このページのリンク元は UKIUKIが観た伊藤英明 の〜〜ちょこっとおしゃべり♪〜〜2006年10月3日です



***YASHA関連***


『ロケットボーイズ』(テレビ東京系2006年1月〜3月25時枠の30分ドラマ)を観ました。静の子供役を演じていた遠藤雄弥 主演です。

 行くつもりのなかった高校に入学し無気力に過ごしていた梶屋信介(=カジシン)(遠藤雄弥)は 、退学を免れる条件としてキューブサットという小型の人工衛星を設計するよう命令される。無理やり仲間を集め仕方なく取り組むが挫折の繰り返し、それでもやがてそれを宇宙に打ち上げるために自ら動き出す。
 爽やかな感動青春ドラマかと想像してたら、トホホアハハなドラマでスタート★でした。 遠藤 雄弥くん、おっきくなりましたね。でも面影ありますし(ってまだ数年だけど)、変声期終わってもハスキーボイスはそのままでした。
 それでも後半からラストにかけては、なかなか頑張った展開。雄弥くん、7話あたりからのテンションぐっと抑えたシリアスなシーンはかなりイイ感じでした。特に家族の問題に絡むシーンが良かったです。友人との関係に悩むシーンもちょっと良かったです。ただドラマ自体が全体的にコメディー仕立てで、ビジュアル壊して叫んじゃうテンションが多いのですが、声を枯らして思いっきり頑張ってるけどなんだか無理がある感じでした。パンパンに張るんじゃなくて、どこかプシュっと空気を抜いたようなキャラでユーモアを出すような役だったら、どんなふうだろうと思いました。


『 BANANA FISH 』(YASHAの原作者 吉田秋生 作)と、それに続く『 ANOTHER STORY 』を読みました。ものすごーく良かったです!!

 運命と闘って壮絶な人生を生き終えた若者アッシュと、彼にはじめて人としての幸せを授けた若者英二の物語
 途中で何度もググッと胸に込み上げてくるものを感じる、アッシュをはじめ登場人物の繊細な心理描写に惹き込まれ、全19巻読み終えました。なんといってもラストのショック!!、その余韻が凄い!!!そしてANOTHER STORYを読んで、もう涙が溢れてきてしまいました。

 切なく悲しいラストだったけど、アッシュはあの時大好きな場所で英二の友情に包まれて静かに旅立つことができて、この上もなく幸せだったと思います。でもあまりにも若すぎて、あんなことがなければアッシュと英二の友情は明るい未来につながっていきそうだったのにと、あまりに突然の早さに堪らない切なさでいっぱいになりました。
 そして、振り返ってはアッシュの人生を想い、また残された者の想いに共感して、いつまでも心の中に生き続ける存在になったアッシュ。なんか、静と凛みたいなんですよね〜。