「理念」 |
私たちは「お互いさま」の気持ちを大切にする未来を目指して、自閉症(児)者等の人権を尊重し、障害のある人たちが自らの能力を活かし、笑顔がこぼれる人生を歩むことができるように支援します。
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@ 障害のある人の生きていく困難を理解し、心豊かな生活が送れるように支援します。
A 障害を個人だけの問題でなく、社会全体の問題としてとらえ、障害のある人たちを受け入れる社会づくりに努めます。
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「お互いさま」の言葉にはいろいろな意味がありますが、私たちは、人が困っているときは人を助け、自分が困っているときには助けてもらうという意味にとらえています。 それ以上に、人や社会の課題を互いに共有した豊かな社会の創造への願いが込められています。
日本国憲法に「すべての国民は法の下に平等である。」とうたわれています。
いいかえれば、基本的な人間同士の関係は対等であり、互いの人権を尊重しなければいけないということです。
たとえ「支援をする、される」という間柄であっても同じことです。
私たちは、いろいろな人と交流してきました。そして多くのことを教えられました。
しかし今、個人の生活を大切にするあまり人間同士の関係は希薄になり、他人の痛みや悲しみ苦しみを自分の問題として考え行動しようとする人が少なくなってきています。特に障害のある人たちにとっては、生きていく中での不便さはたくさんあります。
それを周りの人たちが補い合っていくのがあたりまえの社会であるというノーマライゼーションの理念そのものが「お互いさま」という言葉に集約されています。
社会福祉法人おおすぎは、そんな社会の実現を目指し、まず親たちが先頭に立ち、道を切り開こうと設立した法人です。
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