闘病記

2007年3月18日()  入院1日目
午前4時30分、静寂の中、『イターイ・・・・・』右腹に超強烈痛みで、目が覚める。それは何の
前兆もなくおいらの体にやって来た。
この痛み、いままで経験したことのない痛み。一瞬、食あたり?、いや違う、もしかして『 石 』
かと思ったが、あまりの痛さで考える余裕がなかった。とにかく妻に助けを求め一階へ行く、腹
痛に嘔吐もくわわり大変な状態になっている。この時間帯の病院は、自力でいく場合は、津市
○○病院か、伊勢市○○病院とのこと、松阪市にはなく、そこまで行く自身がなかった。『何で
もいいから早く痛みを取ってくれ〜〜!』と叫んでいた。
※○○病院は、聞いたが忘れた。
午前5時45分 救急車を要請、音がして来た『ピーポーピーポー・ピーポーピーポー・ピーポー
ピーポー』と、家の横で停車、周囲の皆さんお騒がせしました。
通報後、約4分程度で到着。ストレッチャーに乗せられ市内のS病院に、午前6時頃、搬送され
た、さすが救急車、早朝という事もあり早く着いた。

救急車

この時間帯は記憶かあまりないが、到着後、CT検査・レントゲン検査・尿検査となっていたが
痛さで出来ない、こうなると強制検尿、看護婦さんが、おいらの股間にある○○○の付け根を
持ち、もうひとりが、○○○の先端からカテーテルを挿入、コップ半分程度でた。
病院内をストレッチャーで移動後、救急外来に戻る、結果はやはり石、右尿管に、約4mm程度
の石が尿道と腎臓を痙攣させ激しい痛みをだしていることがわかった。痛み止めの注射と座
薬をしてもらい、経過を見るために『入院』といわれた。
午前8時20分頃、6階の東側病棟に入る、病室は4人部屋で左側のローカ・窓側には先客が
いた、おいらのベットは右・窓側、太陽の日差しがまぶしい、ローカ側は空いていた。
ストレッチャーからベッドに看護婦さん、数人で移されるとすぐに、右手首に、IDナンバー、氏
、バーコードが入ったベルトを取り付けられた。
その後、主治医の回診があった。



ベットからの風景といっても、点滴しか見えない。
10時頃より看護婦さんによる健康状態とか、入院手続きとかいろいろあった。
痛みは除除にやわらぎ、午前11時ぐらいには落ち着いてきた。
12時、昼食時間、普通食だったか゛食欲もなく4割程度食べたぐらいだった。
昼からは、痛みもやわらぎ、早朝からの疲れもあり『うとうと・・・・』していると血圧測定、体温測
定と寝る寸前で起こされるという状態が続いた。
妻は、救急外来処置後、すぐ帰れると思い靴しか持ってきていない、急遽、入院準備のため家
に戻る。

マウスポインタを置くと夜間画像になります
                             (携帯カメラの為、ぼやけています)

外を見ると、東側なので眺めは良い。
反対側の窓側の方が退院、「おめでとうございます」。
午後5時30分、お茶をいれに来てくれる。
午後6時 夕食が配られるが、気分が悪い為、5割程度しか食べられない。
痛みが周期的に襲ってくるが、たえられる限界まで我慢するが、だめなときは『ナースコール』
で痛み止めを依頼する。
睡魔が襲ってくるが、我慢をする、いま寝てしまうと、夜寝られなくなるがついにテレビを見なが
ら寝てしまった、『電気、けしますょ〜』と、看護婦さんの声で目が覚める、時計を見ると21時3
0分頃、電灯が消されローカの電灯だけがついている、今度は、なかなか寝付かれない。
点滴も継続中で、交換時期は、午前0時から1時頃、いっのまにか寝てしまった。

2007年3月19日 (月) 入院2日目

午前7時、静寂の中『ピコピコピコ・・・・・・・・・・・・・』と静かな病室内に携帯の目覚まし音が鳴り
響く、『しまった!』、平日午前7時になるようにセットしていたのを忘れていた、周りの方はすで
に起きていられたようで、とりあえす゛ほっとする。
洗顔後、お茶入れのサービスがあり、午前8時、朝食が配られる、ある程度たべたかな。
通常であれば出勤時間、9時頃会社に電話『石で入院』と連絡する。
主治医の回診。
体ふき用の熱いタオルの配布、入院案内を見ると週3回、月・水・金とある。
午前10時頃、血圧・体温測定。
午前11時頃、痛みが強くなる。
12時、昼食、痛みであまりたべたくない。
午後13時頃、主治医から外来にくるよう指示があったので、看護婦さんと点滴台とともに一階
外来にいくと、エコー検査、まだ腎臓が炎症を起しているとのこと、来た時とあまり変わらず。



午後4時頃点滴終了、やっと左手が開放される、違和感があるがすっきりした。
反対側の窓側に患者さんが入る。



公園の方をみるが、桜はまだまだという感じ。
いつもの様に、午後6時夕食、消灯まですることがないまま、消灯時間。
なかなか寝付かれないが、いつの間にか寝てします。

2007年3月20日 (火) 入院3日目

午前7時頃、『○○さん、検尿をお願いします』と、看護婦さんの声で目が覚めるが寝ぼけてい
る『何処に置くの』と聞くと、『トイレ奥の棚』と言われた、検尿をとって、洗顔、お茶サービス、8
時からの朝食

朝食

ごはん、味噌汁、ほうれん草、牛乳、レーズンとパイナップル

3日目となると、食事が楽しみになってくる。
午前8時45分、看護婦さんにつれられて、外来(1階)でレントゲン検査。
戻ると、血圧・体温測定。
主治医の回診。
午前11時30分、看護婦さんと一緒に、外来に行く、検査結果は当然『石』で、かなり膀胱に近
くなってきた、後、3〜4p程度、最後の出口がかなり痛いかも、これは前回、2006年12月1
5日と同じ状態、かなりの痛さは覚悟しているが・・・・・・。
12時、昼食

昼食

ごはん、茶碗蒸し、かき揚、おろし、ほうれん草、オレンジ1/2カット

午後からは、退屈ですることがないが、痛みは周期的にやってくる
午後5時45分にお茶入れサービス。
午後6時、夕食

夕食

ご飯、とり肉焼き、つけもの、豆・こぼう・レンコンの和え物、もやし・きゅうりの和え物

夕食後から、消灯まですることがない、ひまひまひま・・・・・・・・・。
消灯9時30分、電灯が消された。
周りから音が消えたかのように静か、『シーン』、また長い夜が始まった、時々聞こえる、看護
士さんの歩く音。『シーン』
午後20時頃より、だんだん痛みが増してきた、もう限界『ナースコール』、『どうしました』の声
に対して、痛み止めをお願いすると、すぐに座薬を入れてもらう。これで安心して寝られそう。
いつの間にか寝てしまう、『ガサガサ』と音がするので目が覚める、時刻は午前0時17分お隣
さんの点滴交換で看護婦さんが来ていた。遅い時間ご苦労様です。
うとうとと長く寝たような感じがするが、午前1時47分『カタコト カタコト』と足音で半寝状態で
起きる、何かとおもえば、深夜の巡回、多分全室寝顔の確認するのだろう。

2007年3月21日 (水)祝日  入院4日目
午前6時10分頃、日の出で目が覚める、今日は祝日なのに、車の音がやたらうるさい、犬の
鳴き声、風の音、何かわからない音、ローカを歩く音、町は動き始めている。
7時45分まで『ボー』としている。
お茶いれサービス。
午前8時、朝食が配られる

朝食

ご飯、ふりかけ、味噌汁、金時豆、牛乳

祭日だけど、先生の回診がある。
退院は、本日の夕方と、おいらなりに決めた。
回診時に、言ったらOK。
午前10時35分 血圧測定 125−80、体温 36.1程度、これが最後の測定。
午前11時00分 お茶入れサービス
12時、入院最後の昼食

昼食

ご飯、和え物、豚肉の卵焼き、バナナ

午後1時頃より、退院の準備といっても着替え、時計、シェーバー、その他・・・・・・を、紙袋にい
れるだけ、30分程度で準備完了。
退院時間は、午後3時30分から、4時までに妻に迎えに来てもらう予定。
あと、2時間することがないがテレビを見る、テレビカードの残り時間は2時間分以上ある、ベッ
トに座ったり寝たりの繰り返し、待っている時間はすごく長く感じる。

  寝ている姿を、おいらの携帯カメラで撮ってみた



病室入り口のプレート
                      泌 ) ○○正○ 様 となっている。
午後2時過ぎ、看護婦さんが来る、
退院時の清算方法の説明、治療計画書のコピー、メッセージ カード、次回の予約票、薬とい
っても座薬を受け取る、またまだ時間はあるが依然パジャマのまま、着替えが到着しない、妻
が着替えを忘れてきたらパジャマで退院、それだけはいやだ。
痛みは我慢していたが、だんだん痛くなってきた、先ほどもらった座薬を自分で入れる。
しばらくすると、痛みが和らぎ楽になる。
午後3時50分、妻が着替えをもって到着、早速帰り支度をする。
ナースステイションにより、退院の清算をする為、1階の総合窓口に行く、概算しかわからす゛
とりあえず、頭金を納める。
6階に戻り、同病室の方に退院の挨拶をして、帰路につく。
今回、救急隊の方、S病院・泌尿器科の医師また、6階スタッフの方々の素早い対応、いろい
ろありがとうございました。
また、休んでいる時の会社の方々ご迷惑をかけました、ありがとうございました。
しかし、現状では、『石』は、出産していない、いつでるか、いつ痛みがくるのか心配事をかかえ
ての退院になりました。



続く