近長谷寺「除夜の鐘会」(リポート) 


 平成12年12月31日から平成13年1月1日にかけて、多気町「近長谷寺」において開催した「除夜の鐘会」は、強風と途中小雨がパラついたものの極端な冷え込みもなく、参加者約460余名(関係者を除く)と大盛況のうちに無事終えることが出来ました。これもひとえに参加いただく皆々様や地元多気町はじめ関係各位に支えていただいたお陰としております。なお、この催しを少しでも多くの人に知っていただきたく、「除夜の鐘会」の様子を写真を交えてご紹介させていただきます。

Photo:午後10時の境内  一般公募を開始して以来、今回で13度目の「除夜の鐘会」。今回は、午後10時の受付開始から長蛇の列?が出来、およそ7〜80名位の方が早くから駆けつけていただきました。
 例年ですとこの時間には約20名程度でしたが、「新聞紙上」や新たにサービスの開始された「松阪ケーブルTV」、「町広報誌」などで取り上げていただきましたことや、この行事が地域に定着してきたからではないかと思われます。
Photo:開会宣言  午後10時25分、一八会「逵昭夫」代表の開会の辞を合図に、樽酒の鏡割りを行い、22時30分厳かに「除夜の鐘会」が開始されました。
 会場ではバザーとして、ぜんざい・あま酒・年越しそば・樽酒などが無料で振舞われ、特設テントの前は黒山の人だかりとなりました。
Photo:午後11頃の境内  午後11時頃には、地元佐奈地区体育協会の「近長谷寺除夜の鐘つく会」の一行が合流し、さらに会場は熱気と興奮にに包まれ、久しぶりに会えた友人たちと談笑する姿があちこちで見られ、同窓会さながらの光景に心が和みました。
 この時点で来場者は200人を上回る勢いで、にぎやかさも最高潮へと移ってゆきました。
Photo:「般若心教」奉納の様子  午前零時のカウントダウン10分前、一八会スタッフにより十一面観音様に「般若心教」を奉納し、来る新世紀の祈願を行いました。
 受付時に配布される番号を付した袋の中には、来る年の絵馬が入っていて無料で配布されています。この絵馬にそれぞれの想いと祈願を付して本堂入り口に掲出するのです。(写真の左右をご参照ください)
Photo:いよいよカウントダウン!  さて、いよいよ新世紀へのカウントダウンコールが始まりました。(この頃にはすでに来場者は350名を超えました)
 1分前、30秒前、15秒前、10.9.8.7・・・・3.2.1そしてついに新世紀の到来です!
 会場は「おめでとう」コールにつつまれ、催しも最高潮に達しました。
Photo:3・2・1新年おめでとう(くす玉割り)  カウントダウンにあわせて準備されていたくす玉を、地元多気町の新旧町長(新任:長谷川順一氏、前任:小林英一氏)により、割っていただきました。
 写真は紐を引いた瞬間で、垂れ幕はまだ下りていません 。(@@;)
Photo:地元多気町長の新世紀への熱い想い!  くす玉が割られた後、地元町長より新世紀の第一声として、熱い想いを語っていただきました。
 来場者は、それそれの新世紀にかける思いをダブらせながら、熱心に聞き入っていました。
 さらに催しは続きます。
Photo:午前0時30分頃の境内  午前0時30分過ぎには、来場者も400名を上回り深夜遅くまで会場は熱気と歓声に包まれていました。
 除夜の鐘は、これまで地元青年数人がついていたものを、広く公募して行ってはどうかというアイディアをいただき、13年前に開始されたものです。参拝、受付終了後、順路に従いすべての人に一回づつ鐘をついていただき、百八つの煩悩を払っていただくことにしております。
(午前1時現在、来場者約460名超)

 当日はあいにく強風と途中小雨がぱらつく中にもかかわらず、大変多くの方にご参加いただきました。これもひとえにご参加いただいた皆々様や地元多気町はじめ関係各位に支えていただいたお陰と、スタッフ一同感謝いたしております。
 これからも皆様から親しまれ愛される催しといたしたく、今後とも「一八会」をご支援・ご指導下さいますようお願い申し上げます。 (合掌)  〜 地域おこしグループ「近長谷寺一八会」スタッフ一同 〜

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