<データベース「桐」との出会い>
 

記憶媒体がテープや8インチのFDの時代に「BASIC」で
さんざんな目にあった人は数知れません。
私もそのひとりです。

 バックの書棚に記念品として
保管してあるBASICのマニュアルには
「作成1982.3.10」作成という日付がある。

当時はIBMのオフコンを端末で
BASICが走るように電算部門に開放してもらい
各部門で利用できるプログラムの開発に
取り組んでいた。

 夜な夜なこのマニュアル片手に、
1ヶ月かかってカタカナしか印字できない
「BASICのプログラム」が完成。
2ケ月程して「MY CARD」更に「THE CARD」と
DBソフトが発売された。

 それを利用すれば1ケ月が1時間でお仕舞い。
このDBソフトの醍醐味を味わうとともに、
1ヶ月の惨めさを味わったのは私だけだったでしょうか。

しかし、この惨めさは
プログラミングの基本を習得した時期でもあり
貴重な財産となって現在に生きている。

1986年11月当時の言葉で「ドロップアウト」して
泣潤[プを松阪で設立現在に至る。
オリジナルソフト作成にあたり
何を利用して開発するかトライの時
出会ったソフトが「桐/管理工学研究所」だった。

・コマンドが日本語。
・プログラムが日本語で組める。

アクセス、エクセルで限界を感じている方
是非、桐の世界をのぞいてください。

ビジネスの世界のいわゆる「事務処理」は
「桐」ならできると思っていただけれ結構です。
プログラムを組むに当たって
問題が生じた時、必ず解決方が見つかる
奥深いソフトです。
とにかくおもしろくて、価値あるDBソフトです。


1986年5月 リレーショナルデータベースソフト「桐」が発売された。当初のマニュアルは黄色。コマンドが日本語で、プログラムが日本語で組める魅力はアルファベットの「BASIC」からこの世界に入った者にとって魅力的なアプリケーションだった。
1986年10月 会社設立と同時に「桐」によるオリジナルソフトの開発に取り組んだ。
1987年6月 「桐ver.2」にバージョンアップされ、その完成度の高さにはコマンドの説明が専門的すぎた感があった。
1990年7月 「桐ver.3」登場。初期メニューこそver.2とそっくりだが、内容は大幅に改良され、マニュアルの難解さある程度解消された。ポケット版マニュアルは重宝した。
 1992年6月 「桐ver.4」発売。
1992年6月 「桐ver.5」発売。現在(2005.3.10)も2社現役バリバリで請求書発行に活躍している会社がある。
 当社においてもユーザサポート用にPC9801BX3とともに2004年秋まで活躍していた。オリジナルは現在も保管している
1997年 「桐v7」発売。プログラムを組むには物足りない状態だった。
1999年6月 「桐v8」発売。一括処理コマンドが飛躍的に拡大、v7までの不自由さが大幅に改善された。
 現在、ユーザーのところで動いているWIN版の4割はこのバージョンである
2002年10月 「桐v9」発売。マイナーのバージョンアップを繰り返しながら現在にいたっている。
2005年10月 「桐9−2006」となっている

桐v2から記念品の歴代マニュアルです。現在稼働はV8以降です。

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