わ菜園のパン

有機栽培小麦と天然酵母

小麦

小麦

わ菜園では野菜と同じように無農薬有機栽培で小麦を育てています。

小麦の栽培には6~7か月の月日が必要で、草や天候にも左右され、とっても手間がかかります。全国的に見ても有機栽培小麦は生産がとても少なく、ほとんど流通していません。自分で食べたいと思うものを自分で作りたい。だから、パンに使う全粒粉や小麦胚芽などは、全てわ菜園の小麦を使用します。

それでもすべて、自家栽培小麦で賄えるとも限りません。その他の小麦粉は、三重県産「ニシノカオリ」、熊本県産「ミナミノカオリ」、北海道産の「春よ恋」や「ゆめちから」をパンの種類によりブレンドして使用します。

天然酵母

酵母

市販のイーストや天然酵母製品ではなく、季節の果物や野菜、麹から酵母を起こして育てています。時間をかけてゆっくり育てた酵母でパンを膨らませます。

ネラルバランスが良い非加熱の天日塩を使っています(富士見物産)。

甘味

甘味

基本的にパン生地に精製された白砂糖は使わず、甜菜糖やはちみつ、粗製糖、甘酒、メープルシロップ、黒砂糖など、ビタミンやミネラルのあるものを使います。
(チョコレートや一部のフルーツなど、白砂糖が使われた副材料を使用することもあります。気にされる方はご確認ください。)

油脂

小麦

菜種油やオリーブオイル、ココナッツオイルを中心に使用します。油を使わないパンもあります。乳製品も使うことがあると思いますので、アレルギーのある方はご確認ください。トランス脂肪酸や、発がん性が指摘されているマーガリンやショートニングは使用しません。

副材料

餡子や柑橘ピール、かの子豆などパンの副材料もできるだけ手作りしています。野菜は自家栽培のものを中心に使用します。うちで作れないものはできるだけ地元のもの、または無添加のものを使います。

製粉

製粉

自家栽培小麦を委託製粉又は自家製粉しています。スーパーなどで売られている一般的な小麦粉は、小麦の皮(フスマ)を取り除いてから粉にするので白い小麦粉ができますが、実は小麦の白い部分(胚乳)より、フスマ(表皮)や胚芽(発芽して幼根や子葉になる部分)の方がビタミン・ミネラル・食物繊維などが豊富です。わ菜園の小麦粉はそれらを含んだほんのりベージュの小麦粉です。白い小麦粉に比べて低糖質、低カロリー。無農薬なので皮ごと食べても安心。便秘気味の方や糖質、血糖値が気になる方にもおすすめです。

麦の栽培

ある年の麦の栽培・・・

堆肥まき

堆肥まき

麦の発芽

12/28
麦の発芽(ミナミノカオリ)

生育中

3/19
管理機除草後 生育中

追肥後

4/4
追肥後 生育が一気に進む

麦の開花

4/28
麦の開花

成熟期

6/4
成熟期

収穫と脱穀

6/5
収穫と脱穀

天日乾燥

6/6
天日乾燥

麦の選別

6/10
とうみでゴミと麦の選別

もみすり機

もみすり機
ごみをさらに取り除く

手ふるい

手ふるい
ごみをさらに取り除く

製粉

製粉
製粉機と電動ふるいで

小麦粉の完成

小麦粉の完成