くらしのなかで
―― 建築家の視点から ――
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住宅は商品ではアリマセン
住宅は商品ではアリマセン
よく住宅を、クルマと同じような『高額商品』として
とらえがちですが、やはり根本的に違います
一般的な商品は買った時が一番キレイで価値が高く、
時が経つにつれ、だんだん価値が下がっていきます。
住宅は違います、買ったときから
時を経てだんだんとよくなる べき
ものです
ここが住宅と商品との大きな違いだと思っています。
そもそも住宅は簡単に買い換えたりするものではないのです。
家は昔、普請(ふしん)するという言い方をしました。
そもそも住宅に 買う という概念がなかったのです。
『家づくり』はいつから
『家購入』にかわってしまったのでしょう・・・
こんなことを今さら言うなと思われる方も多いでしょう。
しかし、あえてここを確認しながら
『住む』ということを考えていくことが重要に思えるのです。
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