映像リポート「近長谷寺:除夜の鐘」  2002/01/02更新 

(主催:地域おこしグループ「一八会」)
◆近長谷寺「除夜の鐘つき」 
◆日時 12月31日(月)受付22:00〜、開始22:30頃
◆場所 (多気郡多気町長谷「近長谷寺」)
◆内容 スタッフの合図により1人1回ずつつく。受付者に絵馬をプレゼント(先着400名)するほか、御神酒(樽酒)、甘酒、ぜんざい、年越しそばなどを振舞いや、午前0時を期して「くすだま」を割り、参加者と共に新年を祝うイベントあり。 昨年の除夜の鐘の模様 (写真リポート)

Photo:近長谷寺「本尊:十一面観音立像(像高6.6m)」

 地域おこしグループ「一八会」が主催する、2001年最後の、そして2002年新春を飾る最大のイベント、近長谷寺「除夜の鐘つき」が、2001年12月31日〜2002年1月1日にかけて行われました。
 朝8時、「一八会」のスタッフは公民館に集合。逵昭夫代表の挨拶のあと、参道の電飾・風囲い設置・テント設営・機材搬入と、各自持ち場に別れ準備作業にかかりました。そして概ね16時頃全ての作業を終了し、夕食後再び20時に近長谷寺に集合。あとは参加者の到着を待つばかりとなりました。

 それでは、「除夜の鐘」の模様をデジカメ画像にてご紹介します。

Photo:準備が完了しあとは参加者を待つばかり! Photo:参道5m毎に電飾を付け参加者の足元を照らします。 Photo:徐々に集まり始めた参加者たち
Photo:22時を過ぎる頃から大勢の人で賑わいを見せる(受付風景) Photo:22時30分「逵昭夫代表」の挨拶で鐘つきがスタート! Photo:本堂から鐘楼への参加者の列
Photo:かがり火にあたりながら順番を待つ参加者(左後方は鐘楼) Photo:スタッフの手際よい誘導で鐘つきは順調に進む Photo:列最後尾ではスタッフによる番号の呼び込みが行われる
Photo:バザーのテントの中はあわただしい動き(年越しそば、甘酒、ぜんざい、樽酒など振る舞い) Photo:カウントダウンイベント終了直後の逵代表の挨拶 Photo:今夜の主役:愛子さん!(愛子内親王にあやかりくす玉割を募集)

 受付けは予定通り22時にスタートしましたが、すでにこの時点でに50〜60名の方が駆けつけていただき、例年いない好調な出足です。
 ◆22:30 「一八会」逵代表の挨拶を合図に除夜の鐘つきがスタートしました。
 ◆22:50 受付番号192、出足は以前好調で受付けには続々と参加者が詰めかけています。
 ◆23:10 受付番号220、受付&鐘つき共に順調に進んでいます。
 ◆23:20 受付番号253、人出もピークにさしかかり、受付けには50〜60人以上の方が見えます。
 ◆23:45 受付番号330、紅白歌合戦も終了し0:00のカウントダウンに向け、境内はいやがおうでも盛り上がります。
 ◆00:50 カウントダウン準備
 12月1日にお生まれになった敬宮愛子さまにあやかり、カウントダウンイベントのくす玉割りをしていただこうと「愛子さん」を募集しました。すると、隣在所にすむ浦田愛子さんから申込みをいただき、今夜の主役をお願いすることになりました。

 ◆23:59:50 カウントダウン開始
 ◆00:00 愛子さんによるくす玉割り(2002年元旦の到来です!)
 会場から「バンザイ」や「おめでとう」の声があちこちから沸きあがり、除夜の鐘も最高潮に達しました。
 ◆00:10 受付番号398、いよいよ400人の大台に迫ります。
 ◆00:30 受付番号450、いよいよ絵馬が底をつきました。大盛況に驚くばかりです。来年はプレゼントする絵馬の数を450から550に変更したいと思います。(あたらなかった方にはご迷惑をおかけしました)<(_ _)>

 昨年、450を越えたのが01:00でしたので、今年は30分も早く越えたことになります。
 風がなく比較的温かなお天気に恵まれたことや、毎年この行事に合わせて開催されている、地元佐奈地区体育協会主催による「歩こう会:近長谷寺で除夜の鐘をつこう!」も年々参加者が増えるなど、地域を揚げての相互バックアップが実を結びつつあることは大変喜ばしいことです。

 ここで「あれっ?鐘つきの画像がない!」と疑問をもたれる方も少なくないと思いますが...。
 そうなんです。鐘楼(通称:鐘つき堂)は撮影には、うす暗くかなりの悪条件で、ストロボを使用すると臨場感に乏しい画像となるため撮影を避けていたのですが、デジカメのお蔭でこんな素敵な画像が撮れました。

Photo:除夜の鐘つき風景1 Photo:除夜の鐘つき風景2 Photo:除夜の鐘つき風景3

 鐘楼(通称:鐘つき堂)は、5〜6人づつ入堂し、特別にプログラムされたタイマー付き信号機の指示に従い、赤ランプから青ランプに替わるのを合図に鐘をついていただく趣向です。今回も述べ500人以上の方々が約3時間にわたりついていただくことが出来ました。なお、鐘楼内での画像の掲載は本邦初公開となりますが、何分、堂の中が暗く十分なカメラアングルが取れないため撮影には大変苦慮しました。なんとかデジタル技術で掲載にこぎつけました。(^^ゞ

 今回、初めて参加いただいたおなじみ「侑子さん」から、一八会へこんな素敵な句をいただきましたのでご紹介します。
 「煩悩の ひとつひとつを 払うとき、つつむまなざし 観音と月」
 侑子さんどうもありがとうございました。<(_ _)><(_ _)>

 また、絵手紙ギャラリーでお馴染みの中村師匠も駆けつけていただき、素敵な絵手紙を送っていただきました。ぜひご覧になって下さいませ! http://jr2uat.cool.ne.jp/picture/picture.htm

Photo:スタッフで最後に記念撮影!

 こうして2001年末から2002年始にかけて行いました「除夜の鐘」ですが、天候にも恵まれ参加者の出足も良かったことなど好条件もあり、予想以上の500人超の方々にご参加いただくことが出来ました。
 これもひとえに「近長谷寺」並びに「一八会」の活動を熱心に応援していただく方々の支援の賜物と厚く感謝する次第です。

 我々「一八会」会員は、無理なことは決してせず、(自分で参加するとして)どうすれば楽しく過していただけるかを念頭に、先ず自分たちで楽しみながらを合言葉に様々な行事を行っています。
 私たちが住む長谷地区でなければ体験できない行事やふるさと長谷を、少しでも多くの方々にご紹介し、地域づくりへの参加を広く呼びかけていこうと「人間死ぬまで勉強会」を合言葉に、これからもみんなで楽しみながら地域づくりを進めていきたいと願っています。今後ともよろしくご支援下さい。
 ありがとうございました。 〜 一八会スタッフ一同 〜

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