街の風景

(観光スポット)

ホテルの窓より眺めた夜12時の夕映えです。キリスト復活教会のシルエットが美しい。深夜2時の写真はTOPページに飾りました。丁度夏至の頃で夜は4時間程でした。

早朝4時の写真

朝6時の写真

 



キリスト復活教会

1881年3月1日テロリストの投じた爆弾によって時の皇帝アレクサンドル2世が致命傷を負いました。暗殺現場に建立された聖堂です。

この聖堂はロシア全土からの寄付金により1883〜1907年にかけて建立されました。

高さは81mで円蓋は金箔や七宝の張られた銅板に覆われています。外壁は色とりどりのタイルやレンガで装飾され、鐘塔の壁にはモザイクでロシア各県の紋章が表わされているそうです。

 

この教会は建立の経緯から別名「血の教会」と言われています。

 


日本海海戦に参加した旧バルチック艦隊の巡洋艦オーロラ号を復元したもので現在内部は博物館になっています。

右の写真は燈台の役目も兼ねたロストラ柱です。ロストラとは船の舳先を象った金属製のレリーフです。円柱の足元の4体の人物像は、ヴォルガ川、ドニエプル川、ネヴァ川、ヴォルホフ川を象徴しているそうです。

 

スモーリヌイ修道院

この聖堂はエリザベータ女帝期で、最も華麗な建築物と言われています。

 

18世紀のバロック建築の特徴を雄弁に物語っているようです。

聖イサク寺院

この寺院はロシア正教の本山で1818年から40年の歳月をかけて造られたそうです。中に入ると荘厳で絢爛豪華な装飾に目を奪われます。

←左の写真をクリックして下さい写真右の台座のうえにあるニコライ1世騎馬像が出ます。

 

下の写真はネヴァ川船上から望む聖イサク寺院です。

ピロシキの昼食をとったレストランでカチューシヤやトロイカ等、ロシア民謡を聴きました。

きれいな19世紀までの遺産とはうらはらに、現実はかなり古い列車や自動車が走っています。街中は埃っぽく建物も薄汚れた感じがしました。共産主義時代の約70年はいったい何だったのでしょうか。

この旅は、ペテルゴフとエルミタージュ美術館を楽しみにしておりましたが、期待通り素晴らしいものでした。

ただペテルゴフとエルミタージュは写真撮影が可能でしたので映像の紹介が出来ましたが、スペインの王宮(撮影禁止)もこれに匹敵する素晴らしさでした。

ロシアは入国時、出国時に所持金の詳細申告を求められ、やはり特異な国との印象を受けました。

  


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