「母と子の絆」メモリアルコンサート in大台町  2000.06.05 

 2001年6月2日(土) 19:00開演(18:30開場)  健康ふれあい会館(大台町粟生)  


Photo:「絆」をうたう「侑子&フォークキャラバン」

 今回のコンサートで注目は、何といっても「インターネット」での出会いで誕生したオリジナル曲「絆(きずな)」のデビューでした。気軽に作詞を引き受けていただいた「侑子」さんの、心温まる感動のドラマのデビューでもあったからです。
 このドラマは、彼女の貴重な体験(実話)をもとに書かれたもので「何らかの事情で親子がいっしょに暮らせない人たちへ、人を信じ、前向きに生きていってほしい」という願いが込められています。
 コンサートでは「絆」デビューにあたり、彼女の熱い思いをぜひ知ってもらいたく、無理をお願いして直接彼女自身から語っていただきました。彼女からのメッセージです。

☆この歌はネットでの出会いから生まれました。ネットで出会った多くのみなさんに感謝し、さらに輪が広がっていくことを願います。そして何らかの事情で親と子がいっしょに暮らせない人たちへ、人を信じ、前向きに生きていってほしいという思いをこめて。。。

 「絆」まつわるストーリーは、彼女のホームページ「侑子の部屋」でご覧下さい。また、MIDIでオリジナルを聞くことが出来ます。「侑子の部屋」のメニューから、「出合った人たちへ」を選び、次のメニューから「母に捧げる歌」をお選びください。また、「母の愛につつまれて」をお選びいただくと感動のドラマが皆様をお待ちしております。きっと感動いただけると思います!

Button:「侑子の部屋」への入口です!

Photo:中森茂樹(ベース) Photo:谷村あけみ(ボーカル) Photo:中西タカ子(ボーカル)

「フォークコンサート」 出演:フォークキャラバン

プログラム
(第1部)
 1.真冬の帰り道
 2.岬めぐり
 3.白い色は恋人の色
 4.七つの水仙
 5.あの素晴らしい愛をもう一度
 6.なごり雪
 7.神田川
 8.卒業写真
 9.さよなら大好きな人
 10.想い出の渚

(第2部)
 1.街
 2.私の子供達へ
 3.明日への旅立ち
 4.絆(きずな)
 5.故郷の詩
 6いかつり唄
 7.近江の子守唄
 8.竹田の子守唄
 9.翼を下さい
 10.サライ
(アンコール)
 ・遠い世界に
 ・戦争を知らない子供達

 第1部オープニングは、グループサウンズのヒット曲「真冬の帰り道」を皮切りに、70年代のフォークソングの数々が披露されました。
 また司会がメンバーのリレー方式で進められ、個性の生かされたトークが面白かったです。
 コンサート開催に先立って、地元大台町の方から事前にリクエストがあった「岬めぐり」や「あの素晴らしい愛をもう一度」、「なごり雪」などおなじみ曲では、多くの方が一緒に口ずさんでみえました。(フォークソングは永遠に不滅かもしれませんね)
 「さよなら大好きな人」や「白い色は恋人の色」では、女性ボーカルのさわやなハーモニーがとても印象的で、とても素敵でした。

 続く第2部の最初は、客席と一緒に歌うコーナーです。
 2曲用意していただきましたが、「街」は、京都の静かなたたずまいを歌ったもの。「私の子供達へ」は、親から子供達へ伝えるメッセージを歌ったもので、いずれも高石友也さんが歌った、「やさしく」そして「心に残る」歌です。
 リーダーの歌唱指導により進められ、会場の皆さんはさすがにフォークソング世代なんでしょうか?2〜3度歌っただけですぐ大合唱となりました。
 フォークキャラバンでは、こうした心に残る素晴らしい歌を、たくさんの人と一緒に歌うことが願いなのだそうです。

 またプログラムの中で、フォークキャラバンのオリジナル曲(3曲)が紹介されました。
   
「明日への旅立ち」は、折戸さんと奥山さんのコンビで...
   
「故郷の詩」では、奥山さんが作詞作曲を...
   そして注目の「絆(きずな)」は、侑子さんと奥山さんのコンビでそれぞれ作られました。

 演奏の前にそれぞれ作者心境がや熱いメッセージが語られて、一層親近感を覚えました。いずれの曲もとても素敵で、さわやかな印象が心地よかったです。

 さすがに、2部も後半になるにしたがって盛り上がりをみせ、最後の曲「サライ」が終わった頃には雰囲気も最高潮に達しました。後で聞いてみたところ「拍手がなかったらどうしようか?」なんて心配して見えたそうですが、それを払拭するかのような大きなアンコール要請の手拍子が鳴り止みませんでした。
 アンコールが始まると、それを待ちかねていたように、ステージと客席が一体となった大合唱となり、すばらしいエンディングとなりました。

 今度はどこでコンサートを開かれるのでしょうか?今度もまた一緒に楽しみたいと思うのは私だけでしょうか。皆さんも機会がありましたらぜひ参加されてください。お勧めします!(N.N)

Photo:奥山高祥(リーダー&2ndギター) Photo:折戸芳章(キーボード)
Photo:木屋 章(1stギター) Photo:森田 篤(3rdギター)

 当日は、地元大台町をはじめ、津市、松阪市、多気町、勢和村、宮川村、大宮町、玉城町、伊勢市など遠方から、わたしたちのボランティア・コンサートのためにお越しくださいまして、誠に有難うございました。
 「新しい音楽仲間との出会いを求めて!」と題して地域づくりへの支援を目的に開催させていただきました「フォークコンサート」ですが、多くの皆様方(仲間)と出会うことが出来ました。これもひとえに、コンサートを支援いただきました皆様方のお陰と感謝申し上げております。とりわけ、地元大台町の山口様をはじめ、ボランティアスタッフの方々には本当にお世話になり感謝しております。
 コンサート終了後には、新たな出演依頼もいただきました。
 私達のこうした地域づくり(文化おこし)活動を支援していただけるのでしたら、日程等が許せば、出来る限りお伺いしたいと思っていますし、これらの活動を通じて地域(特定の町でなく広域的なエリア)の活性化につながればと願っています。また、我々は、ひと昔まえの青年ですので、古い曲(60〜70年代頃)しかできませんが、次世代をになう子供達のためにも、新しい曲も少しずつではありますが取り入れていきたいと考えております。
 よろしければ、また、お声がけ下さい! どうもありがとうございました。 (出演者及びスタッフ一同より)

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