旅日記 第三章『 カンボジア・ベトナム編 』

その13


オナカが痛いのでまず薬局でクスリを買う


海外旅行保険

<<< 第7日 (2000.04.25) >>>

朝、オナカが痛くて目がさめました。
とうとうオナカをこわしてしまったようです。
オナカが痛くて動き出すのも遅い・・・

8:00ごろやっと動き出して薬局へ。
薬を買って飲みますがスグに効くわけもありません。

えーい根性だ。とばかりに歩き始めます。
15分ほど市場まで歩いて、やっぱりトイレに・・・
そしてダウン。

ホテルに戻ろうと市場のトイレを出て動けなくなり倒れこみ、
やがて市場のオバチャンたちに囲まれました。
意識もモウロウとしてきます
見かねてか、オバチャンがタクシーを呼んでくれました。
街歩きをあきらめ、なんとかホテルの部屋まで戻り横になります。
心配したホテルのスタッフがオカユを持ってきてくれるますが
とても食べられず、横になっていても症状は一向によくならず。

ただベッドの上でうなるのみ

とうとう昼ごろ受付のオネエサンに連れられて病院へ
行った先は『インターナショナルSOS』という国際救急病院です。
サスガにベトナム第一の街です。こういうのがあるのです。
更にこの病院には日本人の医師もいてくれます。
その日本人医師に診てもらったところ病名は急性胃腸炎でした。
つまり原因は食べ過ぎ、ということです。
食べ過ぎと聞いて少しナサケナク思いながら、
まあ、悪い病気でなかったことにホッとします。
ちなみに診察料は95ドルで、結構高いものです。

ちなみにこの95ドルは、帰国後ニコスカードに付いている
海外旅行保険で全額戻ってきました。
しかし、カードについている保険がこれほど便利とは・・・
と、ニコスカードに感謝しながら
生れて始めて海外旅行保険を使うことになりました。

ホテルに戻り、もらったクスリを飲んで再び横になります。
クスリが効いたせいか夕方にはナントカ回復しました。

回復したとなると旅は時間が大切です。

リハビリのつもりでサイゴン川まで30分ほど歩きます。
更にサイゴン川のレストランフェリーで
サイゴン川を1時間ほどクルージングしました。
しかし、病みあがりなので食事はフルーツジュースだけです。

実はこれがベトナム最後の夜なのでした。(翌日の夜は空港!!)

とんだ日になりましたが
ベトナムで人のやさしさに触れた日でもありました。


ホテルのオネエサンが心配して『おかゆ』を
持ってきてくれた。