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プラダを着た悪魔


 ジャーナリストを目指してニューヨークへやって来たアンディ(アン・ハサウェイ )は、とにかく仕事を探そうと、お洒落に興味があるわけでもないのに たまたま面接に出かけていったのが一流ファッション誌“RUNWAY”のオフィス。ところがどうしたことか ファッション界のカリスマで”悪魔”とも言うべき編集長ミランダ・プリーストリー(メリル・ストリープ)の目に留まり、彼女のアシスタントとして働くことになります。

 観終えた今の気分をひと言で・・・しばし夢の世界を漂ってきました〜♪
 といっても、華やかな世界の裏側が、ユーモラスに描かれていて おもしろかったです。ミランダの悪魔っぷりが すごいのよ〜!身の回りの細々としたことからプライベートなことまで、それも時間も何も関係なく、ワガママきわまりない理不尽な要求ばかりで最悪なボスに違いないミランダなんだけど、なにげに憎めない感じを醸し出しているところが、見事だったわ〜!! それでも彼女は、仕事に対しては全てを自分が目を通してチェックしていて、まあ有無を言わせずダメ出しをしたり指図をしたりなんですが、とにかく手を抜いてないところが立派。でもそのセンスがどうなの〜?って UKIUKIには理解できないのですが、アンディもそうみたいでしたよ。また、とってもフツウな可愛い女性のアンディが、とびっきりに輝く女性に変身した姿も楽しめました。ところが それぞれに外からどんなふうに見られているかとは別に、それなりの苦労や恋の悩みもあって、最後は”悪魔”も気持ちの通じ合える人だって分かったし、結局それぞれ自分の進むべき道を前に進んでいく姿を お互い認め合えるという、素敵なお話でした。