Please Choose the Title :    

メン・イン・ブラック3  MEN IN BLACK V  '12 
メン・イン・ブラック2  MEN IN BLACK U  '02 
メン・イン・ブラック  MEN IN BLACK  '97 















メン・イン・ブラック3



 公開前からMIB3楽しみ〜って思っていながら 内容については今まで全くチェックなどしてなくて観たんですよ。10年ぶりの3作目は、やっぱりMIBや〜!って世界でした☆ でもマンネリ感は無かったし、ワクワクしながら観ちゃうよ〜。おもしろいです♪ 映像も楽しい〜♪ そしてなんと、MIBで胸キュンの感動しちゃったよ、ポロポロ泣けちゃうとはね〜♪

 オープニングで凶暴エイリアンの凶悪犯ボリスが宇宙刑務所を脱獄します。ボリスは逮捕される前の1969年にタイムスリップして、自分を逮捕したK(トミー・リー・ジョーンズ)を殺害するつもり。そこでJ(ウィル・スミス)もそれを阻止すべく過去へ・・・。そこで若きKと共にボリスと戦い、攻防戦を繰広げます。
 タイムトラベルものにしちゃうのはあんまりかな〜と 何気に不安が過ぎりましたが とんでもない、おもしろかったです! トミー・リー演じるKの出番が少ないのはちょっと残念。でもそのKの人間像を解き明かしていく物語でもあったのが嬉しかったです。ちゃんと作品を通してKの存在感がありました。もちろん今や敏腕エージェントとなったJはカッコイイしね。しかし若きエージェント時代のKを演じたジョシュ・ブローリンって俳優さん、違和感無く良かったな〜。それに未来を見ることができて、それも良し悪しっていうのを醸し出しつつ 何かとストーリー展開に絡んでくるグリフィンってキャラクターも味がありました。
 そのグリフィンが、ひとつの命が救われればそのかわり別の命を亡くすことになると言ってたのを終盤忘れかけてたら、不意討ちされたよ、その命は誰なのかって予想できなかった〜。そしてまさか、KとJの出会いがそこにあったとは! KとJの原点が描かれるとは! 堪らなく悲しくも温かい気持ちになって嬉しいような感動に涙してしまいました。後年KがJを選ぶことになる伏線ですよね。1作目また観たくなってきました。









メン・イン・ブラック2



 オープニングから続く宇宙船飛来シーン、BGMにも乗せられてワクワクして観ていると、デカそうに見えた宇宙船に犬が寄ってきて、アッと気づいた時にそうだった!と嬉しくなりました。イメージとか常識とかをモノともしないおもしろさが満載で、前作に引き続いてこの作品も私大好きです。
 前作のようなインパクトはないものの、マンネリ化して次回作が作られたとしても、私はきっとワクワクとして観るのだと思います。

 1978年に行方不明になったザルタ星人の宝''ザルタの光''を手に入れようとやってきたサーリーナは、エイリアンのベンを殺害。捜査にあたるJ(ウィル・スミス)は目撃者のローラに恋してしまったようです。
 前作ではMIB新人エージェントだったJは、すっかり貫禄ができちゃってます。Jを育てた恩師K(トミー・リー・ジョーンズ)、引退して今はちょっと冴えない郵便局長となっています。Kの記憶に地球の運命がかかっているとわかって、JはKを連れ戻しに行きます。
 彼の記憶を戻すためのデニューラライザーに期待をしていたら、あれには正直がっかりしました。もうちょっとカッコイイのがよかったなあ。
 ''ザルタの光''の在りかを知っているらしいKはローラのところへ・・・。そして辿り着いた''ザルタの光''の秘密は素敵でした。またJとKの関係がいつの間にかラストには元通りで、しょぼくれていたKがカッコ良く復活しお見事!

 終始テンポ良くストーリが進み、とにかく楽しいです。Kが指を突っ込むと、その中に世界があるとか、ロッカーの中にも世界があるなんて、私の好きなシーンです。超速カーチェイスのシーンも好き。
 前作のようなたまらなく気持ち悪いエイリアンがいなくなって、代わりにと言っていいかどうか、Jのパートナーとして登場した捜査犬フランクも邪魔になるほどでもなく、それでいてたっぷりユーモアを振りまいてくれました。
 それとラストのオチは、最高にお気に入りだった前作を引き継いでいてこういうの好きなんですけど、壮大さでは負けましたね。でも生きる世界の大きさは相対的には測れないっていうメッセージが、私には感じられました。









メン・イン・ブラック



 文句なしにおもしろい、大好きな作品です。
 トミー・リー・ジョーンズのK、ウィル・スミスのJ。かわいらしいエイリアンたち。あふれんばかりのアイデア、最高です。私こういう世界には、抵抗なくすっぽり入ってしまいます。
 バグだけは、むずむずするほど気持ち悪かったです。でもあの俳優さん、CSN1で何気なく垣間見た映画で、しっとりと落ち着いた役をやっていて、へぇ〜!と思ってしまいました。
 猫の首輪についた銀河。・・・そしてラスト、大きな銀河が実は小さかったというのが駄目押しで、私の心をつかみました。大きい小さいは相対的なものなんだと、気づかなくてもこれアリかもと、考えてしまいます。だったら気づかずに存在する世界があってもおかしくない!ということですね。
(追記)UKIUKIのお気に入りラストは?と聞かれたら、今でもいちばんにこの作品を言うと思います。(2008年9月)