平成15年7月26日(土)
平成15年7月27日(日)
7 月 例 会
参加者 48名
木曾駒ケ岳 中    岳(2925m)
木曾駒ケ岳(2956m)
宝 剣 岳(2931m)

 昨年の富士山に続き、例会としては2回目の泊山行で、中央アルプスの主峰「木曾駒ケ岳」を訪ねました。
 異常な長梅雨も、出発当日にようやく梅雨明け宣言となり、下界では眩しい太陽が久し振りに顔を出しましたが、ロープウェイで「千畳敷(2601m)」に降りるとそこは深いガスの中でした。
 時折顔を覗かせる「宝剣岳」を眺めながら、残雪の雪渓を踏み締めて頂上へと向かいました。
 道中では、深いガスに先頭を見失う場面もありましたが、2時間ほどで、全員が無事山頂に立つことが出来ました。
 頂上木曾小屋では、童心に帰って歌を合唱するなど楽しい一時を過ごしました。
 また、深夜には晴れ渡った満天の星空に、5万7千年振りの火星大接近を堪能したメンバーもありました。
 翌朝は、またまた深いガスの中、御来光を仰ぐことは無理かと案じながら木曽駒ケ岳の山頂に立つと、日の出時刻の4時47分、突然ウソのように霧は晴れ、素晴らしい太陽が顔を出しました。
 おまけに、後光こそ射していませんでしたが、西側の空に自分の姿が巨大な妖怪のように投影される「ブロッケン現象」も体験できました。
 「宝剣岳頂上」の狭い岩の上に立って両手を広げると、中央アルプスがみんな自分のものになったような感激を味わいました。
 「千畳敷カール」のお花畑は、高山植物の宝庫、沢山の可憐な花々と出会うことが出来ました。
 下山後は「こまくさの湯」で汗を流し、バスの車中ではゲームを楽しみ、美味しい蜂蜜も沢山頂いて、ますます親睦の深まった2日間でした。
 
 当日のコースタイムは次のとおりです。


【コースタイム】(休憩時間を含んでいます)

第一日 千畳敷(発)14:00・・・・乗越浄土15:00・・・・中岳15:30・・・・木曾駒ケ岳16:10・・・・頂上木曾小屋(着)16:30

第二日 頂上木曾小屋(発)6:30・・・・中岳7:00・・・・【自由行動】宝剣岳に登る・・・・千畳敷駅集合10:00


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(山行のスナップ) (可憐な高山植物)


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