『おいしく食べられる』という喜び
今回のペルーの旅では前半の数日間、
高山病に苦しみました。
歩き回ることは無理矢理できたのですが、
どうにもならなかったのは食欲がなかったこと。
そして酒も飲めなかった(飲んだら高山病が悪化する)こと
これは、本当にもったいないことでした。
旅の最大の楽しみは食べものです。
その国の食べ物がおいしく食べられたら
旅はとても楽しくなります。
今回は思うように食べられなかったことで
一時期、旅が弱気になりました・・・
しかし、高山病というものは
低地に降りるとウソのように治ります。
そしてウソのように復活したのが食欲です
食欲が復活した旅の後半は、
すっかり充実した旅になったのでした。
ふり返ってみると、これは貴重な経験でした。
ちょっと大げさになりますが、
旅の前半、食べたくても食べられない辛さを経験をして
旅の後半、食べられる事への喜びを経験しました。
そして、つくづく思いました。
おいしく食べられることは基本だ・・・
非常にシンプルなことですが
これは日常生活でとても重要なことだと思います。
決して高価な食事をするということではないんです。
現在の日本、食生活でほとんど不自由のない世の中。
それゆえに、ついつい『ないがしろ』にしている
『おいしく食べられる』という喜び
この気持ちを忘れないようにしたいものです。
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写真は高山病が治った頃、市場の食堂で食べた
ジャガイモと牛スジ肉のスープ(約70円)
日本の味噌汁にあたるものです。
これが美味しくて、この後これにハマったのでした。
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