QA まず皆さんからよくある質問にお答えしたいと思います。
★「どんこ」って何?
椎茸の種類ですか?と聞かれますが違います。採れた状態、「つぼみ」で採った椎茸をいいます。ひらいていない椎茸です。
「おいしいしいたけ」の代名詞にもなっています
★1度植菌した木に毎年菌を入れますか?
いいえ、菌は1度入れるだけです。普通5年ぐらい採れて終わりです。秋、春、年2回採ります。
取り終わったホダ木はボロボロになり最後は土になります、その土から「かぶと虫」が生まれます。
我が家は夏菌も入れて1年中採ります。冬菌も1年で3回位採りますので5年もとれません。
★ホダ木がほしい。(販売してほしい)
その年によって仕込んだ本数が多ければ販売出来ます、少なかったら販売できません。
2夏経過したホダ木になりますので秋以降になります。(菌が全体に回った状態の木)必ず椎茸がとれます。
★椎茸が採れない。
2夏経過していますか?。(植菌してから)置き場所はどうですか?。
人間と同じで夏は涼しく、冬はあったかい場所。特に夏の直射日光に気をつけて下さい。
原木全体に菌が回ったら軽くなります、ズシッと重く感じたらまだ出来上がってないです。ホダ木(天と地)をひっくり返して下さい。
★どうして美味しいの?
手間暇かけて、昔ながらの栽培方法で、自然の恵みをいっぱい受けて育った(2夏経過)原木から採れた椎茸だからです。

 椎茸栽培 一年の流れ
1月 植菌開始 1年間の仕込み

大紀町内のクヌギ(秋に元切りした木を、90cmに)

生椎茸収穫、販売
2月 1月同様植菌作業です。
植菌が終わるとその木を伏せ込みします。きれいに「よろい」に組んでいきます。後芝をかけて直射日光があたらないようにします。(このままの状態で2夏経過後秋に椎茸発生準備します)
さくらの木になめこ菌を入れます。次年の秋にはたくさんとれることでしょう。原木なめこは格別おいしいです。
3月 2月同様植菌作業です。
自然発生の椎茸とり、乾燥作業
   獣害被害のない玉城町に置いてあります
4月 3月同様植菌作業です。 早ければ3月中に終了
自然発生の椎茸とり、乾燥作業。
5月 生椎茸は夏菌に切り替わります。季節の変わり目で栽培が難しい時期です。
6月 1年間の仕込みも終わり、ホット一息したい月です。

本格的に生椎茸発生
7月
暑いのでたいへんだ。御中元用にいい椎茸がとれますよ。
生しいたけは1日2回とります(朝、夕)、暑いので成長が早いです。
御中元用の発送は7月中にお願いします。
8月 8月は生椎茸栽培をお休みさせていただきます。
ホダキが痛みます。

9月 生椎茸販売。
市場へ出荷していないので、しっかり栽培します。。
10月
なめこ発生準備
平茸しめじ発生準備
11月 なめこ発生。 平茸しめじ発生。 。

良い生椎茸が採れる。 お歳暮の注文が入ってくる。
元切りをします。立ち木の元を切って水分を切ります。 来年用に植菌の準備です。
12月 生椎茸お歳暮用に注文、発送準備
 12月の注文は早めにお願いします、気候により注文お受けできない事も。
  暖冬ならいいが、椎茸発生に好条件。(暖房入れない我が家だから)
こんな感じで1年間椎茸栽培は回っています。  8月を除きほぼ1年間生椎茸は販売しています。
手間暇かかりますが「美味しい椎茸」を作り、皆様から喜んでいただけるよう頑張ります。
  今後共よろしくお願いします。
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