斎王群行

斎王まつりによせて

天然記念物 ノハナショウブ

群生するハナショウブは現在栽培している花菖蒲の原種でノハナショウブです。この花は俗に「どんど花」と言い、古代にはこのあたり一面に群生し、「紫の雲がたなびくように大変美しい眺めで、伊勢参宮客の目を楽しませた」と古書に記されています。


斎宮とは当時の歴代天皇に代わって伊勢神宮の祭祀を行うため、派遣された未婚の内親王の宮殿跡とその役所跡であります。

この制度は天武2年(674)斎王となった大来皇女が初代で約660年間続きました。

昭和54年、国の史跡に指定され
その後斎王まつりが盛んになりました。

 

斎王まつりでの「斎王群行」は斎王をはじめ斎宮寮の官人といった人々以外に、昔行われた群行に加わっていなかったさまざまな都人も登場して、華やかなまつりに一段と彩りを添えてくれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左の写真は命婦
(
みょうぶ)または内侍(ないし)と言い、斎宮で働く女官たちの最高責任者でした。

 

 

 

 

 

 

左の写真をクリックして下さい。

 

 

 

 

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