5日目
新潟県の浜辺
→宮城県友人宅近所のオートキャンプ場
新潟の砂浜。出発前。松名瀬海岸にも似ている。
6:30
6時半に起きた。恒例のストレッチ&ジョギングをして、腕立て、腹筋を終わり、そのまま仰向けになっていると、突然新潟弁が話しかけてきた。
「おたくどこがらきなするん?」どうやら彼の友達は三重県で免許を取ったとのこと。三重県は免許が簡単に取れるらしい。三重県もなめられたものである。「気をつけて行って来てね」と、ねぎらいの言葉を戴き、走り出した。
8:00
例によってコンビニでサンドイッチとジュースを買い、公園で本日のルートを慎重に確認しながらそれをいただく。
公園の前は幼稚園があって、お母さんが子供を送り込みしている。平和な風景だ。
僕は公園の水道から、空いたペットボトルに水を拝借している。まるでルンペン。そしてお母さんと目が合う。お互い気まずい。なぜか軽い会釈。何だこれ?
今日は出来れば、宮城県の木村さんところまで行こう。木村さんとはアピタの同僚で、結婚して妊娠、もうそろそろ生まれそうなため、地元に帰ってきているのだ。
9:00
とりあえず113号線を走っていけば山形県に出られるのだが、一本道をどう間違えたのかいつもどおり迷ってしまい、道端で路頭に暮れていると、工事の人が近寄ってきた。ひょっとして怒られるのか?いや、何も悪いことはしていないはず。否、自分は悪くないと頭から決めるのはダメ人間じゃないか?そんな人間をいっぱい見てきただろ?と自分に言い聞かせ、怒られるのを覚悟しているといよいよその現場のおじさんが目の前までやってきた!
「どしたん、どこへ行きなするん?」と、普通の会話。「いやっ、113号線に行きたいのですがっ。」「それならあっつだ。」と、道を教えてくれた。道を示してくれた。僕にとってのキリスト様はこの人だったんだぁ。
で、あっつに向かって発進!
12:00
113号線をひたすら走る!走る!途中、「白い森 おぐに」でうんこをたれ、お昼に到着、山形!山形結構!しかしみんなのんびり運転。ほとんどの人が法定速度で走っている。ボクも郷に入らば郷に従え、朱に交われば赤く染まるごとく、のろのろのんびり走るのであった。ゆっくり走ろう山形県。通り過ぎるだけの山形かな。
木村さんにメールをしたら、「仙台まで出て行くよ」とお返事いただいたのですが、一時間半もかかるらしいので、こちらからそちらに伺います。旅の身分はわきまえております。で、行った。宮城県登米郡中田町へ。
近所には田んぼしかなく、一番最寄のジャスコで待ち合わせ、再会(一ヶ月ぶり)を果たす。
17:00
どうやらなにもないところらしく、仙台名物「牛タン」も、この辺りの焼肉屋で食べるなら松阪で食べたほうがおいしい、とのことで、彼女がお勧めの近所の中華料理屋でお勧めの五目焼きそば食った。木村さんの弟の海人くんも一緒に食った。海人くんは木村さんと年齢が16離れている。お父さん、頑張ったのである。あるいは酔った勢いか??
海人くんは、ラーメンこぼしたり、ゲロ吐いたりで大変だったが、まだ5歳なのでまあこんなもんだろう(笑)。ぐるっと木村さんの家の周りを案内してもらってバイバイした。木村さんも来月生まれるとのことで、おなかがパンパン。カオもパンパン。元気な子供を産んでください。
20:00
そして近くのキャンプ場に忍び込み、オートキャンプサイトをゲットしたが、霧雨みたいなのが降ってきたので、米とか洗う屋根のついたところに単車ごと乗り上げて寝袋出して横になってたらいつの間にか寝てた。爆睡。
ボクラはなんのために生まれてきたのかというと実は、子供を作るためである。過程より結果に注目するとそういうことである。アメリカ体質は結果一番だ。ボクはアメリカ人は嫌いだけど、結果一番という考え方はあり。男子たるもの結果を残さないとダメだ。生き方がどうとかこうとか語らない。男は黙って子供バンバン、である。
ただ、キリスト教は嫌いであるけど。
真実はどこにあるんだろう ?
本日の支出
ガソリン 5.48g・・・592円
ガソリン 5.6g・・・・644円
ジュース・・・・・・・・・140円×3
サンドイッチ・・・・・・180円
中華(ビール×1)・・2000円
合計 3636円
走行距離 317km
総走行距離 1294km
明日の目的地→子供をバンバン!