壁にするか、窓にするか
家を建てるときによく言われることです
『明るい家にしてください』
はいはーいと、一面ガラス窓の家を作ったとします
きっと使いにくくて仕方がないことでしょう
住宅には必ず入ってくるモノがあります
タンス、机、本棚、ベッド、TVボード、食器棚 etc....
イロイロなものが部屋には入ります。
そしてたいていの場合、モノを置くには『壁』が必要です
専門家同士の間で時々
「これは家具が置きにくい間取りだね」と話すことがあります。
原因はイロイロあるのですが、その多くは
部屋の窓の位置が悪くて家具が置けなくなっていること
たとえ壁があってもドアが開いた時にふさがる壁なら
やはりモノは置けません
家はよく、3DK とか 4LDKといった部屋の数で
判断されます
少し高度になるとシステムキッチンやユニットバスの仕様など
設備機器に気が向きます
さらに高度になると押入や納戸など収納も判断基準に加わります
しかし『どんなものがどう並ぶのか』ということにまでは
気は向かないものです。 同じ面積の住宅でも
『モノがおける間取りとモノが置けない間取り』はあるものです
家を建てるときには、このあたりにも気を回すといいですよ。
最後に教訓
『窓はただつけりゃいい訳じゃない』
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我が家の居間です。
ここに窓があったらきっと困りました。
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