写真で綴る「ふるさと長谷」の魅力!
私達の住む多気町長谷は、ひなびた山間にあり、多気のチベット?にふさわしく「近長谷寺」や、古くから伝わる伝統の彼岸行事、虫送り(精霊送り)などが残されていたり、新しく創設した「車田」など、故郷志向が叫ばれるいま、「ふるさと長谷」が見直されてきています。
そこで毎年多気町が募集している「ビューティフル多気フォトコンテスト」での入賞作品や、自ら所有する写真でその魅力に迫ります。
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「除夜の鐘会」
写真は毎年12月31日から1月1日にかけて行われる「除夜の鐘会」のイベントで、毎年約500名ほどの方がお見えになっています。この写真は、「ビューティフル多気フォトコンテスト」で銅賞に輝いた中西さんの作品です。
多気の新旧町長がおいでいただいた21世紀の幕開けにふさわしいひとコマです。 |
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「車田の御田植祭」
まもなく田植えのシーズンが到来しますが、この写真は昨年5月7日に開催された御田植祭の模様で、「ビューティフル多気フォトコンテスト」で金賞に輝いた表口さんの作品です。
車田は、現在は佐渡(新潟県)と高山市(岐阜県)にしか残っておらず、カメラマンの方にたくさん来ていただこうと、十一面観音にちなんで、半径11メートルの車田を作りました。
ぜひ一度お越しください! |
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「彼岸百万遍(大数珠回し)」
地元長谷地区に伝わる伝統行事で、3月と9月の彼岸に地蔵堂において、先祖供養のために行われています。昔は直径が5mほどあったと記憶してますが、年とともに傷みが激しく、今では直径2m程になりました。また、長老に聞くと100回も回していたようですが、日が暮れてしまいます?ので、回数も少なくなっているようです。
ぜひ次世代に残したい伝統行事の一つです。
写真は、筆者が撮影したものです。(^^; |
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「虫送り(精霊送り)」
毎年、8月17日の夕方に行われる伝統行事で、麦わら(最近は少なくなりましたが)で作ったたいまつに、仏壇でつけた線香を差して集まり、その後太鼓の合図と共に一斉に火をつけて、地区のはずれまでの約200mくらいの田んぼ道を練り歩きます。
五穀豊穣と、先祖の供養を兼ねた伝統行事です。なお、開催日が、熊野市で行われる花火大会と重なっているため、花火大会を見たことがありません。(^^;
この写真も筆者が撮影したものです。(^^;
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「車田の収穫祭」
黄金色に実った「かぐら餅(もち米)」を合図と共に、周囲から刈り始めます。あたかもコマが回っているような光景です。
収穫されたもち米は、地元佐那神社と近長谷寺に奉納され、近長谷寺では毎年2月18日に開催される「春季厄除大会式」での投げ餅として、皆様に振舞われています。
この写真は、昨年9月に開催された収穫祭の模様で、「ビューティフル多気フォトコンテスト」で銀賞に輝いた東さんの作品です。カメラマンでなくともカメラに収めたい風景です。 |
このほかにも「ふるさと長谷」には様々な四季の風景があります。
今年の「ビューティフル多気フォトコンテスト」では、結果として金・銀・銅すべて「ふるさと長谷」での作品が総なめしました。この他にも2月18日の「春季厄除大会式」の火渡り護摩の模様や、四季の車田など10枚近くの作品が出品されています。ようやく皆さんに知っていただけたのかなぁ!と嬉しく思います。(^^.
どうぞ皆さんも一度「ふるさと長谷」にお越しください!そしてふるさとの空気を満喫してみませんか?
〜 地域おこしグループ「近長谷寺一八会」スタッフ一同 〜
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