「…ど、どういう事なんですか」

硬直したゲイナーが、ようやく口に出来た言葉は、それだけだった。



時は夜更け。
所は住居ユニットの豪華な一室。
その部屋の持ち主に突然呼び出され、嫌々扉を開けた途端バサリと頭に降ってきた、と或るもの。
「これ」がゲイナーを硬直させた代物である。

 「どうもこうもあるか。それ着てみろ」
正面に立つゲインは至極当然のようにそう命令するのだが。
 「着てみろ…って、これ、女ものの服じゃないですか!」
放り投げられたピンク色の衣装を強引に返却しようとするが、対する男は全く聞いていない。
狼狽している少年の傍からさっさと離れると、通信機を使って整備工員のコナに何かを注文している。
 「…あぁ、何か適当に見繕っといてくれ。すぐ取りに行く」
 「聞いてるんですか?!ゲインさん!」
 「ちゃんと聞いてるよ。…じゃ、頼んだぞ。…………で、何だい?」
(全然聞いてないし…!)
ゲイナーは怒りでうち震えつつ、今度こそ衣装をゲインの胸に向けて乱暴につき返した。
 「だから!何で僕がこんなの着なきゃいけないんですかって…」
 「あぁ、カモフラだよ」
 「…は?カモ…フラ…?」
あっさりと、ネタ明かしをするゲイン。
…だが、ゲイナーは彼の言葉についていけない。
呆けたように復唱していると、
 「明日の買い付けでな、ちと余分に金が要るんだ」
やれやれ…とゲインが自分の許に返ってきたピンク色のワンピースをふわりと広げつつ、
少しだけ警戒心の解けたゲイナーの身体の上からそれを合わせる。
 「金…って、でも今日ちゃんと買い付け代貰ってたでしょ?あれじゃあ足りないんですか?」
明日、自分とゲインは様々な必要品を購入する為、停泊しているドームポリスの市場へ出かけるのだが、
ゲインはその費用として結構な金額を事前にガウリから渡されていた筈だ。ゲイナーはその場面を見ているのだ。
 「よし、サイズは合いそうだな…足りないんだよ、全然。
 お前自分が乗ってるオーバーマンに搭載されてるマッスルエンジンの値段なんて、知らないだろ」
 「キングゲイナーです!」
 「はいはい。それで明日、買い付けの前にちいっと小銭を稼ごうと思ってな」
 「稼ぐ…?」
怪訝な表情で見上げると、ゲインはにやりと笑いながらファイティングポーズを作ってみせる。
 「コレだ」
 「…あ」
途端、厭〜な思い出がゲイナーの胸にザワリとよぎっていった。
どんなものでも賭けられるという、あの格闘技。
正式名称は「クラチ」と云うらしい。賭け試合を基本とする野蛮なそれで、ゲインは金を稼ぐというのだ。
確かに彼の腕があれば数十分で懐が暖かくなるだろう。
彼の実力は、悔しいが自分が身をもって知らされている。けれどあの場所は人目につき過ぎる。
ただでさえ自分達はシベリア鉄道警備隊やロンドンIMAから派遣されたセント・レーガンに狙われているのだ。
彼等に見付からないよう、目立たないように、且つ金をたっぷり頂くには。
 「…で、僕が女の子に変装して」
 「俺はその恋人の為に戦う伝説のパンチャーって訳だ」
 「誰が恋人ですか」
ジロリと睨みつけるが相手は全く意に介さず、ぽんっと衣装をゲイナーに手渡し、外に出ていく。
 「ちょ…ゲインさん!」
 「これも作戦の内だよ。衣装合わせだと思って着てみろ、すぐ戻る」
そう云って颯爽と消えた背中をどうする事も出来ず見送りながら、

 「…本気?」
ふわん、と肌に優しそうなその衣装に視線を移し…ゲイナーは大きな溜息を、吐いた。



数分後。
ガチャリと扉が開く音と共に、流れてくる鼻唄。
 「遅くなって悪かったなー。コナが離してくれなくて…」
扉を閉め振り返ったゲインは、思わずヒュウ、と口笛を吹いた。
 「…ゲ、ゲイ、ン、さん…」
其処に佇んでいる女性…否女性用の衣装を身に付けたゲイナー。
相当不本意なのか、請負人の名を呼ぶ声音がズウゥゥン…と暗くなっている。
いや、それにしても。
 「可愛いじゃないか少年、いやお嬢さん、かな?」
線の細い、中性的で色の白いゲイナーである。
カモフラとはいえ、女装が似合わない筈は無い。と根拠も無く予想を立てていたが、
(ちなみに機会があれば見てみたい、とも思わなかった訳でも無いが)…まさかこれほどとは。
 「冗談じゃないですよ…あ、サイズの方もぴったりでしたから。もう脱いでいいですか?」
僅かに窮屈な感じはするものの、女性用の衣装がぴったり合ってしまった屈辱からか、ゲインにからかわれてか。
明らかに不機嫌モードのゲイナーの顎が、その時くいっと掴まれる。
 「残念。変装ってのはもっと奥が深いんだよゲイナー君」
何時の間に近付いたのか。正面、にっと笑うゲインの手には平たい四角の抽斗付きの箱が乗っている。
 「もっと綺麗にしてあげよう」
 「…なっ、」
もしかして。
その箱の中身は…
 「鏡台の前に座って頂けるかな?お嬢さん?」

予感は的中だ。
やけに嬉しそうなゲインの声は、自分の気分を滅入らせるに充分な威力を発揮したのだった。



 「………変なトコ器用ですよね、ゲインさんて」
 「誉めても何にも出ないぞ」
 「…誉めてませんよ全然」
 (むしろけなしてるんです)
結局、鏡台の前、椅子に大人しく座ったゲイナー。
その後ろではゲインが彼の髪の毛を結っている所だった。
鏡を見ては、自分の姿に目を反らす。この、睫の長い、頬と唇が薄紅色の奴は一体誰だ。誰なんだ。
 「…知りませんでしたよ、ゲインさんがこんなにお化粧上手だなんて」
そして自然と怒りの矛先は自分をこんな目に遭わせている張本人に皮肉としてぶつけられるのだが、
 「人生長い事、こんな危ない橋を渡ってると嫌でも色々知識が身につくのさ」
 「知識〜?これが?」
そういうものなのだろうか。
だとして腕の立つ男のゲインが化粧の仕方を知っていても何かの役に立つとは到底思えないのだが…。
ゲイナーが難しい顔で真剣にそんな事を考えていると、ようやく「出来たぞ。」と終了の声が上から降ってきた。
 「立ってみろ」
 「あ、はい」
 「眼鏡外して」
 「え」
 「いいから」
渋々と眼鏡を鏡台の机の上にコトリと置いて、云う通りその場に立ったのだが。
急に眼鏡を外したせいで視界がグラグラする。
その気持悪さに耐えられず思わずふらついてしまったその身体を、スッと伸びてきた腕に支えられてしまった。
 「大丈夫ですか?お嬢さん」
妙に落ち着き払った、紳士然としたその声に、思わずむっとなった。
絶対、からかわれている。こいつがこんな声で喋るのは女性に対してだけなのだ。
 「ゲインさん…!」
彼から離れようと自分の両手を突っぱねるが、ビクともしない。
 「カモフラってのは外見上手く化けてても中身が全然駄目じゃ意味無いんだよ。…そうだろう?キャサリン」
そう云うと、ゲインが背後から優しく抱き締めてくる。
 「キ、キャサリンって…」
 「自分の名前も忘れてしまったのかい?」
耳許で囁かれる、甘い声。
どうやら自分に与えられた役柄はキャサリンという女性らしい。
…それにしても、キャサリンって誰だ?
疑問を口にする前にゲインはさっさと展開を進めていく。
 「それでは僕の事など、もう覚えていないのかな…薄情な人だ」
彼が何か話す度に、ゾクゾクと背筋を這上がってくるこの感じは、以前も味わった事がある。
(…まずい)
しかしゲイナーは無意識に首を振って、「それ」を散らそうとした。
 「…人違いじゃありません?」
鼓動が、早くなる。
背後から抱き締めてくる腕の力が、少しだけ強くなった。
 「そんな酷い事を云うなんて…僕は何時でも君の事を想い続けていたというのに…」
スル、と。
身体を拘束していた腕の片方が釦の間から肌に滑り込んでいく。
 「…わっ、ちょ、ゲインさ…っ」
 「あぁ、思い出してくれたんだねキャサリン……嬉しいよ」
息だけでそう囁くと、そのまま耳朶に緩く噛みつき、ねろりと舌を這わせた。
これには流石のゲイナーも堪らない。
ただでさえ衣服の下でも悪戯な掌が自分の弱い部分の周辺をじらすように這い回っているのだ。
 「…ふゃ…っ!」
甲高い声を放ってしまった口を慌てて閉じたが、ゲインの舌は耳朶から方向を変え、
髪を結い上げ、露わになっている白いうなじにその唇を押し付けて其処にしっとりとした口づけを落とす。
その間も、衣装を割って入った掌は肌の上でゆっくりと動き続け、ゲイナーをじわじわと追い詰めていく。
 「…ぅ、…っ、も、止めて下さい…」
 「何故?僕と君の仲じゃないか」
声の奥に見え隠れする、愉しげなトーン。
 「ど、ゆう…仲ですか…っ!」
ゲインは明らかにこのシチュエーションを楽しんでいる。
それが分からない程ゲイナーは馬鹿ではない。
けれど、彼に向けたその質問は、明らかに墓穴だった。
途端、滑り込んでいたゲインの指が、胸の突起を軽く摘み上げる。
 「ゃ…!」
同時に、襟足。
髪の生え際に強くキスされ、その衝撃に思わず身体が仰け反った。
 「分からないと云うのなら、…教えてあげるよ、キャサリン」
ゆるり。釦が外され、衣服の隙間から上半身が見える。
正面には、鏡。
背後の男の腕に情けなく支えられ、かろうじて立っている…この女が……自分なのか?
ゲイナーはその余りの倒錯感に眩暈がしそうになった。
 「…止めて、下さい…こんなの、いやだ…っ」
女の格好で抱かれるなんて。そんな屈辱耐えられない。
しかしゲインの腕はその訴えを無視し、ワンピースの裾をたくし上げていく。
ピンク色の布から露になる白い素脚がやけに扇情的で、男は無意識に息を呑んだ。
 「や、ゲインさ…っ」
 「嫌?本当に?」
ズル…。
下着を下げれば、既に屹立し、更なる快感を求め濡れそぼっているゲイナー自身が姿を現す。
それをわざと見せつけるように先端から溢れる液体を指に絡ませ、緩く扱いてやる。
 「あ…っ、や…」
 「こんなに濡らして…いやらしいな、キャサリン」
 「ん…っ、だから…キャサリンて…」
(誰なんですか!)と訊こうにも、最早出てくる言葉は喘ぎ声でしかなく。
ゲインに直接触れられ、頼りない両膝はガクガクと震え出す。
はっきり云って今立っていられるのは背後から支えてくれている彼の力があるからだ。
右手で、屹立した中心を。
そして左手は、弱点である乳首を嬲られ、何時終るか知れない快感がゲイナーを蹂躙していく。
その様子が全て目の前にある鏡にぼんやりと映し出されている。
視力の弱いゲイナーには余りはっきりと見えないが、ゲインにはしっかりと見えている筈だ。
そう思うだけで妙な気分になる。鏡に映ったその姿はきっと、卑しく、浅ましいに決まっている。
 「…っぁ、も、手、離し……っ…、」
 「今離してもいいのかい?」
意地悪く尋ねるゲイン。
 「…だっ、て、も…や、だ……ぁ…、ッ」
ビクッと身体が震え、ゲイナーが一瞬呼吸を詰める。
トロトロとゆっくり太股に伝う、自分の温かな白い液体。
 「…は……っ、ぁ」
 「おっと、一人で達くなんて、仕方の無いお嬢さんだ」
 「だから…っ、僕はお嬢さんでも…っ、キャサリンでも、ないです…っ」
男の胸に抱かれ朦朧としながら、それでも必死に息を継ぎ、何とか反論した。
いい加減、ゲインの仕打ちには頭にきているのだ。
 「分かってるさ、ゲイナー君」
苦笑混じりの声で名を呼ばれたかと思うと、いきなり視界がグルンっと変わった。
 「…わあ!?」
突然の出来事に反応出来ずにいたのだが、間近に見えるゲインの顔。
そして、脇と膝裏に回っている彼の腕。即ち、俗に云うお姫様抱っこ状態である。
 「なー…!!」
 「こら、暴れんな」
 「暴れますよ!何やってるんですか!」
そしてそのまま寝室のベッドに放り投げられる。先程の紳士的な態度とは打って変わった行動だ。
柔らかなベッドは衝撃を吸収してくれたが、それでも痛いものは痛い。
涙目になりながら腰を擦っていると、ぎしっとゲインが無遠慮に自分に覆い被さってくる。
上を脱いで、しなやかな無駄の無い筋肉に覆われた身体が露になる。同性でも思わず見とれてしまう、均整のとれた肉体。
 「すまなかった。流石に度が過ぎたな」
真剣な顔で何を云うかと思えば…謝罪?
 「お前はキャサリンじゃないよ、ゲイナーだ」
そして、頬に口づけられ、そのくすぐったさに肩を竦めた。
 「もう変装ごっこはおしまいにしよう。でもな、」
 「…でも?」
するりとワンピースの上半身部分だけを軽く脱がせて。
 「今夜はこれで、抱かせてくれ」
 「…やっぱりこういうの好きなんでしょ!馬鹿!オヤジ!!」

ゲイナーの怒鳴り声が部屋にこだました。



けれど。
結局、経験値の低い子どもは、人生経験豊富な大人に勝てる筈も無く。
 「…あ…っ、も、明日…早いんだから…っ」
最早服の役割を果たしていないワンピースをくしゃくしゃにされながらも、ゲイナーはゲインの肩にしがみつく。
 「…無茶は、しないよ…」
 「嘘…っ、ゲインさ、アテにならな……ふ、ゃっ」
耳許へ吐息と共にキスを落とされ、内壁を擦り上げられて、思考が甘く痺れ途絶えた。
女装したゲイナーを組敷きながら、ゲインは目を細める。何というか…これは思った以上にイカガワシイ。
長い睫が涙に濡れ、艶のある薄紅の唇から伝う、透明な滴。
いたいけな少女を無理矢理抱いているようで…チクリと罪悪感が胸に突き刺さる。と同時に、それ以上にゾクゾクと拡がる嗜虐心。
(いかんな…こりゃ…)
 「…あ、や…っぁ…、っ」
僅かに残った理性で己を諫めつつ、それでも深く、浅く其処を貫いて。
前後不覚な快感をゲイナーに与えながら、自分も高みへと上っていく。

そして、
シーツの上に投げ出され、互いに絡めた指が、ひくりと跳ね上がった瞬間、二人は同時に達していた。






 「…インさん」
 「………」
 「ゲインさん!」
 「……んあ?」
自分の名を呼ぶやかましい声に鼓膜から覚醒したゲインが、のろのろと重たい瞼を上げる。
自分を覗き込んでいる可愛らしい女性。
 「…あぁ、おはようキャサリン…いい朝だね」
つらつらと流れる言葉を口にするゲインの腹筋めがけ、可愛らしい少女はその外見に似つかわしくない拳をふり下ろす。
 「何寝惚けてるんですか!買い付けに行くんでしょう!?
 け、化粧だって落ちちゃったし…服だって使えませんよ、どうするんですか…」
ゲインさんのせいですからね!と。
一足先に顔を洗ってきたのか、さっぱりとした顔でぎゃんぎゃん元気に騒ぐゲイナーを、
寝そべったままぼんやりと眺めていたゲインだったが、ゆっくりとした動きで彼の腕をそろりと掴み、
 「…ってうわあ!」
グイッと自分の方へ引っ張った。軽いゲイナーはそのままゲインの上半身に乗り掛かってしまう。
 「そんな時の為にコートも用意してある。勿論レディ用だ。化粧もちゃんと直してやるよ…その前に」
 「…その前に?」
流石請負人というべきか。余りの手回しの良さに半分驚き半分呆れ顔で訊き返すと、
 「本日の勝利を願って、キスしてくれないか?」
 「………は?!」
突然何を云い出すんだこの男は。
 「勝利した男にはご褒美のキス、そうだろう?キャサリン」
 「まだ勝ってもないでしょ!」
 「前払いだよ。それともリングの上、公衆の面前で熱〜いキスをしてくれるのかい?」
にやにやと、顎を擦りながらゲインがそんな事をのたまう。

こんなの詭弁だ。

唇をぎゅっと噛んで、ゲイナーは、俯いたまま顔を上げない。

詭弁だけど。でも。

心を決めて、顔を上げる。
拍子におっ、とゲインがおどけたように両眉を吊り上げた。
 「………目、閉じて下さい」
云われた通りに目をつむれば、一呼吸おいて柔らかな唇の感触が…頬にあたった。
パチリと開いた視界に映る、耳まで赤いゲイナーは、決して視線を合わせようとしない。
 「…こ、これで、いいんですか?」
 「あぁ、でもなゲイナー」
ゲインが上体を起こす。その反動でスプリングがぎしりと軋んで、揺れた。
(済まないな、サラ)
 「ほんとのキスってのは…」
(お前の為に、ゲイナー君の唇はとっておこうと思ってたんだが…)
薄茶色の髪の毛に手を回し、驚きに満ちた両眸が間近になる。
 「…っ」
重なる、唇。
至近距離に驚いて、上手く呼吸が出来ない。
 「…ん、ぁ…っふ」
苦しくて、唇が一瞬離れた隙に、息継ぎ。それを見計らって再び、キス。
 「ちょ、ゲインさ…ふ……ゃ」
口を開きかけた隙をついて、男の舌がヌルリと口内に侵入する。
(き、気持悪い…っ)
涙目で身体を強張らせるゲイナー。逃げ惑う舌は、あっけなく捕まり、絡め取られる。
溢れた唾液は顎を伝って、頤にまでヌメりを帯びた光を放ち、その感触が更に少年の身体を震えさせた。
 「…ん、んん……っ」
抵抗していた両手からぐったりと力が抜けた頃。
ゆっくりと唇を離し、その精悍な顔に意味深な笑みを作りながら、
 「…こういうのを云うんだよ」
 「……さ、最低…っ」
ぜいぜいと息を整えつつこちらを睨んでいるゲイナーに向けて、ゲインは軽くウインクする。
 「ま、見ていてくれよキャサリン。君の為に勝ってみせる」
 「………負けたら承知しませんからね」



なんだか物凄く不本意な気持ちで一杯になりながらも、ゲイナーは本日恋人役の男に、ベッドの上で激励(?)を送ったのだった。

 

 

◆end◆

 

「見てくれてるかい?キャサリン、僕のパワーの源は、今朝君がくれたあの熱い口づけ…」
spicaはブカレス×キャサリンを応援しています。