平成１４年５月１２日（日） ５月例会山行 参加者６０名

三重県熊野市 大吹峠・松本峠

平成１４年度定例山行のスタートは、５月の定番メニューとして沢山の会員に人気のある「熊野古道」から始まりました。
本年のコースは熊野市の大吹峠・松本峠を訪ねました。
猪垣の施された石畳の古道は、孟宗竹の竹林に覆われ、独特の風情を漂わせています。
大吹峠の東屋では、往時の旅人が峠の茶屋で一息を入れた様子に思いを馳せ、山麓の川沿いを数百年昔の熊野詣の人々の気持になって、一列になって進みました。
途中の大泊海岸は、東紀州には珍しい白砂の海岸で、何時もは山頂で食べる昼食を今回は海岸で摂りました。
昼食後は松本峠に、松本峠には、その昔大馬新左ェ門という鉄砲撃ちの名手が、月夜の晩に妖怪と間違えて撃ってしまったといわれる「鉄砲傷のお地蔵さん」が出迎えてくれました。
松本峠の東屋からは、熊野市街や日本の渚百選に選ばれた「七里御浜」を一望することが出来、正に絶景でした。
おまけで鬼が城も訪ねてまいりました。

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