第4回探検

2001年11月25日行って来ました。三重県中部地方のとある渓谷です。
車を降り、歩くこと約1時間、紅葉と高さ60メートルの滝、すばらしい景色でした。
ちょっと子供にはきつかったかな?
Dr.D探検レポート

今回のYSK2探検隊のメンバーは、T隊長以下、H氏、D氏、隊長Jrけいと、H氏Jrかずき、同じくりゅうた、の6名。

 目指す目的地は、櫛田川の源流のひとつ、飯高町宮の谷の最深部「高滝」だった。
起点となる蓮ダムの奥の林道終点に到着したの午前9時半、隊長の「さあ、いくぞ!」の号令に6名は一列になってこの秘境宮の谷に足を踏み入れたのであった。

 渓谷沿いの登山道をしばらく行くと「犬とび岩」といわれる小さな端の架かった場所にでた、橋の上にたったわれわれは、眼下の光景に息をのんだ、幅5から6メートルの岩の割れ目は垂直に約30メートルほどの深さで深く切れ込みその下を白いしぶきをたてた水がとうとうと音をたててながれているのであった。

 途中、崩落した登山道を河原におりてトラバースしたり、垂直の岩の側面に取り付けられた鉄製の歩道を歩いたりと、風景は劇的に変化しながら木漏れ日差す谷の道をわれわれは進んだ、終わりかけの紅葉の木々からは風が吹くたびに沢山の木の葉がひらひらと舞い降りた。 

 歩き始めて約1時間半、最後の急な道を登りきると、高さ60メートルの「高滝」は堂々たる姿でわれわれを向かえた、T隊長以下われわれは言葉すら失いそれを見入った。

 昼食(隊長手製のなべ)を食べて、山の秋を五感で満喫したわれわれは、山をおりた。
11月とはいえ、午後のなると日陰の山道はさすがに冷え込んできた、これも山の厳しさなのだろう。 到着した林道終点(出発点)でJr隊員たちが今日の収穫を地面にひろげた、それは、多量のどんぐりや朴の木の葉っぱだった。
 秋の一日をめいっぱい楽しんだわれら探検隊であった。