ある小さな田舎町ツイン・ピークスで、ある日地元の高校生ローラ・パーマー(Sheryl Lee)の死体が発見される。事件解決のため、FBI特別捜査官クーパー(Kyle MacLachlan)が派遣されて来る。捜査が進むにつれ、町で評判の優等生だったローラや一見平凡な町の人々が織りなす複雑な謎がしだいに明かされていく。。。
　デイヴィッド・リンチが初めて挑んだTVドラマ（'90〜）にハマる視聴者が続出し、世界中でTV放映・ビデオ化とともに熱狂的なブームを巻き起こしたらしいです。

　ずいぶん前のことですが、David Duchovny出演作というので初めからずーっとビデオを観ていったところ、第一印象は今までに馴染みのない不思議な雰囲気だってこと、そして正直なところ 訳がわかんなーい！って状態に陥りました。それでもとにかく早送りをしつつストーリーを追っていくと、Ｘファイルに出演していた俳優さん続出なのにDavidはどこ？・・・、やっとのことでDavid が登場したのは１８話，１９話，２０話です。

　彼の役は麻薬取締局員デニス・ブライソン（DEA Agent：Dennis/Denise Bryson）で、女装した時はデニースと名前を変えて活躍します。わ〜ぃこれが有名なデニース♪ すらっと長い足, 表情や全身の雰囲気, 手のしぐさ・・・本当に信じられないくらい美しくて役にハマッています。写真で見るとよくわかりませんが、動きがあるとより美しくすごく自然です。声や話し方も特に創っているようではないのにデニースに成りきっていて、全く滑稽さを感じないところが嬉しいです。UKIUKIは、おとりの麻薬取引をするようビビってる男を説得するシーンがお気に入りです。オール・バックのデニスがその男と実行したおとり捜査が失敗し、デニースはその女装を武器に人質になっているクーパーを救出するため、ウエートレス姿でスカートの中に銃を隠し現場に''強行突入''するのでした。