男ふたりの九州珍道中
「おっきなひとりごと」より「男ふたりの九州珍道中」シリーズ(シリーズやったんかい!)
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『男ふたりの九州珍道中』 2002年3月22日
行ってきました九州出張。
実は去年の夏頃から行きたいと思てたんやけど、なかなか行けんかった。
遊びに行くんやったら、暇みてサッと行ったらよかったんやけど、
そこは仕事(というか勉強)やから、予習もしとかなあかんし、
先方さんの都合に合わして計画せなあかんし、
ましてや、頼んどいてから「都合悪なりましたからヤメ」という訳にはいかんから、
何日間か予定ない日をつくっとかなあかんし・・・
そんなこんなで、なかなか動き出せんだし、
動き出したら、今度は先方さんの都合のエエ日がなかなか合わんと、
とうとう年度末の忙しい時期になってしもたという次第。
しかも、どうせ行くんやったら、ここも行っとこ、と欲張ったもんやから、
結構きついスケジュールになってしもて・・・
それでも初めは、博多で泊まってウフフ・・のつもり(別に某六本木が目当てではない)
やったけど、先方さんの都合で博多泊りもアウトになってしもた。
そんな訳で早朝発(家を出るのが朝の5時)やから、家では朝飯食べんと、
走りながら(マラソンやないに)食べて・・と思て、前日の帰りしなにコンビニへ・・
ほんとならスーパーの方が好きなんやけど、遅なってしもたからしょうがない。
(なんでスーパーが好きかて言うと、本日限りのお値打ち品があったりするし、
コンビニでは『○○%引き』のシールは貼ってないやんかぁ)
さて、何にしょうかいなあ?簡単にパンにでもしょうか・・
ところで、パンを選ぶんやったら、何を基準にさんす?
この時期ならやっぱりメーカーやね。理由?わかる人にはわかるやろけど・・
(ヒント:アタシんちにはちょっとずつ違う白いお皿がいっぱいある)
またまたところで、あの応募用紙ちょっとマズいとこがあると思わん?
もう1枚の用紙が一杯になったけど、点数が全然足らへん。
0.5 点つくるんやったら、もっと貼るとこ多くしとかんかい!!
・・・てなこと言うてる間にえらく長なるようやから、このへんで・・・
(つづく)・・予定・・や・・けど・・
『男ふたりの九州珍道中』(いよいよ出発か?) 2002年4月2日
この前のひとりごと、『男ふたりの九州珍道中』などと仰々しゅう書き出したわりに、
もうひとりの男は出てこんし、なにより出発前夜(日付はもう当日やったけど・・)
で終わってしもた。
シールのことまで書いとったら、そら時間かかるわなあ ^^;
(シールと言えば、とりあえず台紙2枚かかって1枚目が完了)
なかなか続き書いとれんだんで、この調子やったら夏までに長崎着くやろか?
そんなことで、パンを仕入れて帰ってバタンキュー・・・
睡眠4時間弱でもう翌朝(5時はまだ暗いで、朝ちゅう感じやなかったけど)
駅まで車を走らせること30数分、近鉄大阪線へと飛び乗った。
ところで、この時間帯の大阪行き特急はこれ1本きり(次はたしか1時間以上あと)
ひょっとすると、常連の人らのために走らしとるんかも知れん。
その常連さんちゅうのが、松阪あたりから大阪へ行く行商のおばやん達。
安宅の関で弁慶の背負とる箱より大きそうなブリキの箱(カンカン)担いで、
大阪のほうで、魚売っといでるらしい。(そやから、人呼んで「カンカン部隊」)
荷物のカンカンを運ぶ専用列車もあって、名づけて『鮮魚列車』。
こっちは通称やないで、行き先表示板にもちゃんとそう書いてあるし・・
(別に確認した訳やないで、今はなくなっとるかもしれんけど)
荷物はそっちへ乗せて、おばやんらは座席指定の特急というわけ、
しかも二人分の座席占領して横になってご出勤。
駅で合流した連れと乗った座席の前にもそんなおばやんがおやすみ中
ヤッケみたいなのかぶって寝といでるもんで初めは判らんだから、二人で喋っとった。
(あんまり大した話やないけど、エライさんの悪口もあったりするんで、
そんな大声ではなかった筈・・)
乗るまでは、電車の中で寝て睡眠補給、と思とったけど、全然眠たくならんし、
仕方ないんで、いろいろ喋っとるうちに、大阪に近づいた。
その時、むっくりと起き上がった件のおばやん、
「よう喋る男やなあ」のお言葉を残して、鶴橋あたりで降りてかんした・・・(苦笑)
こっちも上本町で下車(終点やから降りなしょうないけど・・)
あやうく関西新空港へ行ってしまいそうになるピンチも乗り越えて、
一路、大阪空港(伊丹)へと向かったのでありました。
(つづく)・・予定・・や・・けど・・
『男ふたりの九州珍道中』(まだ大阪・・) 2002年4月6日
話はちょっと戻って上本町、駅を出てすぐに空港行きのバス停、
以前はそこから大阪空港行きのバスが出てたらしい。
待つ事しばし、なんか様子が・・・?
よくよく見れば、そこは「関西空港行き」の停留所らしい。
関西空港って、関空やよなぁ。ん?・・・違うやないかぁ!
あたりを見回せば、大阪空港行きのヤジルシ。おー、こっちやこっちや・・
で、ヤジルシ辿って歩きだしたら、バスターミナルへ
バスの通路を横切り横切り、奥へ奥へと入っていく。
なかなか着かんし、人通りもなくなるし、大丈夫かなぁ?
と思たころに、やっとバス停に到着。
あ、あのバス大阪空港行きやんか。それ急げ・・・
無情にも、二人の目の前でバスが発車してしもた。
これが我が村なら、オオゴトや・・なんせ、一本バスをのがしたら次のバスまで、
2時間は待たなあかん。それでは飛行機に間に合わん。
けど、さすが都会、しばらくすると次のバスがやってきた。
それでようよう大阪空港へ・・・
渋滞にもつかまらず、何ということもなく大阪空港へ。
あ、そうや。途中で科学特捜隊本部みたいな建物がちらっと見えたけど、
なんのビルやったんやろなぁ?
バスを降りて、空港ビル入り口までにバス停発見。それが関西空港行き。
大阪空港から関西空港までバス走っとるんやね。
空港から空港にバスで行くちゅうのも何か面白いもんやなぁ・・
(空から行ったら10分のとこ、2時間かけて乗り継ぎしたり?)
ともかく空港には着いたけど、早めに出たこともあって、だいぶ時間あるなぁ
(別に余裕みた訳やなくて、それしか電車なかったもん)
朝早かったから、ちゃんとは朝飯食べとらへんし、なんかちょっと食べよか?
ということで、「滑走路の見えるレストラン」で滑走路の見えん壁際の席へ・・
ここまで来とったら大丈夫やから、朝食セットなどをゆっくりいただきまして
「ぼちぼち行こか」で、出発ゲートへ。
ところが、目指すゲートがなかなか見えてこん。
一番端のも違うおかしいなぁ? と、その奥にもまた通路・・
なんじゃこら、えらい差別やなぁ・・ブツブツ・・まだ着かん。
そのうち長崎行き搭乗のアナウンス、こりゃいかん。
あ、あのずーっと向こうのがそうかもしれん。急がねば・・
係りのおねえちゃんが通路に出て
「長崎行きのお客様はいらっしゃいませんかぁ?」と呼んどいでる。
(あわてて手をふる田舎者丸出しのオッサン)
ようよう着いたときには乗客もほとんど乗ってしもとって、一番最後。
ともあれ、なんとか乗れまして、待ち時間ほとんどゼロで滑走路へ
一路九州へとむかったのでありました。。
(つづく)・・かも・・しれん・・
『男ふたりの九州珍道中』(やっと長崎着・・)
2002年4月6日
・・と言うことで、JAS(日本農林規格とは違う・・あたりまえか?)機は
瀬戸内海上空を一路長崎へ。
飛行機なら乗り越すおそれはないから、機内でちょっと睡眠、などとも企んどったけど、
なまじ窓際の席やったもんで、つい外というか下見てたりしてしっかりは寝られんだ。
(このあたりも旅慣れん田舎もん。
なにしろ乗った時にも閉まっとる物入れを開けたぐらい。
一杯になったのからスッチャデスさんが閉めてくれるのも知らんだから、
自分の頭の上を使うもんやと思て、閉まっとるのを開けてしもた。)
それでも少しウトウトしてたら長崎が近づいて大分高度が下がってきてた。
(ずいぶん低いとこ飛ぶんやね。海の上やからエエけど)
いよいよ着陸か、と思って窓から前の方見てたら、滑走路が見えてきた。
なんか貧弱な滑走路やなぁ・・ん?方向がずれとるやないかぁ。
このままやったら海に突っ込むんとちがうか?と妙な心配、一人でアセっとった・・・
当然、そんな事故が起きる筈もなく、無事に着陸。
とりあえずバスに乗って長崎駅前へと向かったんやけど、
空港島の橋を渡ったところに小さな滑走路が・・・
(小型機かヘリコプターかなんかの飛行場?)
さっき見えとったのはこれやったんか・・紛らわしいなぁ(間違うほうがおかしいか?)
またまた、どうでもエエことやけど、途中バスの窓から見慣れた赤い看板が・・
○ックス○リューちゅうのは全国チェーンやったんやなどと感心しつつ、
またウトウトしとるうちに駅前到着。
まだ時間あるし、ともかく昼飯・・チャンポンやらは晩飯に食べなあかんから、
昼は簡単にしとこ・・ということで、一筋入ったとおりの喫茶店へ・・。
ランチたのんだんやけれど、これが安い。スープもついたランチ食べたけど
大阪空港の朝食セット(コーヒー、サラダ、クロワッサン)と一緒の値段。
おネエちゃんも愛想がエエし、いっぺんで長崎が好きになったその日のボクでした。
それからもう一つ、長崎の印象・・その喫茶店を出て、もう一回駅前に行くのに
通りを横切ろとして立っとったら、次から次へと走ってくる。
『なんとタクシーの多い街やなぁ・・』
そういえば、2ヶ所の訪問先のどっちもが
『バスもなくはないけど、時間が計算できないからタクシーがおすすめ』
ということやったけど、なんとなく納得・・
昼食後、おすすめにしたがってタクシーで、第一の訪問先へ。
乗ったタクシーの運転手さん、これがまた話し好きで食べ歩きが趣味らしい。
「チャンポンや皿ウドン食べるならどの店がいい?」
「それぞれ特徴あるし、チャンポンの美味い店と皿ウドンの美味い店は違うし」
「中華街の○○楼はどう?」
「○○楼かぁ? 昔は美味かったらしいけど、チェーン店になってから
スープを一ヶ所で作って、運んだりしてるからなあ・・・」
「それじゃどこがいい?」
「チャンポンなら△△かな、うす味でスープ残さず飲めるくらいやけど美味いよ
皿ウドンなら××だし、和食の○×は小さい店だけど、安くていいネタ使ってる。
あ、そうそう、そこに見えるとんかつ屋もいいよ、美味いし、ボリュームも・・
それからちょっと値ははるけど、□□もいいし・・・・・・・・」
という調子で出るは出るは・・
別に大食い選手権に出るわけやないし、1週間くらい泊まって食べ歩けるほど。
昼飯すましてからでよかった・・・お腹空いとったら、辛抱できんかったやろ・・
そんなことで、思わぬグルメリサーチも織り込んで1日目の仕事も終わったのでした。
(なんか、食べ物の話ばっかりみたいやけど、仕事もちゃんとしたんやでな・・)
(つづく)・・ん・・やろか?・・
『男ふたりの九州珍道中』(謎のオランダ人出島に立つ・・)
2002年4月13日
一応、今日の仕事はすんだし、まだ明るいからちょっと街見てこうか。
・・・となれば、謎のオランダ人としては行っとかんならん所があった。
路面電車で出島博物館のあたりへ・・・
それらしい建物もちょっとあったけど、湧き起こる素朴な疑問。
なんでわざわざこんな町中へ復元したんやろ、元はもっと海のほうやろけど?
それでも見て廻っとるうちにふと気がついた。
出島を街中に移してきたんと違うんや!街が出島を取り囲んでしもたんや!
(なんせ一方だけは川やけど、あとはぐるっと道や市街地)
なんとまあ、えらいもんやなぁ・・・まわりじゅう埋立てたんやなぁ、と感心。
ともあれ、ある意味、ご先祖さまみたいなカピタン屋敷跡で、
謎のオランダ人の血が騒いだのでありました。
その後歩いて中華街へ、というか中華街をちょっと外れたところのお店へ。
このお店、昼間のタクシー運転手さんのおすすめやったところ。
チャンポンは美味しかったけど、心残りなことがひとつ。
並と上の2種類のチャンポンがあったんやけど、二人とも上を頼んだもんで、
並と上はどこが違うんかということが判らずじまい。
(そんなことはないけど、上と言うて並、出されてもわからんし・・)
並と上の違いはともかく、軽く腹ごしらえのツモリが、さすがチャンポン。
ケッコウお腹いっぱいになったもんで、腹ごなしの散歩としゃれこんだ。
ブラブラと山の方へ歩いたら、中国風のお寺?があるあたりに出た。
覗き込んどったら、鍵束をもったオバチャンが
「ここはもう閉めるけど、他のは開いとるからみてかんね」
それで、なんとなくお寺のハシゴ(お寺ちゅうてエエのかなぁ?)・・
最後に行ったのが、中山さんの銅像のあるお寺(?)
(中山さんて誰やろと思とったら、孫中山、つまり孫文・・ハズカシ〜・・)
そこへ現れたのが例の鍵束オバチャン・・
そのお寺の謂れやら、何とか言うお祭りのときに担ぎ出されるちゅう女の人
(聞いたことはあるんやけど、名前は忘れた・・^^; )の像のことやら、
そのあたりの土地持ちやった県会議員の何とかさんのことやら、
いろいろ説明してくれるんやけど、事前リサーチ不足のヨソモノ二人・・
正直なところ、さっぱり頭に入らんかった。(オバチャン、ごめんな・・)
それはともかく、そのオバチャンに感謝しつつ、その場を立ち去ったのでした。
あ、そうそう。一つだけ覚えとる、山門の屋根に上がっとる壷の訳。
屋根の上の細口の壷は金庫やそうな・・そこへ銭を入れといたら、
口が細いから泥棒も手は入らへんし、屋根の上から抱えて降りる訳にもいかん
・・ということらしい。(鍵束オバチャン談)
それから、また歩いたんやけど、ふと思たのが、6時すぎても暗ならんこと。
やっぱり西の方やから(時差はないけど)、日暮れが遅いんかなぁ?
もう一つ感じたこと・・なんか、ネコの多い街やなぁ、ちゅうこと。
窓を見上げたら、置物かと思うくらい動かんネコ、道路を悠然と歩くネコ・・
どっかのベランダには懐かしいビクターの犬までおったし(関係ないけど・・)
歩いとるうちに思案橋についたけど、まだちょっと明るいし、
お腹も空いとらへんからということで、ブラブラと目抜き通り(?)へ・・・
(つづく)・・・かも?・・
『男ふたりの九州珍道中』(○○通りを探せ)
2002年4月28日
そんなことで、黄昏の御堂筋・・イヤ黄昏の思案橋。
交差点のトコに立っとるおっきな地図をみるおっさん二人・・
う〜んとっ、ここが思案橋、おおこっちには観光通り・・
なんかベタなネーミングやなぁ、字ィみるとそんなやけど、耳できくと ン?
カンコードーリ カンコドーリ カンコドリ 閑古鳥・・考えすぎ?
(実際には人通りもあって、閑古鳥ではなかったけどな)
などと思いつつ、眺めとったら・・・ン! こ、これは!
連れをみるとちょうどそちらも!マーク
ヨッシャー、これは行かずばなるまい・・と意見が一致、勇んで歩き出す二人やった。
とりあえず、道を渡ってアーケード街へ
再び ン、となったのは、お菓子やさんの看板・・連れもなにやら惹かれとる。
・・・・「桃カステラ」・・どんなんや一体それは?
つい、店に入って つい、嬉しなって ウケ狙いで買うてしまう二人やったりして・・
(まあるいカステラの上に甘いマジパンみたいなんで桃の画が描いてあった)
ということで、早くもおみやげの紙袋をぶら下げて歩くことになってしもた。
ふーん、ここが観光通りか・・まあ、ようあるアーケードやね・・
観光通りがここやから、お目当てのあそこは、このあたりかいなぁ?
別にかわったこともないけど・・それともこっちやったかいなぁ・・
と、歩きまわるおっさん二人、
なに探しとったかって? 妙に惹かれる通りの名前・・
その名も
『リカちゃん通り』!!!
な、何やら気になるやろ・・結局ようわからんかったけど。
ブティックみたいな店がチラホラあった通りがそうやったんやろか?
そんなことしとるうちにお腹もこなれて・・さて晩飯にしよか。
ところで、ここはどこなんやろ?
リカちゃん通り探してウロウロしとるうちに、道に迷てしもたみたい・・^^;
高いとこからみたらわかるかなぁ?ちゅうことで歩道橋の上でキョロキョロ
と、その時 「あのー、道に迷われたんですか?」
親切そうなおばさんが声かけてくれた。
素直に「はい、ここはどこですか?」とはよう聞かん中途半端なおっさん達
「いや、まぁ・・飲食街みたいなとこないですかね?」
「そう・・あっちに中華街がありますけど・・・」
「あ・・そら・・どうも」などと訳のわからんお礼を言うおっさん達。
怪訝そうな顔しつつ、おばさんは去っていったのでした。
(おばちゃん、せっかく声かけてもろたのに、すんませんでした。
ほんとのとこ言うたら、完全に迷子でした。たすかりました、アリガトウ・・)
そうか、あっちが中華街か・・・なんや、まったく方角取り違えとった・・
それじゃぁと言うことで、どっかないかと歩いてみたけどあんましないし、
いつのまにか思案橋まで戻っとった。
どっか面白そうなとこないかなぁと、裏通りも覗いてみたりしたけど、
結局、田舎もんでも安心そうな表どおりのおっきな店に入って、
ちょっと一杯ということになったんや。
(そこは、フリダシの地図のすぐ近く、ウロウロ何やっとったんやろ?ちゅう感じ)
メニューに卓袱料理てあったんで、そこからいろいろたのんでみた。
何とかいう魚(名前は忘れた)や豆(これは失敗・・妙に甘かった)、
カラスミ(ペラペラでほんのちょびっと、あの値段では仕方ないけど)、
・・・・それから、豚の角煮に長崎てんぷら、
この「長崎てんぷら」なるもの、てんぷらというより、
「アメリカンドック」ていうの?串にさしたソーセージに厚めの衣つけて揚げたヤツ、
あんな感じ。ちょっと甘めでオヤツになりそうやったなぁ・・
名前のとおり、長崎特有の「てんぷら」なんやろか?
ともあれ、いろいろ飲んで食って・・
最後は思案橋ロールちゅうような寿司まで食べて、酔い酔いで腹いっぱい。
やっぱり、旅行腹で、つい食べ過ぎてしまう。
どうもこの飲み食いが翌日の悲劇を招いたみたいやけど、
そのへんのところは・・また・・
(つづく)・・・あんまりくどいか?・・
『男ふたりの九州珍道中』(やっと最終回)
2002年4月30日
(もう4月も終わろとしとるのに、まだ3月中の話し・・いつまでヤットルねん、
てか? 2日目の悲劇だけ話したら、ボチボチ終わるでな)
そんなこんなで、長崎の夜は更けて・・ちょっと食い過ぎたかなと反省しつつ、
寝たと思たら、すぐ朝(熟睡やね、普段から寝とるのか死んどんのかわからんぐらい
爆睡するらしい・・あ、イビキでわかるか?)
(途中省略)
とりあえず、午前中の仕事は無事終了。
ちょっと遅なったから間に合うかなぁ?と心配しつつ、タクシーで長崎駅へ。
市街地に入ったところで問題発生。いや、大したことやないんやけど、
ゆうべの食い過ぎが腹にきて、痛いというか催してきたというか・・・
またまたマズいことに、そのあたりから長崎名物(?)渋滞がはじまったんや。
まにあうかなぁ?と心配しながらちょっとモゾモゾ
これは困った間に合わんだらエラいこっちゃ(列車の時間も、自分の腹も・・)
もうヤバイ、脂汗タラタラの寸前で、やっと駅に到着。
切符の手配は連れにまかせて、ともかく駅のトイレに直行。
「なんじゃこりゃ!」並んで待っとる人がおる。
ゆっくり待っとたら、まにあわん(列車の時間も、自分の腹も・・)
仕方ないんで、駅ビルへ。(間一髪セーフ)
どうにか列車にも間に合うたんで、革バリ貼り風(?)豪華シートの白いかもめ
とハデハデヘッドレストの特急(なんちゅう名前やったか?)を乗り継いで、北九州市へ
・・・(これまた途中省略)・・
と言う訳で、オッサン二人、いっぱいの感謝とともに、帰途についたのでした。
ホントにお世話になりました。
まずは、訪問先のみなさん、出勤途中に回り道して拾っていただいた先生、
1週間食べ歩きしても廻りきれん程の店を教えてくれたタクシーの運転手さん、
半分も覚えとおらんようなエエカゲンな者にいろいろ説明してくれた鍵束のオバチャン、
素直に迷たと認めんようなヤツにわざわざ声かけて、教えてくれた歩道橋のおばさん、
なんか長崎ではエエ人ばっかに会えたような気ィします。ホントにありがとう。
それから、ここまで読んでもろたアンタ・・そうアンタやがな・・
シンボしてよう付き合うてくれました。お疲れさん、そしてありがとう。
・・・ところで長崎のテンプラはどこでもアンナンなんやろか?
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