牛乳戦隊モーモーファイブ:第1話「立ち上がれ!酪農家戦士たち!」
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ここは某県某所の酪農が有名な所。

特に北海道の地名とか思いつかないので三重県(旧)大内山村って事で(待て

 

 

新聞を広げるのは後にレッドとして目覚める人。

 

「なになに?牛乳の摂取量が過去最低!?」

 

「オイオイそんな事が続いたらウチの牛乳売れなくなるだろ!」

 

「そんな・・・折角ニートから立ち上がったのに・・・」

 

「ここは私たちが牛乳をアピールするしかないわ!」

 

「けどどうやって?」

 

うーむ・・・・・・・・

 

 

「お前らそろってるか!」

 

 

「あ、社長おはようございます」

 

 

「面倒くさいので結論から言わせて貰う。お前たちは『牛乳戦隊モーモーファイブ』として牛乳をアピールして摂取量を増やしてもらうのだ!」

 

「牛乳・・・・・戦隊・・・・!?」

 

「あのー・・・社長」

 

「戦隊のときは私の事は『ブラウン司令(コーヒー牛乳)』と呼びたまえ!」

 

 

「えっ、と・・・司令。戦隊って事は敵とかいるんですか?」

 

 

「ちゃんと用意してある!」

 

 

 

・・・臨時ニュースです。大内山村の郊外で無理矢理甘すぎるジュースを飲ませようとしている怪人が大暴れしています

 

 

「さぁ、お前たちの出番だ!ミルキーチャージでバシッと決めて来い!」

 

 

 

 

 

 

「ナーーーーーハハハハ!!ほれほれ甘いジュースだぞーーー果汁0%だから砂糖の味しかしないオレンジ味だぞーーーさぁ虫歯になって歯医者のお世話になるがいい!」

 

 

やめろーーーー

 

 

 

「何ヤツ!?」

 

 

モーモーレッド!(激辛キムチ味)

 

モーモーブルー!(化学薬品色々)

 

モーモーイエロー!(そろそろ賞味期限が・・・)

 

モーモーピンク!(イチゴ味・・・ではなくイチゴ風味)

 

モーモーブラック!(黒毛和牛。品評会どうかなぁ)

 

 

5人揃って モーモーファイブ!!

 

 

 

「ヌヌゥ!出たなモーモーファイブ!今日こそ決着をつけてやる!!」

 

 

あれ?俺たち今日が初仕事なんだけど・・・

 

 

 

・・・

 

 

くっそぉーーーー 技があんまり効かない!

 

 

 

(ミルキーチャージでバシッと決めて来い!)

 

 

 

あ・・・司令の声が・・・・

 

 

「よしみんな!ミルキーチャージだ!!」

 

 

 

説明しよう!ミルキーチャージとは牛乳を飲むことにより、その栄養素を体中に巡らせてパワーアップするという

 

 

要は牛乳をみんなで飲む行為をそれっぽく言ってみただけだ!!

 

 

 

 

チャージ完了!どりゃああああーーーーー

 

 

 

「グァーーー!!!恐るべし・・・牛乳パワー!!」

 

 

 

ドカーーーン!!

 

 

 

こうして大内山村の平和は牛乳とモーモーファイブによって守られた!

ありがとう!モーモーファイブ!!

 

 

 

「(牛乳で)かんぱーーい!!」

 

「いやしかし一時はどうなるかと思ったよ」

 

「やっぱり牛乳はパワーの源だね」

 

「これで牛乳嫌いが治る子供が増えたらいいんだけどな」

 

 

「君たち初仕事ご苦労さん!」

 

「あ、司令。一つ質問が」

 

「あの敵、我らの事を前々から知ってたような口ぶりでしたが、何故でしょうか」

 

 

 

「ふん・・・私も昔はな・・・いや何でもない。それより私の牛乳はあるかね?」

 

 

笑い声がこだまする大内山村で あった。

 

 

続く

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