ヌレ谷線から本道に戻りまして、さらに奥へと進みます。
 左写真に写っている木々の茂みの奥には大きな岩が人工的なように積み上げられています。なんだろうと先にいくと、左下の写真のように、土砂を積み上げた山が現れます。おそらく崩落したものを補修したのでしょうか?しかし、これでは大雨で再び崩れてきそうですが・・・。
 道なりに回りこむと、その土砂の山へ登る道があります。(下写真中央)セローを停めて歩いて登ると、うーん、なかなかの景色です。
 しかし、崩落したであろう山には、いつ落ちてもおかしくない木々や岩が・・・。祈りながら退散しました。

 砂利山からの景色は山ばかりですが、天気が良かったのですごく気持ちよかったです。右の写真、下の道路隅に小さくセローが写っているんですが、わかりますか?
 ここの林道へきて、バイクから降りて辺りを散策したりする楽しみ方もよいなあと感じました。今までが冬しか走ったこと無かったから植物も枯れていたり虫もいなかったりって感じだったのでねえ。


 

 砂利山山頂の崩落したであろう箇所は地層がむき出しになっていました。良く調べると中に化石がありました。虫のようですが、おそらく海のものでしょう。この山と反対側にある大紀町阿曽の八重谷も大昔海の底だったということですので。
 ただ、頭上からはいつ落石がきてもおかしくない状況。砂利山は登らないようにしましょう。

砂利山の反対に川へ下る道があって、木の橋がかかっています。比較的新しいものなので、やはり林業者が頻繁に出入りしているようですね。普段、家のあたりでは見ないような蝶もいます。あとから調べたらアサギマダラという蝶みたいですね。

 砂利山から本道を進むと、坂を登りきったあたりで砂防ダムがあります。道はだんだん良くなってきます。たまには運転しているところも撮影しようとセルフタイマーで撮ってみました。が、シャッター時間の設定とかできないカメラなので小さくしか・・・。
 さらに進むと今まで川を左手に走っていたのが右手になります。赤色の山小屋もありますね。
 ここからはS字状に山を登っていきます。

 坂を登りきるとT字路に突き当たります。ここまでダート入り口から本道のみで約2.4kmです。
 脇道のヌレ谷線(突き当たるので往復する)なんかもあるので、結構長く感じますね。
 T字路の右が「西出菅合線大滝側」の新しく工事している先へ突き当たります。左は同じ林道を度会郡大紀町阿曽側へ向います。途中で大峰林道への分岐があります。本道(西出菅合線)は鍋滝線入り口に出てから度会郡大紀町阿曽の西出地区へ抜けます。
 西出菅合の大滝側ということは、多気郡大台町菅合地区からも林道を作っていて、最終的につなげようということですよね。ってことは菅合側にもここへつながるはずの林道があるに違いない・・・。(後日、菅合側の入り口見つけました。)
             

林道 大滝線 後半

西出菅合線右(行き止まり)側へ進む 

西出菅合線左(出口)側へ進む

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