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SEASON 5
My Favorite point File No.Story邦題 My Comment
(Story and My Favorite Seenes)
★★★★★ File No.501Redux帰還 Part1  FBI に潜む裏切り者を突きとめるため、罠を仕掛けるMulder。彼はScullyに嘘をつかせる。軍の関与も見えてくる。DDやGAのナレーションがたっぷり楽しめるエピ。
 Scullyを巻き込んだことに一番心を痛めているMulder。国防総省に通じている軍の施設に侵入したMulderが、最も知りたいこと望むことは、Scullyを癌にしたのは誰なのかとその治療法を見つけること。しかしそれを見つけたら、陰謀が存在することの何よりの証拠になる。
 一方Scullyは、自分の中に、未知の生物のウイルスと同じDNAがあることを検出する。証拠を手に臨んだ聴聞会で証言するScullyが倒れる。
★★★★★ File No.502Redux2帰還 Part2  おめでとう!記念すべき 100th Episode !
 MulderとScullyの見どころシーンいっぱいのエピ。死んだはずのMulderが現れる。ICU に駆けつけたMulderの狼狽ぶり。Scullyを見舞うMulder、見つめ合う二人。スキナーこそ裏切り者か・・、ScullyをS・オステルホフ殺害の身代わりになど出来ないと言うMulderの表情が good 。
 課長に呼ばれたMulderが黙秘をするシーン、また再度呼ばれてスキナーを名指しするように持ちかけられてついに気づく瞬間も、すごく好きです。
 CSMがMulderに突きつけた取引は、FBI を辞めて彼のところへ行くこと。
 Mulderの聴聞会、緊迫したやり取りの末彼が出した結論は・・・。
 CSMが射殺される。大量の血痕、Mulderとサマンサの写真が残されていたものの、遺体は行方不明。
 チップを試したScullyは、死の淵から生還した。
★★★★ File No.503Unusual Suspectsアンユージュアル・サスペクツ  XFはタイトルの付け方でも「やるね!」と言わせてくれるエピがたくさんあります。これもその一つ。
 1989年にさかのぼって、ローンガンメン誕生とMulderが彼等に出会った経緯を明かしてくれるエピ。
 バイヤースとEHガス製造に携わったスザンヌ・モデンスキーが出会い、フロヒキーとラングリーを巻き込んで、政府内の秘密組織によるEHガス人体実験の陰謀を突き止める。彼女を追ってきたMulderはEHガスを浴びてしまい、異星人がどうのこうのと妄想に取りつかれてしまった姿が不憫です。なぜかミスターXも登場し、この時すでにMulderには手を出すなと部下に命令する。
 このエピのMulderは、本当に89年当時に撮影したのではと思えるほど新米捜査官の雰囲気いっぱい。陰謀の片棒を担がされかけ、初々しい若さの中にも真実を求める気持ちがしっかり芽ばえ、バイヤースたちとの共通項になっていったのだろう。
★★★ File No.504Detour迂回  MulderとScullyが気の進まない研修会をすっぽかし、フロリダの森で発生した連続行方不明事件を追う。
 赤い目・・、周囲に同化した肌・・、例によってチラリチラリと現れる未知の生物の姿がなかなかいい。Mulderは歴史を逆のぼり、その姿の謎にせまる。それは森を侵略する人間への、自然の反撃だった。
 XFでは多くのエピでその容疑者にも悲しさやせつなさを感じることができるところが、私は好きです。「罪を憎んで##を憎まず」とか「##にも五分の魂」のような、##自身ではどうすることもできなかった運命や生理的必然性・・・といったことを想うと、容疑者が皆逮捕されなかったり謎が残ったりしても許せてしまうのです。この作品でも、最後にベッドの下で光る赤い目うっすら浮かんだ顔に、ニタッとする私でした。
 見どころはなんといっても、MulderとScullyが森の中で一夜を過ごすシーンです。いつものように(?) MulderがScullyに守られてるっていうのが微笑ましい。二人の会話やしぐさもファン心をくすぐります。
★★★★★ File No.505Post-Modern Prometheusプロメテウス  私のすごく惹かれた作品の一つなんだけど、なんとDDもSeason7まで終えてこの作品が良かったと、インタビューに答えていた。
 モノクロの映像とBGMが独特の雰囲気をつくっている。遺伝子実験の"失敗"で生まれた"怪物"the great MUTATOは、顔に恐ろしい腫れ物があり口は二つある。その人生を想うとなんとも切なく悲しい物語だけど、彼を追い詰めた人達が、彼があたりまえの普通の感情を持っていることを知って、Mulderの勧めで物語の最後が書きかえられる。ほのぼのとして、心からあぁよかったという気持ちで終わるXFはめずらしい。MUTATOがみんなと一緒に楽しげに歌い踊り、MulderとScullyがダンスを踊るラストシーン、もうしばらく観ていたい。
★★★★★ File No.506Chritmas Carolクリスマス・キャロル  クリスマスを前に集うスカリー家の人たち。電話を取るScully、「ダナ、彼女を助けてあげて。」その声は確かにメリッサの声だった。
 捜査官として話すときのScullyの声って好きだけど、家族に話すときのScullyのしっとりした声もとっても素敵。自分は子どもがつくれないと、Momに告げるときのScullyを見るのは辛いです。
 ロバータ・シムとその夫は、自殺にみせかけて殺されたようだ。その娘エミリーは養子で、小さい頃のメリッサとそっくりだった。DNAを詳しく検査したその結果は、S:... I am Emily's mother.
★★★★★ File No.507Emilyエミリー  Mulderの''ポテト・ヘッド''は必見。
 Scullyは、エミリーの養育権を取ろうとし、Mulderにも証人になってもらう。
 「彼女は4週間行方不明になり、・・・」卵細胞が摘出された。M : Yes, all of them. ズキッとすることを、言い切るMulder。今まで黙っていたのは、Scullyの苦しむ姿を見たくなかったから。「・・・彼女がこの子の実母なのだから、それを阻止する権利は誰にもない。」彼女の気持ちを尊重して断言するMulderが頼もしい。
 老人ホームでのホルモン治療、偽りの代理母、Scullyの名札がついた生きた胎児。エミリーがつくられたのなら、クローンと同じ毒が体内にあると気づくMulder。
 エミリーが生きた意味を問うScully。エミリーの遺体までもが抹殺されてしまう。傷つくばかりのScullyにとって、側にいてあげようと言うのを断るしっかり者の彼女でも、Mulderは大きな心の支えになっていることを感じ取れるエピ。
★★★★★ File No.508Kitsunegari狐狩り  あの''プッシャー''ことロバート・モデールは奇跡的に回復していた。ある日脱走した彼のターゲットはMulderに違いない。しかし彼は、「ゲームに乗るな。」とMulderに忠告する。
 ''狐狩り''のメッセージを残して殺された検察官ネイサン・ボウマンの妻リンダが、「青ざめて・・」とか「変な色で・・」などと口走ることで、Mulderだけがリンダの正体に気づく。
 'Scully' が自らに引き金を引くのを防げなかったMulderが、パニック状態の中、今にも 'リンダ' を撃ちそうになりながら思いとどまった、迫力のあるシーンはすごかった。Scullyは、危機一髪でMulderと自らを守ったのだった。スキナーのオフィスで、まだショック状態の続くMulderがまたいいのです。
★★★★ File No.509Schizogeny分裂  農業一筋のまじめな男が、泥の中に吸い込まれて死んだ。ラボでScullyが検死による分析結果を非常に冷静にMulderに語って聞かせ、Mulderがひどいなかなわないなって感じで反応するシーンは、いつものパターンだけど私のお気に入りの雰囲気です。容疑者に上がった息子のボビーが「助けようとしたが無理だった。」と漏らしたのを、Mulderは信じようとする。また同級生のリサの父も変死をする。二人とも親子関係に問題を抱え、カリン医師のカウンセリングを受けていた。
 Mulderは些細なことでも見逃さず、ボビーやカリンらに事情聴取をかさねて核心に迫っていく捜査官としての彼の姿が、すごくかっこいいです。
 木から血がしたたる。20年前にさかのぼるというその原因は・・・。自然とカリンの憎しみ怒りが融合して、思わぬ現象が起きていたようだ。
★★★★ File No.510Chingaドール  「 I want to play. 」「あ・そ・ぼ!」(なぜか日本語)はBGMと共に強烈な印象で、そのとき呪物と言われる不気味な人形の意のままに、自らを傷つけ死んでいく人々。この人形の呪縛が解かれる瞬間までの、少女ポリーのこわさったら・・・。
 週末の休暇でニューイングランドに出かけたScullyが、この事件に巻き込まれる。ふだんとちょっと違うちょっぴりムチムチのTシャツスタイルや、セクシーでかわいい泡風呂シーンのScullyが楽しめます。
 Mulderは関係ないのに、ScullyにTELして口をはさむのがキュート。しっかり存在感をアピールしている。二人のTELシーンはアップも多いし、ファンサービス満載です。超常現象を口走るScullyに、Mulderたまらず「 Marry me! 」ですって・・・。
 こわーい事件と平行してユーモアもたっぷりのエピでした。
★★★★★ File No.511Kill Switchキル・スイッチ  もう一人のビル・ゲイツと言われた伝説の男ドナルド・ゲルマンが、銃撃戦の巻き添えで死亡した。彼のコンピューターにはCDが残されていた。それは彼とインビジゴスことエスター・ナリンとデイビット・マーカムの三人が開発したシステムを破壊するウイルス「キル・スイッチ」だった。
 証拠品のCDを持ち出して車でかけるMulderとそれを見つけたScullyの雰囲気が好き。CDから流れる「トワイライトタイム」が印象深く、聞いてるMulderの表情がいいなぁ。この曲ストーリー全体を通して私の頭の中で鳴り響いていました。
 システムが進化し''意志''を持つようになった人工知能がしでかすアレコレ。記憶や意識が肉体を離れて人工生命としてコンピューター内で生きていけるのか。二方向から展開する興味深いエピです。これを膨らませれば、映画にだってできそうな作品です。
 人工知能につかまったMulderが体験させられるバーチャルリアリティーは見どころのひとつ。Scullyのこと「ぼくの主治医」だって。とっても可哀想なのに楽しめちゃいます。
★★★★★ File No.512Bad Blood吸血  Mulderは追いつめた犯人ロニーの胸に棒を突き刺し殺害してしまう。共に捜査にあたっていたScullyまで巻き込み、二人は共同被告人となり刑務所行きになるおそれが出てきた。
 Mulderは犯人が吸血鬼だったと主張するが、証拠が必要だった。二人は事件を最初から振り返り、それぞれの解釈を確認しあう。
 お互いの相手を見る目がユーモアたっぷりに描かれています。おまけにScullyがハーウェル保安官に一目惚れしてしまうから、ますますお互いの気持ちが開放的で物事の見方もちぐはぐしている感じが、とても楽しいエピ。
 Mulderの吸血鬼に対する幅広い考察力はさすが!?ですが、Scullyが検死解剖で発見した薬(抱水クロラール)の存在が犯人に結びついていくのもさすがです。はたしてロニーは吸血鬼だったのか、自分を吸血鬼だと思いこんでいただけなのか。
 死んだはずのロニーの遺体が消え、急展開を迎えます。二人はいろんな解釈の違いを乗り越えて、基本的な事実に合意しました。
★★★★★ File No.513Patient Xペイシェント X  カザフスタンでの謎の大虐殺、目撃者の少年は何を見たのか。クライチェックが何故かロシアで大きな顔をしている。彼が青年に聞き出したこと、手に入れたものは・・・。彼の狙いはいったい何なのか。
 Mulderは改心して?別人のように''誘拐''や''UFO現象''を否定しているのに、今度は''政府陰謀説''を主張するものだから、またみんなから変人扱いされてしまう。公開討論会でのMulderは、堂々としていてなんてカッコイイのでしょう。
 マリタ・コバルービアスは、影の政府とつながっていたんだ。カザフスタンやスカイランド・マウンテンの事件でのクライチェックの存在を報告しているかと思えば、彼とは「アレックス」「マリタ」と呼び合う仲だったなんて。おまけに時にはMulderに情報を流したり、・・・秘めたる真の正体があるのか、それとも優柔不断なのでしょうか。
 患者X=カサンドラの話に耳を貸さないのは、Mulderと彼女の息子ジェフリー・スペンダー捜査官。しかしScullyは、カサンドラの言うように何かを感じ、無意識にどこかへ向かう。
★★★★★ File No.514The Red and The Black赤と黒  ペンシルバニア州ラスキン・ダムでまたしても集団焼死事件。Mulderが駆けつける、もしかしたらScullyが・・・と、ドキドキするシーンだ。カサンドラは行方不明に、Scullyは50人ほどの生存者と共に発見される。Scullyを見舞うMulderは、いっつもステキ♪なんだから。
 Scullyは何も覚えていない。Mulderは、・・チップはやはり政府が作った誘導装置だった、・・すべての真実は君の中にある、と断言する。Scullyは確かな記憶を求めてDr.ヴァーバーの入眠療法を受ける。
   ''顔のないエイリアン''が、''入植者''の計画を阻止しようとしていることを知っていたのは・・・。その事実がだんだん明かされてきた。
 マリタが、ブラックオイルに感染し、ワクチンのテストを受ける。ロシアがブラックオイルに対抗するワクチン開発に成功したのなら、今や抵抗が可能だ。影の政府は、''顔のないエイリアン''と新たな同盟を結ぶのか、''入植者''に彼らを差し出すのか。
 困惑するスキナーとのミーティングシーン。入眠療法での自分の ' 記憶 ' に確信の持てないScully。彼女の ' 記憶 ' を聞いても、もはやMulderはきっぱりと否定する。
 そんなMulderに、クライチェックは異星人による地球の植民地化、虐殺事件の意味について語る。クライチェックは誰とつながり、本当の目的は何なのだろう。
 ScullyがMulderの部屋を訪れると、思い悩み考え直しているMulderがいた。
 CSMが生きていた、しかもスペンダーの父とは。
★★★★ File No.515Travelers旅人  1990年、行動科学課で心理分析官をしていた頃のMulderが登場する。ヘアースタイルにタバコに指輪 !?と、ずいぶんキャラが違うので笑えます。
 Mulderは、38年前の殺人事件の犯人E.スカーが、数日前保安官に射殺されたとき、Mulderの名を呼んで息絶えたことの意味を知りたくて、A.デールズ元捜査官を訪ねる。
 スカーは『赤狩り』の頃からすでに始まっていた'' 異種移植 ''の生き証人だった。Mulderの父がスカーを逃がしたのか。いつか真実が明るみになることを望んでいたのなら、国務省でのMulderの父の信念が、FBIでのMulderへと引き継がれていったようでちょっと嬉しい。
★★★★★ File No.516Mind's Eyeマインド・アイ  殺人事件の容疑者は、全盲のマーティ・グレンだった。
 無実を信じるMulderの、相手の立場に立った優しさにうっとりです。また真実を見きわめる確かな目が、ラストで彼女の真意を読みとります。
 科学的な根拠を追求するScullyとのコンビネーションが、今回も good 。
 グレンが視力の代わりに得た one sence の解釈は、じつにXファイル的です。
★★★ File No.517All Souls万霊節  ダラ・カーノフは、洗礼を受けた日の晩神に召された。何の罪もない少女が、次々に変死していく。
 Scullyの信仰にかかわるエピ。
 ScullyがMulderにむかって 『''超自然'' の可能性を否定するわけね!?』と言い、Mulderが『What do you meen?』と返すシーンが印象的。エミリーの幻に動揺するScullyに、Mulderは『おりろ!』と言う。いつになく不安定なScullyに対し、今回Mulderは冷静です。
 教会から出てきた白い服とコート姿のScullyがとっても美しいので、お気に入りです。
★★★★★ File No.518The Pine Bluff Variantアンダー・カバー  ScullyはMulderが、12人の捜査官で張り込んでいた公園からテロリストを逃がしたのを目撃する。
 じつは彼は秘密任務で極右テロ集団に接触していたのだった。潜入捜査の緊張感がたまらないエピ。拷問に耐える彼は痛々しいです。
 テロリストの使用した生物兵器は、国内で政府が関与して開発したらしい菌だった。「テロリストの目的=政府の目的」の構図が浮かび上がってくる。Mulderは罠にはまるところだったのか、利用されたのか・・・。政府の陰謀を暴こうとするなら、それはテロリストと同じですって!? 真実が明かされないまま、生物兵器の実験は終了したようだ。
 危険な状況からMulderを救い出そうと、熱くなるScullyが good です。マスクをしていてもMulderを見つけだす、目のつけどころはさすが。
★★★★★ File No.519Folie A Deux幻妖  シカゴのビニールライド社に、「従業員たちに怪物が取り憑いている。」というテープが送られてきた。スキナーに担当を命じられて、ちょっとすねるMulderがキュート。
 でもテープを聴いて『光に紛れて、姿は見えない。』に注目したり、犯人像をプロファイルしたりと、さすが優秀な捜査官だわ。
 テープの送り主ゲリーが人質をとって立てこもった。Mulderもその中に。ゲリーはピンカス社長こそ怪物で、人間を一人ずつ襲っては魂を奪いゾンビにしていると主張する。ソンビを射殺し(?)ピンカスに銃を向けるゲリー。すかさず間に入ってM:No,Gary. Don't do this,Gary. て、かっこい〜っ。そして振り返ったMulderが見たものは・・・。
 ゲリーと同じ怪物やゾンビが見えてしまうMulder。Scullyは信じない!被害者の死亡推定時刻にズレがあっても信じない。でもMulderが言うように、被害者の首の後ろに3つの刺し傷を見つけたScullyの気持ちは揺らいだ。
 何と言っても一番のシーンは、精神科の病室で拘束されたMulderをScullyが見舞い、二人で語り合うところ。
・・・Mulder: You have to be willing to see.  Scully: I wish it were that simple.  Mulder: Scully, you have to believe me. Nobody else on this whole damn planet does or ever will. You are my one in five billion.
 看護婦に怪物が見えたと訴え、拘束を解いてくれるように懇願するMulder。無敵のヒーローでなく、こういった人間くさい姿をいっぱい見せてくれるMulder、それを演じてもちっともかっこ悪くないDDがいいなーっと思います。
 やっぱりScullyは最高のパートナーでした。見どころいっぱいのエピです。
★★★★ File No.520The Endジ・エンド  クライチェックがCSMを連れ戻す。CSMって影の政府内での権力があるようでないようで、けっこうあの中ではMulder的存在のようです。
 ロシアのチェスプレイヤーが暗殺された。犯人は国家安全保障局の元職員。J.スペンサーが事件を担当することになったが、Mulderは狙われたのが対戦相手の少年ギブソンであったことを指摘する。
 ダイアナ登場。人の心が読めるギブソン君、女心も読めるのね。
 ギブソンが命を狙われた訳を追求することこそ、Xファイルの謎を科学的に証明するチャンスと考えるMulderとScully。
 しかしダイアナが撃たれてギブソンが連れ去られ、容疑者が射殺されて現場に 'Morley' のケースが残されていたので、Mulderはスペンダーにくってかかり、仕組まれていたかのようにMulderに不利な状況となった。ついに司法省は、Xファイル課の閉鎖を指示した。
 スペンダーに父だと名乗るCSM、こんどは''サマンサ・モルダー''のファイルだけ持ち去り、あとのXファイルに火をつける。いったい何をどうしたいって言うの。FBI内で放火して捕まらないなんて。着替える間もなく駆けつけたMulderとScullyの喪失感がひしひしと伝わるラスト、これからどうするの〜。