くらしのなかで
―― 建築家の視点から ――
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低い視点の世界
横浜に住む私の姪っ子が先日、実家に帰省してきました。
姪っ子とは半年ぶりの対面です。
歳は一歳半、ちょうど歩き始めたところです。
姪っ子をあやしていると、どうしても視点が低くなります。
そして発見がありました。
視点を姪っ子の目の高さまで下げてみると
今まで見えていた世界が全く別のものに見えてきます。
例えば、おなじみのダイニングテーブルを見ても、
テーブルの裏側から見上げる世界が出現します。
ちょっと新しい世界の発見です。
ここで、この『 子供の世界
』に少し感動・・・
又、子供の視点に立って接することの重要性を再確認
このような『 子供の世界
』を理解していくことは
私の設計活動の上で、とても重要な要素になるのです
日常、アタリマエとしている世界ですら
視点を変えるだけで見える世界が変わってくる
ということでしょうか。これは結構深いようです。
子供に限らず、障害を持つ人や御老人に対しても、
『
同じ世界のなかでの違う視点の世界
』がありそうです
そのあたりにも気をつけていこうと改めて思いました。
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テーブルの下からの世界
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