本尊 阿弥陀如来

概 要
當山の御本尊は坐像阿弥陀如来です。
本来、曹洞宗の御本尊は釈迦如来ですが、阿弥陀如来像が當山に祀られた経緯は不詳。
當山の創立は1660年頃であり、その後延享四年(1747年)に焼失し二年後に
再興されるが本尊に関しての記載は無い。
當山の山号【西光山】と阿弥陀如来は当時地域的に浄土系の影響が有ったものかなと思われます。

當山に伝来する木造阿弥陀如来像及び両脇侍像三体とも桧材寄木造で定朝様式を伝える平安時代
末期から鎌倉時代初期の作であります(町文化財指定)。

本尊の大きさ
全高188cm、像座高88cm、面長19cm、面幅18cm
左右の脇侍
像高108cm、髪際高91cm
両脇侍の尊名は、日光菩薩 月光菩薩である。(阿弥陀如来の脇侍は一般的に観音、勢至であるが
両手の印相から日光、月光と判断されている)

脇侍菩薩(日光、月光菩薩)


ほとけさま

昭和55年 地元の大宮町立七保第三小学校(旧名)の1年生
秀樹君 が学校の授業にて皆んなでお寺に来て「ほとけさま」を
写生した時の絵(阿弥陀如来像)です。
1年生にしてはとても上手にしっかり描かれており担任の先生も
大変感心されました。その後この絵は教育関係の「現代造形美術
実践指導全集」に掲載され全国の多くの人たちに見られました。


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