@べにふうきの新芽です。普通茶と比べカテキンの含有量が多く、見た目も葉の先がとがり葉も厚く重みもあるのが特徴です。この茶葉を摘みとり、底から風が出る生葉コンテナに入れ一晩置き、生葉に含まれている水分の約半分を取り除きます。この作業を萎凋(いちょう)といいます。
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A紅茶は緑茶と違い蒸気で蒸さずに発酵させて作るお茶です。乾燥してしまうと発酵が止まってしまいますので、水分を含んだまま時間を掛けて仕上げていきます。発酵を促すために重みを掛けた機械で強く揉みこみ葉の中の酸化酵素を含んだ成分を絞り出します。このあたりからフルーティーな甘い香りがしてきます。
徐々に発酵が進み茶葉の色も変わっていきます。30分くらい揉んだあと少し温風で水分を取り、また生葉コンテナに戻します。この状態で一晩置き発酵させます。 |
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発酵具合が難しい判断ですが、発酵が終わりましたら、また機械にいれ20分ほど揉み込み中の水分を搾り出し茶葉全体の水分量を均一にします。それと同時に形状も細かく作っていきます。揉み込みが終わりましたら今度は高温の温風をあて一気に乾燥し、発酵を止めます。この状態で飲めるお茶、荒茶(あらちゃ)の完成です! |
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