らしいInnだった。 オーナーのEさんが出迎えてくださって、中に入ってすぐの階段下の部屋へと案内された(現在は 私が訪れた時のオーナーさんとは変わられているそうです。またいつかお会いできるかもと楽しみに していたのにな〜。涙)。 ちょっと小さめの部屋だけど、一人の私には十分。可愛い感じの部屋だった。 一階には寛ぐためのゲストルームとダイニングルームがあり、二階にも何部屋かあるみたいだった。 離れ風の大きな部屋が、一階のデッキを歩いていったところにあった。 とりあえず、お昼を食べてから、キャベンディッシュを散策することにした。 Innから大通りのR6に歩いていったところの、G Willikersでターキーサンドイッチを食べた。 PEIのフライドポテトの山にはもう慣れたはずだったけど、ここでのポテトの量には参った! それでも、美味しいので全部食べてしまって、お腹がいっぱい。食べすぎだぁ〜。 重たいお腹を引きずって、まずはインフォメーションセンターへ。イベントなどのパンフレットをもらって、 いっぱい情報をGet!日本人観光客もチラホラ、日本人に飢えていた私はちょっと嬉しくなった(笑)。 そこから、ボードウォークの方まで歩いて、通りにあるお店を覗いて回ってウィンドーショッピング。 途中、遊園地が2つあって、たくさんの家族連れで賑わっていた。小さなジェットコースターや違う 意味で怖そうな観覧車が見えた。 みんなは車で移動しているのか、私のように歩いている人、自転車に乗っている人は余りいなかった。 一度Innに戻り、再び出掛かることにした。今度はキャベンディッシュビーチへ。 「秘密の赤い道」とガイドブックに載っていた、森の中の道を通って。でも、みんなこの道を 通っていくよ、あれ??秘密でもなんでもないのかな? キャベンディッシュの輝く湖水(?)の周りは、黄色と白の花とルーピン(だったと思う…)が 咲いていて、とてもきれいだった。 そこを抜けると、赤土のキャベンディッシュビーチが広がっていた。 少し肌寒いくらいだったのに、泳いでいる人もいた。私は迷った挙句、靴を脱いで砂浜を 歩くことにした。きれいな砂、きれいな海・・・。 なんといっても、写真で見た憧れの風景に自分がいるのが嬉しかった〜♪ お腹は余り空いていなかったけど、何も食べないわけにもいかないので、ホームスティ中の アン・ツアーで来た時にロブスターを食べたThe Friendly Fishermanに行くことにした。 途中寄ったお店で、可愛い小さなアンのサンド人形を見つけたので、お土産用に2つ買った。 お店に行ってみると、Buffeスタイルになっていて、値段も16.99ドルと私にはちょっと高い。 でも、ムール貝と果物が食べたかったので、思い切って入ってみた。 サラダのところに、ご飯が一緒になって並んでる・・・。なんで?と不思議に思った。ここでは ライスというとサラダなのかな? フルーツサラダをたらふく食べて、お腹は満腹。ムール貝も久しぶりに食べられたし、 満足満足♪きゃ〜〜、お腹がはちきれそう。 いわゆる食べ放題だったので、チップってこんな場合でも置いていくのかな〜と、他の テーブルをチラチラ。変な人だと思われなかったかな?でも、結局どうしたんだっけ? Innに戻ると、ゲストルームで女の子が一人、本を読んでいた。話し掛けてみると、 イギリスから一人で来たという、Tammyだった。 始めのうちは余り喋らなかったけど、大阪から夏休みを利用して来た学生のTちゃんと Aちゃんが来てから、4人でとても仲良くなった。 もう一人、アメリカ人のRさんも加わって、アンのこと、ここPEIのことなど話がはずんだ。 Innでの時間も飛ぶように過ぎていった。 スーリでは一人で寂しかったけど、ここはとても楽しそう。もちろん、会話は英語なので、 ちょっとついていけないけど・・・。 明日はどうしよう? ノースラスティコにも行きたいし、Green Gablesで何かイベントがあるみたいだし・・・。 考えるだけで楽しいことがいっぱい! |