御田植祭

6月24日、三重県磯部町の伊雑宮(いざわのみやの御料田で

国の重要無形民俗文化財「御田植祭」がありました。

神事

 

 

上の写真の早乙女は15才までの少女で御田植を担当します。

 

上の写真、早乙女の左隣は「ササラ」という民俗楽器を摺る少年で、モスリンの派手な襦袢に紫色の脚袢をつけています。

 

左の写真は、7〜8才の童男でカツラを冠り少女に扮装しています。太鼓打ちを担当します。

竹取神事

御田の西側に青竹が立てられ先端に団扇(=サシバ)がつけられています。

書かれてある「太一」は天照大神を意味するとの説明がありました。

約14mの竹を倒して青年が裸で田に入り、竹の奪い合いをします。この有様は勇壮で太平洋の荒波をこなす漁師たちの迫力ある姿が起源であると云われています。

 

竹取りが終るといよいよ御田植が始まります。早乙女と田道人(たちど)が田を植える間、謡方・鼓方・笛方・ささら方・太鼓方が囃し立て、清々しく荘厳な雰囲気が漂います。

御田植神事




BGM サンセット(taitai studio)