1997年8月30日(第28日目)

 

今日は朝から雨。少し寒い。

朝食はコンチネンタル。ベーグルパン、トースト、マフィンにジュース。今までみたいに温かい

朝食じゃないのが残念。

宿泊客のおじさんの一人が「オハヨウゴザイマス」と日本語で声を掛けてくれた。ここ何日か

日本人に会っていないので、久しぶりの日本語にちょっぴり嬉しくなった。

この島で日本語を知っている人に何人か出会った。と言っても、挨拶程度だったりするけど、

ここでこの島の人やここに来ている観光客の人が話すのを聞くと、不思議な気分になる。

 

そんなにも雨は降っていなかったので、出掛けることにした。

もう一度、昨日行ったクラフトショップを覗く。そこで、可愛いコースターを見付けたので買った。

お土産用に8つ買ったらなんと約1万円!ちょっと買いすぎたかな・・・。

Island Chocolates Companyで、お昼の代わりに、チョコレートとココアを食べる。特別美味しい

チョコレートというわけではなかったけど、お店の人はとてもいい人だった。

小さなこの村を一周して、Innに戻る。1時間もかからないで着いてしまう。

 

今日は隣りのThe Victoria Playhouseで、ミュージカル「Sinners」を観る予定だ。Innの

オーナーのPさんが役者で、このミュージカルに出演すると聞いたので。残り少なくなってきた

財布を思うと、私には$15.5は高かったけど・・・。

お昼がチョコレートだったから、早くお腹が空きそう。

早めに夕食を摂ることにして、すぐ近くにあるLandmark Caféで食べた。また高いのは

やめようと思ったのに、Tonights specialのメニューを見て美味しそうだったので、ついそれを

頼んでしまった。スパイシー&ガーリックチキン、シーザーサラダ、Newポテトとパン。

それだけでお腹がいっぱいになったのに、まだデザートにストロベリー&ブルーベリー・パイが

付いていた。

かなりスパイシーだったけど、チキンがすごく美味しかった。パイは無理やり食べたので、

もったいないことに余り美味しいと思えなかった。

お腹がはちきれそうになって動けない…。ミュージカルが始まるまで、Innに戻ってベッドで

休んでいた。

 

8時になって動き出す。外に出るともう人が並んでいた。

The Victoria Playhouseは小さいながらちゃんとした劇場で、可愛い所だった。

Sinnersは犯罪者の意味。英語は余り分からなかったけど、観ていて面白かった。

ストーリーは、男と女がいて、女の夫を男が誤って殺してしまう所から始まる。どうしようと

考えている所へ一人の女がやってきて、二人は困る。女はその人を殺すように男に言うが、

どうもできない。そして、殺してしまった男は女の夫ではなく、後から来た女の夫だった?!

その人が出て行ったので、二人は逃げる。その後、その家は売りに出され、警察官の

夫を持つ妻とその犬が住むことになった。夫を殺された女がそこにやってきて、引っ越して

きた妻と友達のようだった。そこにまた、殺した男が落としたライターを探しにやってくる。

そこで、バレてしまうが、彼は捕まらずにすんだ。女は車ごと海に落ちたみたいだが、

水泳の名手だったので泳いで助かったらしい。

んー、もうちょっと英語が分かれば笑えたのかもしれない。

 

明日も雨かな・・・?車もないし、雨だと動きづらいなぁ。。。