バカゲーは「やっちゃった」の香り
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なんか面白そうなゲームボーイのソフトって無いかな?と思い中古屋を漁る。
1つのゲームを発見。
「おいらじゃじゃ丸 世界大冒険」
知らんぞ。こんなのは。
安かったので買ってみた。
家に帰ってプレイ。
マリオといえば、ピーチ姫。カラテカといえば、マリコ姫。じゃじゃ丸といえば、さくら姫。
今じゃメジャーな名前っぽいが当時はなんか斬新かつ適当な名前。
そういやじゃじゃ丸ってのは「忍者」の「じゃ」から取ったのか会社の「ジャレコ」から取ったのか、どっちなんですか?
元々忍者くんはUPLという会社のゲームだし・・・
オープニングを見た私なりのストーリーの解釈(箱も説明書もありませんでしたので)
草木も眠る丑三つ時、じゃじゃ丸とさくら姫は草むらの中を歩いていました。
すると前方から何やら翼の生えた化け物がやってきて、直立不動のポーズのままさくら姫を足で捕まえてそのまま連れ去っていきました。
さて、取り返しに行きましょう・・・。
お前ら何をしようとしてたんだ!?
捕まえたヤツも足で捕まえてそのまま飛び去るのはさすがに失礼だろ!?
気を取り直してプレイ開始。
基本は横スクロールのアクションゲーム。システムはじゃじゃ丸くんというよりむしろじゃじゃ丸の大冒険に近い作り。
敵を手裏剣で倒すと霊魂が上っていくので霊魂をキャッチすると体力が回復する仕組み。
さすが、忍者たるもの敵の体力どころか生命力を食い尽くす漢(おとこ)のゲームです。
しかし、敵がいちいち爆発するという事は手裏剣に火薬でも仕込んであるのでしょうか?
道中を行くと中ボス登場。
画面は両者のセリフが飛び交う。
牛鬼「さくら姫を助けたければ、俺と戦え!」
中ボス撃破。
じゃじゃ丸「どうだ!まいったか!さくら姫はどこにいる!」
牛鬼「仁王が知っているはずだ。しかし、倒すにはこれがいる」
アイテムを差し出す牛鬼。
ではここで問題。
ボスを倒すためのアイテムを中ボスが持っているということは、一体どういうことでしょう?
1:ボスの弱みを中ボスが握っている
2:ボスのことが大嫌いでじゃじゃ丸に退治を依頼したかった
3:いつでも下克上を起こせるよう準備
・・・全部だろうな、きっと。
さらに道中を行くとボスが待ち構えていた。
じゃじゃ丸「さくら姫はどこだ!」
仁王「教えて欲しければ、俺と戦え!」
中ボスに貰ったアイテムでボスを撃破。
仁王「すまん、さくら姫はルーマニヤに連れてかれた」
ねぇ、儀式でもあるの!?さくら姫は生贄なの!?
そしてルーマニヤへ大ガエルに乗ってGO!
道中サメに襲われて大ガエル水没。
じゃじゃ丸はモリでサメと格闘。
ボタンでモリ発射。当たるとサメに突き刺さり、突き刺さったままサメは移動。
4発当てるとサメは沈んでゆく。
・・・ヤバくないですか!?コレ。
サメを全て撃破すると舞台はルーマニヤへ。
この面から落ちたら奈落の底行きという穴も出現。
じゃじゃ丸がジャンプに失敗して奈落へ。
そのまま地獄?に落ちてゲームオーバー。
・・・あのー、これコンティニューないんですか?
まさに漢(おとこ)のゲーム。
しかし、ひとつ気になるのが1面にザコ敵は2種類しかいないのはどういうことなんでしょうか?