8日目
国民宿舎とわだ
→ 青森県 夏泊半島 キャンプ場
am8:30、川沿いの道を走っている。
普段、渓流と呼ばれているその川は、昨日の台風の影響ですでに渓流ではなく、ガンジス川のようである。
さっき、国民宿舎「とわだ」を出るときに、ロビーでファミリーの父親が怒っていた。
「チェックアウトは10時のはずなのに8時から隣の部屋の掃除を始めやがって、掃除機の騒音でうるさくて休めないではないか。この犬畜生が。このハゲ野郎が。育毛しやがれ。」
みたいなことを言っていた。おっしゃっていた。
社長と従業員の女性はただ謝っていた。ボクはロビーで、ただタバコを吸っていた。
ひたすらガンジス川沿いを走る。寒いのでジャンバーを着る。8月なのに。
台風は昨日過ぎたはずなのに、台風一過の晴れは無く、小雨が降ったり止んだりで、カッパを着るタイミングがわからずフラフラ走っていると、突然大雨に。急いで荷物にビニールをかぶせ、自分もカッパを着る。こんなことならもっと早めに着ておけばよかったなぁ、sit!と思ってるうちに、すぐにまたやむのであった。mother facker!
12:40
八甲田山から青森市(結構都会。津ぐらい。)を通り、竜飛岬へ向かう。津軽海峡と青函トンネルのある岬だ。途中津軽半島から下北半島へ渡るフェリーの時間を確認(15:30と17:00って書いてあった)
いざ、龍の飛ぶ岬へ。
途中、しじみラーメンっていうのがあったので食べたりした。味は、しじみの吸い物の味だった(マジで吸い物で作ってあるのかと思うくらいの)。三雲のマリ○ンの前のお茶漬けラーメン(激マズ)っていうのをなぜか思い出したりして。こっちのほうがちょっと旨かった。
竜飛岬に着くちょっと前から激しい霧で視界が悪い。のろのろ走っていたら、突然目の前に風力発電の風車が出現してびびった。デカいんやもん。風力発電派のボクは嬉しくて写真を。
すぐ隣が竜飛岬だった。哀愁派のボクは写真を。
途中鳥が寝ていた。鳥が寝ていました、いっぱい。
はじめて見た。鳥派のボクは写真を。なぜかトリユウを思い出しながら。
竜飛岬をぐるっと走ってフェリー乗り場へUターン。着いたのは16:00.「まあ、あと1時間待つか」とタバコを吸ったり、うんこをしたりして。ふと時刻表を見てみると、17:00のフェリーっていうのは向こうからこっちへ来るフェリーの時間でした。アイター。つまり最終は15:30だったのである。やってしまったのである。
しょうがないので陸走で恐山を目指すルートに変更。例によって18時になっても本日の寝れそうなところポイント見当たらず、うろうろおろおろ走っていると、夏泊半島って言う名前の半島発見。「夏に泊まるんですか、じゃあ今ですよね」と半島に突入して30分、キャンプ場を発見しました。あぁ〜良かった。もし真っ暗になったら僕はどうやって寝るんやろう。と思いながらテントを張る。
合計 8270円
本日の走行距離 275km
総走行距離 2083km
明日の目的地
恐山→北海道へ!
国民宿舎「とわだ」。1泊2食付6300円。